コミケ顛末記

感想と反省

 まずは、買ってくださった方々、手に取って見てくださった方々、そして協力してくださった方々に感謝申し上げます。

 初の個人参加だった前回とは違って、今回は2回目。しかも自サークルでも参加しているどろっぷ氏がいることに加えて、今回はもいらさんがお手伝いして下さると言うことで非常に心強かった。

 昨年もそうだったが、意外に早い時間に1枚が売れたのでうれしい限り。しかも風月さんも含めて少なくとも2人が前回同様チェックして購入しに来てくれるといううれしい事態。本当にありがたい限りである。
 ただ、そう多数売れる訳でもないので、 もいらさんにはつまらない思いをさせてしまったのではないかと申し訳なさでいっぱいである。

 前回同様終わってみて思うのは、これに満足してはいけないな、ということ。
 1人でも多くの人に自分の作品を知って欲しい。それはきっと、どれだけ売れたとしても思い続けることに違いない。

良かったこと
 とにもかくにも前回同様売れたこと。もちろんそんなに多くはないが、引き続き買いに来てくる人がいるということは励みになる。

 見本誌を作ったこと。前回はクリアファイルに入れてみたのだが、今回は冊子風にしてみたところ前回とは格段に見てくれる人数が違った。やはり創作系の場所ならそれらしいものにした方が良いということか。次回は紙版の作成も検討したい。

 そして今回は何と言ってもスイッチさんの朗読。
 自分が朗読した「水底の天使」を売るのが恥ずかしくなるようなすばらしい出来で、編集作業中は自分が書いたお話なはずなのについつい聞き入ってしまった。
 スイッチさんを紹介してくれたもいらさんに最大級の賛辞を。

 そのもいらさんも、前回同様素敵なイラストを描いてくださって感謝することしきり。
 6月中にはと言いながら、結局原作の完成が7月下旬というひどい有様だったにもかかわらず、ジャケットをはじめイラストを描いてくださって本当にありがたいことである。

 今回はそれに加えて、音楽を担当してくれたまきろんさんにも感謝を。
 前回は実は半分無断借用という形で音楽を使わせてもらったのだが、今回はきちんと申し入れて快諾してもらい、しかも無理を言って新曲を作って頂いた。かなり忙しかったようなので、そんな中で作曲してくれたことに感謝したい。

 最後に、恒例にしたくはないが妻へ感謝を。
 結局昨年同様前日がばたばたしてしまい、家事育児を任せてしまって申し訳ない限り。「まだやるの?」と言われつつ、次回申込を済ませた私を許して欲しい……。

失敗したこと
 昨年同様、作業がぎりぎりになってしまった。
 もう少し早くから出来ることがあったはず。特にポップやジャケット、レーベルは前日までに完成させられたはずである。

 録音レベルについてスイッチさんに言い忘れたので、雑音が入ってしまった。
 正直、これは売り物にならないレベルではとも思ったが、「カタログでチェックしてくれた人に「落ちました」と告げる事だけは出来ない」という思い。多少のノイズが入る方がまし、と思って完成させた。次回にノイズのない完成版を作成して、買ってくれた人には交換を呼びかけたい。

「コミケ顛末記 〜 2005夏 〜 写真」 を見る


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