志賀高原旅行記
志賀高原はよく行きますが、とても広いのでまだ行ったことがないところもあります。今回いった横手山もその1つ。志賀草津道路が開通したから、日帰りでもいけるかな?とりあえずいってみよう。
たぶんコースマップがないと何言ってるかわからないと思うので、ここを見ながら読んでね
4月22日(木)
平日に休みが取れたので、スキーでも行こう。SSAWSでも行ってやるか。と思ったらなんと23日まで休みとのこと。ならばどこの山に行こうかなと思いましたが、玉原旅行記にも書きましたがさすがにこの時期はほとんどクローズしているので探すのが難しい。とりあえず天神平でも行こうかと思って前の日は寝ましたが、朝起きて突然気が変わりました。「そういえば志賀草津道路が昨日開通したらしい」というニュースを見たことを思い出したから。「なら万座のチョイ先じゃん」ということで予定変更。横手山に行くことになりました。何といっても標高2,300m。積雪は120cmということです。やっぱスキー場は標高が高いに限りますね。しかも今日の天気は(予報によると)晴れだし。5時15分くらいに家を出て、6時ごろ東松山から関越にのりました。さすがに平日ということも合ってスキー客は皆無でした。
今にして思えば、渋川伊香保ICでおりるのが賢いやり方(志賀草津道路が開通したんだから)だったのですが、なぜか私は碓氷軽井沢ICに行ってしまいました。そこから有料道路3つを使って行きました。
途中鬼押し出し園を少し過ぎたあたりに駐車場があって、そこから見える浅間山がとてもきれいでした。せっかくだから写真をお見せしましょう。
そうこうして有料道路に片道1,640円も使って、横手山についたのは9時20分くらい。はっきり言って遠かったです。途中万座スキー場を通りました。営業していたのはプリンスゲレンデだけでした。ほかにも滑れたら挫折して万座に行ったかも・・・・
横手山の第2スカイリフト脇に車を停め、ついたら早速滑りました。ゲレンデには数人しかいないな。と思ったら修学旅行生が20人ほど時々いました。朝イチということもあってゲレンデは圧雪されていましたが、さすがにこの時期なので標高2000Mを超える横手山でも雪質は重いです。
しばらく横手山を滑っていましたが、ここで反対側の渋峠に降りてみることにしました。そうしたら結構滑りやすい中緩斜面で、しかも幅が広かった(横手山は上のほうは幅が狭かった)ので、ここでショートスキーで遊ぼうと思い、移動することにしました。
渋峠のほうが帰りが楽なのでどうせならクルマに乗っていこうと思い、駐車場に戻ってクルマで移動。渋峠につくと早速ショートスキーにかえて滑りました。この時点ですでに11時30分くらいです。ザラメ雪で崩れやすいので、すでにゲレンデも結構荒れていて滑りづらかったですが、それはそれで結構面白かったです。
お昼になったので昼食を取りに横手山の山頂へ向かいました。横手に行ったことのある方ならもうおわかりかとは思いますが横手山といえば山頂ヒュッテのパンでしょう。うわさには聞いていて、一度食べたいなと思っていましたが、毎年私が志賀高原に行くとき(1月、2月くらい)はなかなか天気に恵まれず、仮に恵まれてもいつも一之瀬にとまっているのでなかなか行けません。このために無理してここまできた
といっても過言ではありません。ところで実際の味はと言いますと、やはりおいしい。はっきり言って普段身のまわりでもこれだけのパンに出会えることはまれですね。食パンもくるみパンも外はカリッとしていていて、中はふわふわ。標高の高いところで作っている(ちなみにここは日本で最も高いところにあるパン屋さんだそうです。)というのもあるのでしょうが、それだけかな?唯一の欠点といえば値段が高い(1個250円くらいする)ことですが、5個も食べればおなか一杯になるし、それだけの価値は十分にあります。
さて食事の後はまた渋峠に戻って滑りました。渋峠は志賀高原では数少ない、古くからスノーボードを解禁にしているところです。ちなみにゲレンデ人口はスキーヤー10人、ボーダー8人くらい。ボーダーの人はみんなうまくてしかもマナーがよいです。さすがにこの雪だがら飛ばしてすべる人はいませんが、ていねいに滑っています。勝手にジャンプ台を作って、林の間から飛び出してくるバカはいません。
午後はまた普通のスキーにして滑りました。渋峠は結構距離もあって(600メートルくらいかな?)、斜度も変化があって楽しいので、帰るまでずっとここを滑ってました。ゲレンデにはスキーヤーの他にも山歩きにきた中高年の方が結構いて、リフトやレストランにいる比率はほぼ1対1くらいでした。ゲレンデはどんどん荒れてしまって、滑りづらかったけど野沢温泉で習った悪雪の滑り方を思い出しながら滑りました。平日ということもあってほとんど貸切状態だったので、とても楽しかったです。
3時30分まで滑って、ゲレンデを後にしました。結構疲れていて、帰りの運転に自信がなかったので、温泉に入ることにしました。万座高原ロッジに行って、1,000円で入浴。大きな露天風呂(ここは入ってない)と内湯があって、内湯の中にも小さな露天風呂があります。お湯はかなり白くて、PH2.4ってことは酸性?です(理科は苦手)。
30分ほどのんびりして、5時すぎに帰りました。帰りは万座から3時間30分くらい。結構疲れた。楽しかったけど、有料道路代はもったいなかったなあ(^^;)