『山本屋本店』


 東京駅を9時頃の新幹線で出発。グースカ居眠りをしているうちに、もう名古屋へ到着した。前回名古屋に下車した時は、ちょうど痛風の発作中で、ほとんど食べたいものも食べられなかった。あれから2年半、今回リベンジとばかりに、張り切って昼食へ向かった。
 目指したのは、鰻ひつまぶしの老舗「以ば昇」である。…が、念願の店に着いてみると、すでに行列が出来ていた。まだ11時半であったが、ゴールデンウィークゆえの混雑であろうか。見れば、席に着いた人にもほとんど品が出ていない。回転が見込めるラーメンか何かならともかく、これはとても並んで待つような状況ではない。残念ながら即断で撤退することとした。口惜しい!
 失意を胸に暫し歩くと、味噌煮込うどんの「山本屋本店」を発見した。以前エスカ店には入ったことがあるのだが、この錦店は高級感があるというかチャラいというか、随分と趣が異なっており、これまで入ったことがなかった。エイヤッと飛び込む。

○ 山本屋本店 錦店
 <所在地>愛知県名古屋市中区錦3ー12ー18
 <電話番号>052ー954ー0253
 <営業時間>11:00ー25:30、日祝11:00ー22:00

山本屋本店錦店  味噌煮込うどん

 2階のゆったりとした座席を占めると、まずは生ビールをグイッ。そして、名古屋コーチン入り味噌煮込うどん2500円(昼コース)を注文した。煮込うどんに、先付・漬物・御飯が付く。それにしても、やや値段が高めである。
 待つこと暫し。グツグツと出てきた煮込うどんは、見るからにコクのある出来栄え。赤味噌をブレンドに加えており、旨みが鮮やかに効いてダシも引き立っている。よく並べ称せられる「山本屋総本家」と比較してみると、味の立ち方から個人的には「本店」の方が好みであることを確認した。
 うどんは非常に口当たりが強く、くっきりとしたコシがある。ヘタッたうどんの大嫌いな私には最高だ。そこに旨み十分のスープと濃厚な卵が絡んで、たまらない美味に仕上がっている。最近食べた味噌煮込うどんではダントツであった。


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