SSAWS探訪記’98

最初はSSAWSの情報などを書いて、行ったことない人に役立つページにしようと思ったのですが、最近は私のレッスンのメモと化してしまいました。したがって、私以外は読んでも役に立たないことがほとんどです。もし「SSAWSに行きたいけど、○○が知りたい」という方がおりましたら、メールください。知っている範囲でお答えします。



11月12日(木)
10月22日(木)
10月16日(金)
9月24日(木)
9月18日(金)
9月10日(木)
9月2日(水)
8月14日(金)


98年11月12日(木)

 今日も早朝ポールレッスンである。早朝なので朝4時45分に出発。けっこう首都高は混んでいる。小菅も結構クルマ(大型トラック)が走っている。お仕事ご苦労様なのである。
 今日はダイナスターのポールレッスンの最終回。全部参加すると何かくれるらしい。「Tシャツだろう」とたかをくくっていたが、なんとキャップをくれた。キャップは結構好きなので、うれしかった(ただし夏用だった。どうして?)
 今日はGSの日だったが、SLも1コースだけあった。最初の方で荒れていなかったので少し滑ったが、前回よりはうまく滑れた。ただし少しでも降ってあるととたんにスピードが落ちてしまった。
 さてGSを滑ろうと思ったが、どういう訳か非常に荒れていて、正直怖かった。1つアドバイスされて参考になったのは、このようにバーンが荒れている場合は、少し上体をかぶせることで対応しやすくなるとのこと。実際やってみるとそのとおりだった。
 きょうはダイナスターのニューモデル(SPEED SX)を試乗してみた。SL用らしく、小回りがしやすい。最近は小回り用でもよいカービングモデルが出ているので、探してみるといいかも。
 ポールレッスンが終わると、チロリアのビンディング・プレートの試乗会をやっていた。これは普通の試乗会とひと味違って、結構おもしろかった。
 会場には4種類のビンディング(板は4本ともHEAD CYBER26の’98モデル)が用意してある。Aビンディングだけ(高さは稼いでいる)もの、Bそれにプレートをつけたもの、Cプレートが同じでビンディングが違うもの、Dプレートなし(一体型プレート?)だが特殊な機構がついているもの、である。これをAから履いていって違いを確かめるのだが、同じ板だけに劇的に違う。AとBの乗りやすさの違いは天と地ほどの差がある。(当然Bの方が乗りやすい)。Cのビンディングはチロリア独自の、板全体をたわませるものらしいが、個人的には堅く感じて乗りづらかった。Dの特殊な機構とは、ビンディングの先端につまみがついていて、「TURN」にすると板のトップとテールが上を向いて回転し安くなり、おもしろいほど小回りできる。反対側には「GRIP」とあって、そちらにすると逆にトップとテールが下がって、アイスバーン向けになる。これは買ったらおもしろいかも。
 今日は前回ほど疲れなかったけど、やはりバーンが悪いので3時まで滑って帰りました。

 このページのTOPへ


98年10月22日(木)

 今日は早朝ポールレッスンである。早朝なので朝4時30分に出発。さすがに首都高はすいていて、当然小菅はノーブレーキ。
さて今回はSLの練習だったが、膝パットは持っていないし、板はGS用だし、完全GS仕様である。仕方がないのでショートポールを滑ったが、板のせいか、それとも腕のせいか、曲がりきれない。曲がれないので旗門不通過の応酬である。これでは練習にならないのでフリーコースで小回りの練習をした。ただやってもつまらないのでダブルストックでやってみた。
 終わってからはビデオ撮りをしてみた。やってみるとわかるが、SSAWSでのビデオ撮りは非常に難しい。原因は照明にある。SSAWSは屋内なのでいつもナイターのような状態であるが、暗いのでウェアの色が見にくい。しかも青と緑の照明なので、赤いウェアは黒くなるし、青いウェアはますます青くなるので、見分けがつかない。「SSAWSでビデオを撮ってみよう」という方は、注意して、最初は緩斜面で練習した方がいいです。  今日もポールレッスンのあと圧雪車が入らなかったので、1時過ぎにはバーンが悪くなった。しかも小回りばかりやっていたら疲れたので、2時にあがって帰りました。

 このページのTOPへ


98年10月16日(金)

