また春スキー編ですが、今度はポールキャンプです。野沢温泉で行われるサロモンのキャンプで、あの川端絵美さんが来ます。たのしみだなあ。

4月21日(金)

 T-BOXが来てから、自分のクルマでスキーに行くのは初めてです。でもまだ1000kmのならしが終わってないので、今回はVWで行くことにしました。RRのクルマで行くなんて通常は考えられないですが、春スキーならではですね。とは言っても道路に雪があったら困るので、事前に野沢温泉のライブカメラを見て、インフォメーションダイヤルに電話して確認しました。

 3時に起きて、4時に出ました。埼玉は雨が結構降っていて、運転は結構大変でした。5時に東松山から乗りましたが、スキーシーズンも終わってるし、しかも平日だからまわりはトラックだらけです。みんな左側をゆっくり走っているので、真ん中からすこしずつ抜いていけました。途中あった普通車はレガシィ1台だけ。みなさん、お仕事ご苦労様です。

 そんなわけですんなり上信越道に乗りましたが、前日3時間半しか寝ていないので、ちょっとつらい。しかたないので甘楽で20分ほど仮眠しました。ちょっとですが、寝てしまうとすっきり。更埴までは遅い車もあまりいなかったので、すんなりでした。

 結局予定よりも早く、8時15分くらいに宿に着きました。今回は迷うことなく、すんなり到着しましたね。っていうかもう3回目なんだから覚えろよという噂もありますが。

 荷物とクルマを置いて着替えて、9時までは休憩。そのあと長坂ゴンドラに乗って、やまびこゲレンデに向かいました。やまびこゲレンデは野沢温泉の一番高いところにあるゲレンデで、シーズン中は雪質がいい所ですが、さすがに今日は雪がかなり重いです。とはいっても今の時点で2m以上の積雪があること自体すごいですけど。

 10時からレッスンは始まりました。まずフリーをして、その後コース整備をしてから滑りましたが、雪が重く、引っかかるのでとても大変、というか怖いです。緩斜面でぼーっと滑るとすぐトップを引っかけて転んだりします。

 今回は「バランス」がテーマ。まず指摘されたのは
上体がつぶれる
対策 1. 足の裏全体で踏める位置を探す
2. ストックは前で持ち、あまり広げすぎない
3. 上体を高くする
4. 体を斜面の下に持っていくと同時にスキーを斜面の下に向かって踏む

ということを意識してやるようにしました。その他には
内足と外足両方のバランスをイメージ内足にも緊張感を持つようにしました。内足が開いてしまうのですが、原因としては内足が遊んでいる、つまり足首の曲げがないからのようです。

 昼食の後、午後の部。午前中は2コースあって、上の緩斜面はショートポールが立っていました。下の方は急斜面で、普通のポールが立っていますが、その横にショートポールが立っていました。要はポールに当たらないようにして、バランスをうまくとるのが目的です。午後は同じセットで、ロングポールになっていました。

 足の裏で踏める位置というのも、なかなかわからないのですが、午後はその位置を探すのとストックワークを中心にやりました。こつは腕の間隔を広く取って、前に出すことです。後半はまあまあできたけど、緩斜面でできて急斜面でできないのは結局体重が後ろにいっているからなのかな?

 午後は雨の予報でしたが、3時の練習終了までは降ることもなく、なんとかおわりました。

 4時30分からビデオミーティングでしたが、ここで共通ポイントとしてあげられたのが、全体的に後傾気味だということ。特に急斜面では、常に前に前にという意識で行くべきだという話がありました。そのあと自分のビデオを見てみると、ストックワークがうまくいかないわけがわかりました。前半は前に出すのですが、後半その手を下げてしまっているのですね。それじゃあ意味ないじゃん。そこで明日のイメージができてきました。検定の時もやったのですが、内側の手をできるだけ高くあげて、かつ広げる。外側の手はなるべく前に出す(相対的には内側よりも下がる)。という感じにしよう。

4月22日(土)

 昨日は相当疲れました。宿に帰って夕食の後、ほとんど記憶がない。あとで計算してみると11時間も寝てしまった。でもおかげで今日は絶好調です。

 8時半過ぎに宿を出て、ゴンドラ乗り場に行くと、大渋滞でした。まあ2月の連休に比べれば大したことないですが、それでも20分くらい待ってしまいました。ゴンドラを下りて、やまびこゲレンデに向かったらもう集合時間でした。

1. ストックは常に前。その状態で外側を上、内側を下にする
2. 板を 縦に踏む
3. Aターン前半は少し外向するけど、あとは常に体をフォールラインに持っていくイメージ
B緩斜面では切り替えでわざと立ち上がる感覚

