ヒデキチの１５万円回収計画
第６回　９９年４月１８日（日）

　今日の軍資金はなぜか４，５００円・・・先週より減っているのは、スキーに行くのに使ったから。まあしょうがない、ここで当てて増やしましょう。

　お金がないので今日はＧ１皐月賞だけです。金曜日に予想を見た段階で予想はほぼ決まってまして、買うのは枠連で３−４、４−８、３−８の３点。理由はこちらをどうぞ。これを１，５００円づつ購入しようかなと。その前にパドックを見てから。

　さてパドックですが、良かったのはタガノブライアンとタイクラッシャー。ナリタトップロードも力強い踏み込みと適度な気合い乗りがあってまあまあ。逆に悪かったのはニシノセイリュウ。１０キロ減ということもあって腹が巻きあがっており、牝馬じゃないかと思うくらいきゃしゃな馬体で、なんだか見ていてかわいそう。あと気になるのはマイネルプラチナムの入れ込み。馬体重は４キロ減で、休み明けの反動という面ではそれほど気にならないけど。後はさすがに一生に一度のＧ１クラシックということもあって調子に疑問がある馬はいませんでした。一番人気のアドマイヤベガはマイナス１２キロですが見た目はそれほど減っているようには見えない。むしろがっしりしたいい馬体だなあと思いました。ただ入れ込んでいるのではないですが、少しイライラしているというか、ナーバスな面が見られたのが気になります。テイエムオペラオーはパドックで良かったら買おうと思いましたが、なんかちゃらちゃら歩いている感じで、集中力なさそう。

　特に気になる馬がいなかったので、予定どおり購入。いよいよレースが始まりそう。と思ったらアクシデント発生。最内のワンダーファングがゲートで立ち上がって左前足を負傷。競争除外になってしまいました。内枠は不利と言うことで印を付けなかった馬ですが、悲運の桜花賞馬ワンダーパヒュームの全弟ということでレースぶりが楽しみだっただけに残念です。と同時にレース展開にも大きな影響がありそう。「逃げ宣言」のヤマニンアクロがどう出るか。

　ゲートが開いて、ハナを切ったのはなんと３枠のアドマイヤラック。まあ逃げて勝っているだけに当然といえば当然だが、ヤマニンアクロは行きたくても行けません。馬群も縦長になると思ったら結構縮まっていました。２強は並んで後方で足をためていましたが、４コーナーで一緒に上がってきました。

　直線では先行馬に後続の馬が襲いかかり、抜け出したのはオースミブライト。やばい、このまま勝ったら私の立場が・・・（理由はこちら)がんばれ、ナリタトップロード！と思ったら願いが通じたのか、中を割ってやってくる。これはこの２頭かと思った瞬間に、外からテイエムオペラオー！！すんごい脚でやってきて、全部まとめて負かしてゴール。２着は写真判定になり、ハナ差でオースミブライトが２着をゲット。いいよなあ、山路さんは。だってオースミもナリタも２頭とも自分の馬だもん。

　ということで枠連６−６は７０倍以上ついたそうな。それにしてもテイエムオペラオーの毎日杯で見せた脚は本物でしたね。今回もそうでしたが、他の馬が止まって見えましたから。ちなみにアドマイヤベガは直線延びてはいましたが前走のような切れがなく、６着止まり。やはり体調不良が原因か。それにしても負けすぎだけど。ちなみにテイエムオペラオーはクラシック登録がなく、追加登録料（２００万円）を払っての出走。なんとおよそ４０倍（７，７６０万円）になって帰ってきました。ちなみに追加登録料を払って出走して勝ったのは初めてだそうです。馬券ははずれたけど、とってもいいレースを見せてもらいました。でも来週こそは・・・