これから知床横断道路を通ってウトロ方面へと抜けて行く。途中、知床峠の険しい山道を走破することとなる。しかし、その前に早々と休憩。羅臼川沿いにある立ち寄り温泉「熊の湯」で入浴していくのである。


地元から観光客まで幅広く人気のある温泉だけに、かなりの混雑を予想していたのだが、思ったほどではなく男性風呂の相客は3人程度であった。7〜8人程度はゆったり浸かれる石組みの露天風呂は、緑の森林に囲まれており野趣あふれる雰囲気が魅力だ。
しかし施設はしっかりしており、脱衣所完備の男女別で24時間入浴可能である。北海道に多い水着着用混浴を興醒めに感じてしまう私としては、しっかりとした男女別全裸入浴である点を高く評価したい。
湯質は硫黄分を含む塩化物泉で、透明度の高い温泉である。肌当たりとしてはやや重めのヌルミがあるが、なによりも湯が熱いのがポイント。源泉温はもっと高いので加水しているものと思われるが、それでもしばらく浸かっていると足指の先がピリピリするほど熱い。それがスッキリとした湯切れ・湯上がりにつながっている。
湯が熱すぎて入浴断念する客もいる中、しばし熱泉に身体を浸しては、森を吹き抜けてくる涼風に熱を冷ます。実に気持ちの良い温泉であった。
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