これを注意して滑りました。

 今日の午前中までは前半の緩斜面と後半の急斜面の2コースありましたが、午後はこれをつなげました。結構長い上に、後半疲れたところで急斜面なので、大変でした。午前中は1はかなりできていて、2も半分くらいはできたような気がします。3はまあまあかな。といった感じですが、午後は疲れてしまって、また後傾気味になってしまいました。でも緩斜面で多少掘れていても、今までほど気にならなくなったのは収穫ですね。板を縦に踏むことで、前半の荷重が少し余裕が出てきたような気がします。でもさすがに後半の急斜面は後傾になってしまい、腰掛けているような感じになってしまいました。これからの課題としては、急斜面で外足だけで斜滑降をして、ずれないで滑れるポジションを探す。イメージとしては、横から見て腰の真下にスキーがあればいいんだけど・・・・。

 ミーティングではビデオを見ました。昨日もそうでしたが、ちょっとスキーを後半回しすぎてるかな。ストックワークは元に戻ってしまった。特に内側の手が下がってしまっていて、意図しているのとは正反対になってしまいました。それと問題は、左足に乗りすぎていて、右足への切り替えが遅くなっていました。それで(前に)立ち上がる時間がなくなってしまい、スキーがずれてしまいましたね。

 明日は上の1,2と、左足の乗りすぎに注意しよう。

4月23日(日)

 今日は午前中天気予報がよくないらしい。午前中はだって。大丈夫か???

 と思って朝食の後部屋に戻ると、雨が降り出しました。これじゃあやまびこゲレンデはいったいどうなっているんだ?そこで館内放送があり、ゴンドラが強風と落雷(!)により運行を見合わせているとのこと。私は天気を見て、もしかして午前中はダメかな??と思い、寝てしまいました

 30分ほど寝ると、8時50分に出発とのこと。あわてて用意して、ゴンドラに乗ると9時10分になってました。遅くなったけど、その分ゴンドラはすいてました。

 ゴンドラに乗っているときからパラパラと音がしていました。最初は雨だったようですが、上に行くに連れて(「ひょう」と読みます。念のため。)がバラバラと落ちてきました。でかいんだ、これが。大きいのは直径1センチくらいありましたね。

 しかも上の方はガスが出て視界が悪く、なーんにも見えない中リフト乗り場まで行って乗りました。このリフトが大変。あいかわらず雹はバラバラ降ってます。ヘルメットをかぶっているので、頭と耳は大丈夫ですが、鼻に当たると痛い!これで滑るのかと思うとブルーになってきますね。ヘルメットにはカンカンと雹が当たってますが、これがヘルメットの中で反響して、さらに耳の中で反響するんです。カンカンカン・・・・という感じで頭の中で鳴り響いています。 しかも雹は一つじゃないから、カンカンカンカンカンカンカンカンカン・・・・・うるさああい!!

 なんとか集合場所に着きました。着きましたが、ポールがほとんど見えません。一応立ってはいますが。そこで最初はポールを目印にしながらフリーをしてました。2,3本滑ると上の方から晴れてきたので、やっとポールが滑れるようになりました。

 このときに、斜滑降(又は直滑降)から谷回りでレールターンをすることで、乗れる位置を探す練習をしました。(外足が)左足ならだいたい大丈夫なんだけど、右足うまく乗れないですね。

 今回サロモンキャンプなので、サロモンのニューモデルが試乗できます。せっかくなので試乗してみました。今回乗ったのはEQUIP10 2Vの180CMです。自分の板よりも短いですが、プレート(POWER AXEだったかな?)も付いているので、とても安定しています。具体的には、トップとテールはたわむ(バタつくという感じはない)けどセンターはどっしりしていて、大回りは快適です。今回の後半急斜面は結構おっかなくって、最初はズラしてターンしてたりしましたが、この板なら思い切って攻められます。いいなあ、この板。買っちゃおうかなあー。小回りも不整地も行けますが、これはGSで使ってなんぼの板ですね。当たり前だけど。

 今日はストックワーク(手の位置はいいので、ストックのリングが地面につくように意識した。その方が上体に力が入らないので。)と、「板を縦に踏む」こと、板を踏めるポジションを探すことを注意しました。

 昼食を食べていたらまた視界が悪くなったのでちょっと心配しましたが、滑り始める頃にはまた晴れてきました。午後に指摘されたのは

川端さんから
もっと立ち上がりの動きを大きくする(ただし、山側に立ち上がらないようにする。踏みかえてしまい、減速要因となる。)

片桐さんから
急斜面では大きな力が必要なので、立ち上がりの動きを大きくし、大きな力を得るよ うにする。そして斜滑降の練習でやったように、角付を大きくして縦に踏むようにす る(この練習ではもっと角をつけるように言われた)。サイドカーブをうまく利用し てターンする。

 午後は4本滑って、3時に終了。今回は「乗る位置を探す」ことと「板を縦にする」を覚えられたのは収穫ですね。とくに板を縦に踏む感覚がわかってきたのはとても大きいです。

 帰りは5時前に出ました。スキーシーズンは巷では終わっているので、高速はすいてました。花園あたりで事故渋滞があったので、本庄で降りましたが、それでも9時頃にはつきました。

 いやー疲れた。ゴールデンウィークはおとなしくして、ゆっくり休もう。

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