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平成11年9月5日
雲興寺〜東海自然歩道〜岩屋堂〜岩巣山展望所往復 10.0km

9月に入ったのに残暑が厳しいが、今日も妻と東海自然歩道を歩いてきた。
今日も妻がウオーキングに付き合うというので、適当な距離をと考え上記のコースに
した。
私は毎週同じコースでも一向苦にならないが、妻が今まで行ってない所というので
上記の東海自然歩道にした。
先週の雲興寺〜猿投山往復より少しは楽かと思ったが、距離の割に昇り降りがきつい
感じだった。

今日は第一日曜日ということで、近所の道や側溝の掃除の日である。
これをサボって遊びに行くわけにはいかないので、出発がすこし遅くなった。
8時半過ぎに家を出て、車で雲興寺に向かう。

9時5分前に歩き出す。
東海自然歩道は雲興寺の境内を通り抜け、本堂の横から、登って行く。丁度雲興寺の裏山に
上る感じである。
いきなりすこしきつい登りである。小高い山頂に登った所から、今度は延々と階段道を
降りていく。そんなに登った訳ではないのにどうしてこんなに下るのかと疑問に思うくらいで
ある。
また、帰りはこれを登るのかという、ややうんざりする気もする。
坂道を降りた所が、キャンプ場になっていて、夏は子供の声で賑やかだが、さすが
今日は人影がない。小さい川を渡った所にやや広い道があり、その辺まで車が入って
これるので、車が2台止まっていた。


キャンプ場横の杉林

なかなか見事な杉である。


川を越えてしばらく行ってまた、山の中へ入っていく。なだらかな登りである。
堰堤に突き当たってそこから谷川の横の道を登って行く。
やや薄暗い感じのする、じめじめとした道である。
こういう道が20分位続く。


この前の雨で損壊したのか、道が数箇所で
崩れていた。
すこし回り道をすれば通行には支障がない。


この辺りで、中年の夫婦連れに会う。挨拶をしたが、特に話をしなかった。

しばらく歩くと尾根道に出て、気持ちよく歩く。しばらくアップダウンが続くが
最後のちょっとした登りを終えると、広い林道に出る。
そこに休憩所があり、小休止して冷たいお茶を飲む。ポットに氷とお茶を詰めておくと
美味しいお茶が飲めるものである。


苦あれば楽ありというのか、汗をしたたり落として
登り道を登って来た者のみに、こういう林道を
気持ちよく歩くことができるということでしょう。


後はだらだらと下って岩屋堂公園に着く。歩き出して1時間15分くらいだった。

岩屋堂公園
結構、今日はまだ暑いので、川遊びの
家族連れが沢山いた。


岩屋堂公園の小橋の上から

春はここから桜の写真を撮った。


岩屋堂の本尊の大きな岩の横を通って、東海自然歩道を岩巣山の展望所まで
足を伸ばすことにした。
ここからはまた、きつい登りである。岩の階段道を登って行く。
よくこんな道を造ったものだと感心する。かなり傾斜のある道で、岩と岩の間をくぐり抜けて
いくような所もある。


この岩の間をとおり抜けると
展望所に近い。



展望所には10時40分(歩き出して1時間45分)に着いた。
ここからの見晴らしは、瀬戸市街が一望できて、大変良い。
風通しもいいので、一息つく思である。


岩巣山展望所より
あまりいい写真でないのが残念である。
山の中で所々で煙が上がっていたが、
おそらく陶器の登り窯と思う。


この展望所は岩巣山の頂上ではない。初めて行った人はここが頂上と思ってしまうが
山頂はここからまだ一頻り登らないといけない。それが結構きついのである。
私も初めてここを歩いたときはここで一息ついたので、後がえらかった記憶がある。
その後、ここを通るときはこの展望所で休憩しないで、頂上までそのまま気を抜かないで
歩くことにしている。
今日は山頂まで登り気はないので、ここでしばらく休憩して降り始めた。
前にも何度も書いたがここからの岩屋堂へ向かっての下りは、割合に急な岩の階段の
下り道なので、かなり注意しながら降りないと危ないように思う。

スティックが必需品である。
気をつけながらゆっくり降りる。

岩屋堂公園は、先ほどより大分人出が増えたように思う。子供と川遊びの人や丁度昼近く
なったので弁当を広げる人など。

川の側を通り抜け、また山に入っていくが、ずーと登り道になる。
砂利道で、道が真中でえぐられているので、やや歩きにくい道である。

ずーと登って行ってこれからもう下りになるという所に休憩所があり、行くとき
私たちも休憩した所である。
そこには先ほどすれ違った夫婦連れが食事を取っておられた。
しばし雑談。岩屋堂〜雲興寺を往復してきたのとこと。コンロを沸かしていたので
なにを作るのかと聞いたら、ラーメンの準備をしているとのことだった。

ここから尾根道をしばらく歩く。



尾根道で、きのこをみつけた。
赤い色で、いかにも毒きのこという感じがする。


今度は、谷川の側の小道を降りていく。

キャンプ場に着いて、さあここから最後の登りである。
階段道をゆっくりゆっくりこれ以上ゆっくり歩けないぐらいのペースで登る。
階段道は直線状に登るのではなく、私は遠回りしながら登る。
ステップ数は多くなっても、一歩の高度差を最小になるように階段の上で遠回りしつつ登る
感じである。まあーいわばスライド歩よりステップ歩である。こういう気持ちで登っておれば
登り道も苦にならない、楽しいくらいだ。
妻にも追い抜かれて、小高いその辺の山頂に着いたら、先に着いた妻が休憩して
お茶を飲んでいた。私も冷たいお茶を一杯飲む。

雲興寺着、12時25分、丁度3時間半だった。10.0km

本堂にお賽銭100円つづ入れる。
歩いてきたという充実感があるので、100円は安いくらいだ。

雲興寺境内にて。

汗をいっぱいかいたハイカーがやってきた。
どこからきたかと聞くと猿投からきたと言われた。
猿投神社から猿投山を通ってきたとのこと。
また、猿投神社まで帰るのかと聞いたら、
とんでもないという身振りで、ここからバスで帰るという。
3時間半くらい掛かりましたかと聞くと、頂上で迷ったので
もっと掛かったとか。



自宅には1時前に着き、早速風呂に入る。
今日もよく汗をかきました。

以上