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若干時間がかかるかもしれません。


平成11年9月11日
自宅〜瀬戸市立図書館、瀬戸市歴史民俗資料館〜瀬戸市街、せともの祭〜自宅10.8km

明日の日曜日は出勤のため、今日休みを取った。
今日は山歩きはしないで、市内を歩いてきた。
図書館へ本を返却するため行って、帰りに「せともの祭」を見物してくることにした。

家にいる時は、歩いて済ませることはなるべく車を使わないで歩くことにしている。
図書館、本屋、喫茶店などへ行くときは極力歩いて行く。

朝、8時半頃、家を出る。
図書館へ返す本4冊とカメラを入れるとリュックも重い。
途中、用事を済ませて、図書館へ向かうが、町は「せともの祭」一色である。
あちことのちょっとした広場、空き地に陶磁器の店、その他の露天が出ている。


図書館へ着いて、返却して、借りたい本もあるが、沢山借りると重くなるので、最低の2冊に
して図書館を去る。
そして、図書館の隣にある瀬戸市歴史民俗資料館へ立ち寄った。
この建物があるのは知っていたが、入ったことがなかったので、一度入ってみることにした。


瀬戸市歴史民俗資料館


入館料100円払って入る。
陶磁器の説明、陶磁器が作られる工程を実物を使っての説明、昔の生活道具など民俗品の
展示があった。
入場者は私以外はだれもいない。
ざーと見て、横の第3展示室に入る。こちらには「瀬戸市70年の歩み」という展示をしていた。
昭和4年(1929年)愛知県5番目の市として誕生したとのこと。
それだけ、昔は瀬戸物の生産が盛んであったということでしょう。
第2展示室では瀬戸の陶磁器の代表的なものを時代毎に分けて展示されている。

その内の二つの写真を撮ってきたので紹介する。

見事な灯篭で明治初めの作品だそうで、
海外に出ていてものが里帰りしたものとか
説明がある。


これも明治時代初めの作品とかの
説明があった。



(上記2枚の写真だけはすこし大きめの写真にしました。)


この資料館には15分ほどいただけで出た。
「せともの祭」の会場(瀬戸駅前付近)へ向かう。

「せともの祭」には毎年雨がつきものと言われ、今日も朝方ぽつぽつ降りかけていて、
やっぱり雨かと思っていたが、すっかり天気が上がり、暑い日となった。

古い瀬戸市街
今でもJRバスが走っている道で
かってはこの辺も中心市街だったのでは
ないかと思うが、各店は廃業しているか
衰退を思わせる。
店の看板も色あせているが、いかにも昔を
感じさせる。



瀬戸駅に近づくに従い、「せともの祭」の露店が出ている。
私の知人も店を出していると聞いていたので、探して彼の露店に寄る。
家に窯を持っていて、自分で焼いた作品を並べていた。
ビールのご馳走になりしばし雑談。
湯のみ茶碗を安くしてもらって2個求める。


名鉄瀬戸線の終点の尾張瀬戸駅前の瀬戸川を
挟んで両側にぎっしり露店がならんでいる。
すごい人出である。

私も瀬戸市に25年ほど住んでいるが、この
祭にきたことはなかったが、すごいものだ。

今日明日の二日間で相当の人が来るのだろう。




川の両側の道が車が通行止めになり、
ぎっしり店が並んでいる。


買い物客が店をのぞいて歩く。


ごったがえす露店


とにかく今日は暑くなった。
路端で座り込んで冷たい飲み物をとる観光客


わたしは早々に家へ向かったが、途中の飲食店には表まで人が並んでいた。
食堂、レストラン、喫茶店は年に一度の大賑わいである。

自宅へ向かう途中で、指定駐車場から祭の会場に行く観光客とすれ違う。

観光バスの専用駐車場のそばを通ったが、奈良、相模、長野、静岡、浜松など
随分遠方の観光バスが数十台停まっていた。

「せともの祭」へ安く瀬戸物を買いに行こうというバスツアーなのかもしれない。
業績回復のため、バス会社の企画なのかもしれないが、こんなこともあるのですな。


午後1時頃、帰宅、10.8km

以上