今週は戸隠スキー場で行われている埼玉県の準指導員の実技試験を見に行きます。いつもお世話になっている先輩が受けているので、がんばって応援するのだ。

2月19日(土)

どうせなら早めに行こうということで、前日の夜8時30分に出ました。川越から関越に乗って行きましたが、結構クルマが多かったです。連休明けの最初の土日なので、すいていると思いましたが、そうでもないみたい。まあ大学生が冬休みに入ってますからね。

 長野ICで降りて、バードラインに向かいました。七曲の坂はかなりきつかったですね。2速で登らなかったりしますから。

 ちょっと道に迷ったりしたので、戸隠に着いたのは1時過ぎ。仮眠室があるというので行きました。仮眠室は使ったことがほとんどないので、どんなものかなと思いましたが、戸隠の場合シャルマン戸隠2階の、食堂の前のスペースでした。暖房が入っていましたが、布団がないんで、ウェアを着て寝ました。ソファーのほかに、プールとかでよく使う寝転がるイス(何て言ったっけ?)がいくつかおいてあって、それを使って寝ましたが、私のは壊れていた(壊した?)ので、ちょっと大変でした。

 朝起きてみると、天気は快晴。雪も昨日降ったので、雪質はパウダー。これ以上ない状態でしたね。

いい天気  試験の開始は9時30分からです。今日は3種目あって、急斜面大回り、急斜面小回り、最後に制限滑降(ポール)です。最初の2種目の場所はシルバーコースの下の方です。  ます最初の急斜面大回りを見に行きました。シルバーコースは途中少し斜度が緩くなりますが、そのあたりからスタート。ゴール付近は徐々に急になっています。去年見た技術戦のイメージで、カービングでかなりかっとんでくるのを想像していましたが、どちらかというとコンフォート系の滑りでした。ターン数も全くのフリーでした。

小回り  2種目目は急斜面小回り。1種目目はシルバーの下から見て右側で行いましたが、この種目は左側で行いました。スタートは1種目目よりも少し高め。これは暴走気味の人とそうでない人が結構はっきり出ていましたね。なかには「??」な人もいたし。結構得点差はあるんじゃないでしょうか。

制限滑降  昼食(戸隠だから、とーぜんそば)のあとはいよいよ最後の種目、制限滑降です。始まる前に脇を滑ってみましたが、出だしが急で、7,8旗門目から左にうねりはじめ、sのあとは緩斜面。旗門数は25くらいでした。これはタイムがそのまま点数に反映されるらしいです。「ここまできて失敗するのも」というのもあるのか、抑えめに滑っている人が多かったですね。それでも後半何十人も滑るとかなり荒れてきて、転倒する人も何人かいましたが・・・・

 さて私はどうかというと、終わってから何本かフリーで滑りましたが、なんかブーツがかなり緩くなっていて、足下がいうことを聞かない状態。大丈夫かなあ・・・・

2月20日(日)

 今日は菅平で検定を受けることにしました。ゲレンデ周辺で宿が取れなかったので、上田市内のビジネスホテルにしました。そこからゲレンデは思ったよりも近くて、30分あればつくくらい。8時30分に検定の申し込みをしましたが、昨日からブーツが言うことを聞いてくれない。先週まではこんなことなかったのに。どーして?今週はまだ1本も満足行く滑りがないのに、大丈夫でしょうか??

と思っているうちに、講習が始まりました。

講習検定種目

パラレルターン大回り(カービング)
これは検定斜面の下部で1本、上部で1本行いました。ターン前半のとらえがなかなかうまくできず、後半の切れはある程度出せたもののとても満足する出来ではなかったです。
点数−69点

中回り(カービング)

当初これはどちらかというと小回りに近いイメージがありましたが、むしろ大回りに近いターン弧でいいようです。イメージとしては、裏太郎の検定バーンなら全体の4分の1位を使ってもいいくらい。説明では前半はスキッディングで、後半はカービングであれば(スキッディング&カービング)よいとのことでしたが、結局スキッディング&スキッディングになってしまいました。「これは笑っちゃう点が出るぞ」と思ったら、案の定でました。
点数−68点

総合滑降(カービング)

上の2種目の手応えがかなり悪かったので、この種目で挽回しようという作戦に出ました。2本滑ったのですが、1本目はある程度ターン弧を意識しながら、動きを出して・・・・とか考えて丁寧滑ったのですが、「スピードが足りない」とのことだったので、2本目は弧を縦長にとって、転ばない程度にとばしました。まあまあの内容だったので、(午前中の種目では)これが一番いいかなと思ったら、そのとおりでした。もしかして合格点も・・・・という気もしたけどね。
点数−69点

大回り(コンフォート)

最初に申し上げておきますと、この種目は、大失敗でした。だって、スピード全然出ないんだもん。講師の方によると、この種目については「スキッディングでもカービングでも評価に違いはない(レベル的にどちらが上ということはない)ので、どちらでも可」ということで、自分としてはスキッディングで、ストレッチの動きを強調してするつもりでしたが、ずれが多すぎて、セーフティーになってしまいました。滑っている途中で、「ダメだ、こりゃ」と思いましたね。これもなかなかな点数が出てしまった。
点数−68点

リズム変化(中回りから小回り)

実は検定を受ける前は、これが一番難しいと思ったんです。結果を先に言いますと、この種目が一番点がよかった。どーして?おそらくこの種目の最大のポイントは中回りから小回りへの「つなぎ目」の部分ですね。つぎに「小回りで暴走しないか」といったところでしょうか。中回りはカービングではないわけですから、ゆっくりでも大丈夫だと思います。事前に中回りを何ターンにするか決めておいて(5,6ターンがいいかな?)、そこで減速しないように小回りにかえれば、いいらしい。「自分では中回りは5ターン」と決めておいて、そこまでは抑えめに行って、小回りの時に急に減速しないように気をつけました。小回りはうまく弧がかけなくて、しかも1,2回後傾になったけど、立て直して、ゴールできちんと止まったから、あまり暴走したという印象がなかったか、許容範囲内だったんでしょうね。
点数−70点

 というわけで6点足りずに落ちてしまいました。まあはっきり言って受かる自信は全くなかったし、あれだけ失敗したわりには最低が68点ですんだし(個人的には66点くらいを覚悟した)、最後まであきらめずにやって、一番最後の種目で一応合格点を出したし、結果には納得はしないけど満足はしています。問題はこれから。どういうものかわかってきたので、次が勝負ですね。ただ今シーズン中に合格するのは難しそうです。というのも中回り(カービング)は想像以上に難しいです。他の種目は何とかなりそうですが・・・・。

 今日の天気は、午前中は曇っていて、時々ガスが出ていましたが、午後は快晴。どーしてこんなに好天に恵まれるのでしょうか、私は。やっぱり行いがいいから??(違うって)

 4時30分頃に帰りましたが、せっかく佐久の渋滞を避けて軽井沢に行ったら松井田妙義で事故渋滞。最初4キロと書いてありましたが渋滞の中でまた事故があったらしく、渋滞は倍近くありました。おまけに花園でも混んでいて、大変。でも関越はもっと大変だったらしいけど。

前のページ次のページ  skipage.htmlへ 一番最初のページへ