 今日は伊藤秀人デモによるレッスンである。雨が降っていたので、予定していた6時30分よりも早めに出たところ、道路は予想以上に大渋滞であった。川口線は足立入谷から渋滞で、葛西までずっと混んでいた。しかも葛西JCで事故渋滞があった。(しかしこの渋滞は私が通ったときには大したことがなかったが、あとから来た人は渋滞が10キロ近くにのびて大変だったらしい。
みなさん、交通事故には気をつけましょう
さて、今回は「1級チャレンジ」ということで、1級の受験種目を中心に基礎的なことを行った。
 ちなみに1級の種目は、

  1. パラレルターン大回り
  2. パラレルターン小回り
  3. パラレルターン規制
  4. ステッピングターン踏み蹴り
  5. 総合滑降
の5つである(当たり前)。このうち総合滑降を除く4種目について練習した。
今回のチェックポイントを各種目ごとにまとめると、
  1. パラレルターン大回り
    加重したときに動きが止まることなく、一連の流れのある動きとして意識して行うこと。
  2. パラレルターン小回り
    ターンの後半に重心がやや後ろになるので、足首を積極的に使って、切り替えで体重を前(斜面の下、フォールライン)に持っていくこと。意識としては、テールがあがるくらいジャンプするような感じ。
  3. パラレルターン規制
    あまりやらなかったし、やったこともないので難しかったが、大回りから小回りに急に切り替えないようにすること。個人的な感想としては、斜面の長さにもよるが、大回り、中回り、小回りを各2ターンずつにして、つなぎ目を工夫すればよいような気がした。
  4. ステッピングターン踏み蹴り
    1つには、「踏み蹴ることのできるポジション」をとるということ。「踏み蹴ることのできるポジション」とは、簡単に言うと「片足をあげて立っていられるポジション」である。ターン中だと、蹴ることを気にしすぎて内倒したり、ローテーションしたりするので、気をつける。個人的なくせとしては、右ターンが外傾が強すぎてうまくいかないようだ。
 全体的に小回りがうまくいっていないようなので、練習は小回りが中心だったが、小回りの時の注意点としては、先述した切り替えの時の重心移動の他に、左手が内側に入るというのを指摘されたので、それも注意する。小回りの時はストックワークはなるべく手首だけで行い、上半身の形が崩れないようにしよう。
 自分のレベルでは1級はまだまだだが、どのような練習をすれば良いかもわかった。1級は不整地も含まれるので、これからはコブもなるべく滑るようにしよう。
 さて、レッスンも終わりました。今度こそ写真を撮ってもらおう。あ!デジカメを家に置いてきた!!トホホ...

 このページのTOPへ


98年9月24日(木)

 今日は早朝ポールキャンプである。早朝なので、朝4時に起きて、5時に出発。この時間だったら首都高はガラガラかと思いきや、結構クルマがいたので、小菅はノーブレーキというわけにはいかなかった。
しかも船堀橋でクルマの流れが悪くなった。「こんな朝早くから渋滞か?」と思ったら、目の前に時速40キロで走るクレーン車が。私は思った。

「もしかして、原因はおまえか?」
今日は7時50分から9時40分までは200人限定なので、ポール練習ができた。
今日教わったポイントは、大きく分けて3つ。
  1. 切り替えについて。切り替えは遠心力を利用して一気に行うが、この際に体重を真横ではなく斜め前方に持っていく意識を持つようにする。理由は真横にしてしまうと、下に落ちている分だけ体重が後ろになり、ターン中に置いて正しい加重ができなるなるからだ。
  2. 加重の開始について。次の過程で膝を倒し込むが、その前に拇指球で加重できるようにする。(軽く加重しておく)
  3. ターン前半について。競技(カービング)の場合、「のばし」の加重である。さらにスピードが高まると「加重する」というよりは「バランスをとる」という意識の方がよい場合がある。この場合もそうで、体を倒し込んでいくわけだが、気をつけるのは2つ。1つは肩や腰だけでなく、膝を倒し込むこと。そうしないと内倒してしまう。もう1つは膝を倒し込むときに、膝を前に曲げること。そうしないとターンの前半から中盤にかけて後傾になってしまい、ターン後半にスキーが抜けなくなる。
  4. ここまでできれば、ターン後半にスキーが抜けるので、あとはスキーが体の真下に戻ってくるのを待って切り替えればよい。

