見てのとおりの蹄鉄ですが、これはゴーカイが中山グランドジャンプで、外国馬を破って優勝したときに使用していたものです。馬の爪というのは人間と同じで、すこしずつ(1月に8ミリ程度)伸びるようなのですが、競走馬や乗馬のようにひんぱんに運動していると、伸びる以上にすり減ってしまうので、蹄鉄をつけることで減りすぎるのを防いでいるのです。
これが蹄鉄です。隣にCDを置いてみましたが、直径はほぼ同じくらいですね。
拡大するとこんな感じ。左にあるのが釘です。でもこれってどの脚なんでしょう?調べによると前脚の方が丸く作られることが多いので、これは後脚、だと思うんですが。
これが裏返しにした状態です。穴が左右6カ所ずつあいてます。
部分を拡大してみました。溝には芝や土が詰まっていて、使ったままの状態なのがわかります。ちなみにこれって持ってみると案外軽いです。「蹄鉄」なので鉄できてるのかな?と思いましたが、競走馬の場合はアルミを使う場合も多いようです(乗馬用は鉄製)。
蹄鉄・装蹄については、下のページを参考にしてみてください。
http://member.nifty.ne.jp/MARU/farrier/farrier.html