イメージ的にはこんな感じ(ヘルマン・マイヤーのような)。

9時40分から全員でコース整備をして終了したが、何で圧雪車を入れないのかねえ。(以下略)
10時からは通常営業で、とりあえず11時前まで滑ったら疲れたし、込んできたので休憩することにした。食事して1時間休憩したら、リフトが空いてきたので、また滑ったが、バーンの状態がひどいので、1時間滑って、最後にポールを2回入ってあがった。
今日は今までにポール練習の中で、もっとも収穫のあった1日であった。満足、満足。(^。^)


 このページのTOPへ


98年9月18日(金)

 今日は11時から2時間のデモレッスンです。結局先週痛めた膝は治らなかったが、スキーをするにはあまり支障がなかったのでサポーターだけして滑りました。
今日は雨が降っていることもあり、首都高は川口から断続的ではあるが渋滞していました。おかげで予定より20分も遅れてしまったが、SSAWSの中がすいていたので助かった。
さて肝心のデモレッスンだが、どのデモに当たるかは当日にならないとわからないので、これが心配でもあり、楽しみでもある。受付に行くと、「今日は石黒孝明デモです。」とのこと。良かった。初めて会うけど名前は知っている人だ。
レッスンの内容ですが、特に「カービング」という訳ではなく主に次のようなことについて教えてもらった。

  1. 足下から運動をすること。

  2. そのためには滑走中のバランスをしっかりとれるようにすること。

  3. 低速の場合と高速の場合の加重方法を使い分けること

 滑走中のバランスとしては、
ではなく、

 それと滑っているときは「肩の位置が常に腰(骨盤)より前にあること」が重要だそうです。
 理由は、左のような場合下からの急激な力(コブなど)に耐えられず、つぶれたりしててしまうからだそうです。
 加重方法については、

     

(この図はとても下手ですが画面向かって左の足で加重した場合です。)
低速の場合は上の図のように体重を下に落としていくをいわゆる「曲げ」の運動になる。従ってスキーと体の距離は近くなる。
高速の場合、特にカービングの場合は横Gというか遠心力が働くので、先ほどの「曲げ」の運動では耐えられないので、図のような「のばし」の運動が行われる。
 レッスンでは低速の場合を行いましたがポイントは「斜面に向かって落ちていこうとすること」つまり外傾ですかね。
 レッスンは親切で非常にわかりやすくて、「なぜそうなるか」ということを実際やってみた上で説明してくれました。たとえば「どうしてスタンスを開いた方がバランスが取りやすいか」ということについて、説明する前に、実際に「足を閉じて、いっさい開かないで曲がってください。」と言われてやってみて、だーれもできない(もちろん石黒でも本人はできる)のを確認した上で、「今わかったように、足を閉じてしまうとバランスがとれないし運動がおこせない。だから腰幅程度に開くべきなんです。」といってくれるので、とても体で覚えやすい。
 そんなわけでっても参考になって良かった。ん?そういえば写真を撮ってもらうのを忘れた!!せっかっくデジカメ持っていったのに...
 その後は3時30分までフリーで滑りましたが、すいていた割には3時すぎるとコブがものすごくかった。
 それとデモレッスンについてですがカービングの講習を受け得たい人はクラスが決まる前にその旨を伝えないとだめみたいです(石黒デモはスタッフから特に聞いていなかったらしく、カービングのクラスは別にあったらしい)。

 このページのTOPへ


98年9月10日(水)

 今日は会社をさぼって朝から行きました。10日だから案の定道は混んでいました。首都高は千住新橋から渋滞で、おっと、これ以上書いているとSKIのページではなく「首都高のページ」になってしまう。危ない危ない。
 さて9時頃駐車場に着いて準備をしていくとすでにこの間のお盆並の人だかり。やはり木曜日はポールが立つのでレーサーの人たちが多い。それは良いとして、ふとモニターを見ると、誰もいないはずなのに(営業時間外だから)たくさんの人が滑っている!!
 そうです。今日は早朝ポール貸し切りの日だったのです。
 ちなみに、今日は5本しか滑りませんでした。なぜかというと、転倒したからです。
 今日は最初のポール練習をしていたため、ゲレンデがかなり掘れていました。そして場所によってはかなり深くなっていたり、ウェーブのようになっていて、「危ない」と思ったときには手遅れでした。
 あまりにも突然だったため、「スキー下手の転倒上手」の私だが、対応しきれずに右足の膝をひねってしまった。
 そのときは別に痛くないし、滑ろうと思えば滑れたのだが、来週はデモレッスンなので、大事をとって帰ることにした。
 でも家に帰ると痛い。特にひねると痛い。これは捻挫かな。1週間で直るか?どうするhide!!ということでこのページは湿布を貼りながら書いています。(つづく)

 しかしこけたのは私の腕のせいだが、SSAWSのゲレンデ管理の責任者に言いたい(だから他の人は読まなくて結構です)。あの状況で営業が可能だと思ったのだろうか。私があるメーカーの早朝ポール貸し切りに行ったときには、トレーニングを早めに切り上げて圧雪車を入れていた。このときは結果的に30分オープンがずれたが、それでも良いコンディションで営業するべきだ。なぜならさっきも行ったように木曜日は明らかにレーサーの人が多い。レーサーの人はどちらかというとフラットなバーンで滑りたいものだ。だから少しでもいいゲレンデで滑ろうと朝早くから来て並んでいるのだから。少なくても「フラットなバーンで滑りたいから」という理由でわざわざ木曜か金曜に有休を取って来ている人は私の知っている人でもたくさんいる。
  私のように関東近県から来ているものはまだ良い。今日も長野、大阪といった遠くから来て、あの状態だったら相当がっかりしただろう。
 責任者の人がスキーをやったことがないなら話は別(話にならない)が、そうでなければポールをやったらゲレンデが掘れる、そこの大量の人を入れればますます掘れるということぐらいはわかるだろう。パトロールの人が一所懸命端の方をならしていたが、あれで解決できると思ったのだろうか。
 スキー人口は減ったとはいえ多くの人に愛されているスキー場なのだから、真剣に考えて欲しいです。
 要するにポールをやったら圧雪車を入れてほしい以上今日の私の主張でした。

 このページのTOPへ


98年9月2日(水)

 今日は仕事が終わってナイターです。9月になって道路はいつも通りの混み具合にも関わらず、なぜか首都高だけすいていた。(またしても小菅はノーブレーキでした。)
 実は今日ははじめ定休日だったのが変更になったので、すいているかなと思ったが、そうでもなかった。ゲレンデの中はすいていたけど、それまでに相当の人が滑ったらしくコブが少しでていた。水曜日なのでポールコースもあったが溝がものすごいので、コブのあまり大きくないところを2時間ぶっとおしで滑った。
 この時期くる度に不思議なのだが、レッドコース(行ったことない人はわからないだろうけど、SSAWSには斜面が2つあってそのうち急なほう)にはどんなにコブがでても、上から見て真ん中より少し左のところに必ず平らなところがあって、そこで小回りをやっている。その左側はモーグルコースになっていて、コブがとても深い。 誰が決めているのだろう?


 このページのTOPへ


98年8月14日(金)

「お盆は、混んでるからいいや」と考えていた私に、ある知らせが飛び込んできた。
 SSAWS営業時間変更のお知らせ」によると、8月13日・14日のスキータイムは、通常よりも90分早い8時30分から営業しているらしい。

「朝の2時間なら空いているに違いない」と考えた私は、当日朝5時に家を出て、首都高速を南へ向かった。
 それにしてもお盆というのはすごい。帰省ラッシュとやらで10万台はクルマの数が減っているのではないかというくらい、首都高がガラガラである。もちろんクルマは結構走ってはいるのだが、渋滞は皆無である。だいたい小菅のJCをブレーキを踏まずに通過できるなんて、太陽の出ているうちは考えられない。おかげで6時ごろには船橋についてしまった。当然駐車場は開門していないだろうから、海辺に車を止めて寝よう。
「これはもしかするとスキー場も...」

 しかーし、そんなに世の中は甘くなかった。7時ごろおきて駐車場に行くと、すでに50台以上のクルマがとまっている。1台平均2人としてもすでに100人...おまえらお盆なんだからこんなことしてる場合じゃないだろう(あんたに言われたくないよ!)
 準備をして外に出ると、案の定チケットを買う行列ができている。そこに並んで待つこと50分。ようやくチケットを買って入場。

 SSAWSに行くまでの話が長くなってしまったが、中の様子はというと、空いていたのは最初の30分だけでした。でも9時30分頃まではガンガン滑れたし、10時30分を過ぎると混雑がひどくなってきたので、予定どおり2時間でひきあげました。
 それにしても、駐車場で思ったのですが、他県ナンバーのクルマがぎっしり。福島、京都、尾張小牧...ご苦労なことです。

 このページのTOPへ

skipage.htmlへ 一番最初のページへ