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若干時間がかかるかもしれません。

平成11年8月29日
雲興寺〜東海自然歩道〜猿投山山頂往復 12.2km

今日は妻と二人で猿投山に登ってきた。

朝、7時過ぎ家を出て車で雲興寺に向かい、車を停めて7時20分歩き出す。
雲興寺辺りは人影なし。

東海自然歩道は車のよく通る国道と平行に山側にある細い道である。
綺麗な水が流れている小川のそばに道を十分ほど歩いて、山道に入っていく。

しばらくなだらかな道を歩くが、やがて岩と石の混じったごつごつした道になり、
また真中がえぐられた道になる。その内に小さな谷川があり、その横をしばらく歩く。
この前の豪雨の時の影響か、道が陥没している所があり、危険防止のためロープが
張ってあり、すこし横へ迂回するような個所が2カ所ある。

谷川が切れる所からが、かなりきつい登りになる、階段道や岩の道である。


階段道をゆっくり登っていく。

汗がしたたたり落ちるが仕方がない。


その辺りで一番高い所まで登ってから、しばらくだらだらとしばらく下り道となる。
帰りはここを逆に登ることになるので、帰りの最後のしんどい思いのする所である。

だらだらと降りていった所で、海上の森の方から来ている林道にぶつかる。
海上の森の方からここまでは大型の車でこれる終点である。
ここに東海自然歩道のためのトイレがあり、休憩所になっている。
歩き出して50分位経過したが、そこでお茶を飲んでしばらく休憩。

20台半ばの女性が一人休憩していたので、しばし雑談。
マウンテンバイクらしい自転車があった。サイクリングにきたらしい。
話を聞くと瀬戸市の住民で、比較的最近サイクリングを始め、海上の森の方から
林道をここまで来たそうである。サイクリングのグループに入っているが、まだ
仲間にはついていけないので、今日は一人で練習にきたとのこと。

愛想のいい女性で、写真を撮るから送りますといってカメラを取り出したので、
私のカメラに写してくれと言って、私のデジカメを出した。
私のカメラを見て、すぐデジカメと分かったらしい。
写真を撮ってもらってから、代わりに写真を撮りましょうといって、その子の
カメラを見ると、これもオリンパスのデジカメである。機種はC900ZOOMである。
「いいデジカメ持っているね」といって写真を撮ってあげた。
私がデジカメを持っていたので、インターネットをやっていると分かったのか、
手帳のページを破ってメモを渡してくれた。見るとe-mailのアドレスと
ホームページのURLが書いてある。
ホームページを持っているのと聞くと、「そうです」という。
こんな若い女性が自分でホームページを作るというのに驚いた。これもそういう時代と
いうことであろう。自分の趣味のサイクリングのホームページで是非見てほしいという。

私も、自分の顔写真入りの個人用名刺を渡した。

自宅へ帰ってから彼女のホームページを見ました。
趣味のマウンテンバイクのグループや自分の愛車の紹介、自分が自転車で行った所などを
デジカメの写真で紹介しています。リンクには自分の両親がやっているフランス料理店の
メニューの紹介などもあります。
見てあげてください。
URLは
http://www.sunflower.or.jp/~erik/MTB/
です。


さて、そこでしばらく休憩して、また歩き出した。
東海自然歩道と分かれて近道をする。
東海自然歩道はそこから林道をだらだら下っていくが、広い道ではあるが、石ころの
多い歩きにくい、面白みのない道である。
近道の方は、一部送電線の鉄塔保守用の道であるが、日陰の道であるし、そこし近道になる。

そこを歩き出して、向こうからきた40代の男性とすれ違う。話を聞くと猿投神社から
猿投山を経由して雲興寺まで往復するという。猿投山へ来るたびにこういう人に会うが
相当のものである。私も一度やってみようかと思う。

先ほどの所から30分くらい歩いて、山を登った所でまた東海自然歩道に合流する。
山の稜線を歩くせいか、地理的な関係か、さわやかな風があり涼しい。
尾根道のアップダウンを昇り降りしつつ、猿投山山頂に9時5分に到着。(1時間45分)

頂上には3組のグループがいた。風がかなりあり、しばらくいると、汗ばんだシャツでは
寒くなるくらいである。
休憩している人が去っていくと、入れ替わりに豊田市側から続々ハイカーが
やってくる。


猿投山山頂より

山のことに詳しい人がいて、今日はここから
御岳山が見えるというので、指差す方を見たら
それらしき山が見えた。
その日の天候、雲の様子でここから御岳が
見えるのもあまりないということで今日は
ついているということだった。
この写真の右手の方だが、ファインダーには
入っていたが、写真には写っていなかった。


山頂でしばらく休憩して、山を降り始める。
尾根道を歩き、また途中から近道に入る。


途中の尾根道より、遠方の山をのぞむ


妻とたわいのないことを喋りながら山を下って行くのみである。
今日、妻が猿投山へ付き合うというので、名古屋のスポーツ用品店で、山用のスティック(杖)を
買った。私が使っているものと色違いのものである。
特に猿投山から雲興寺への下りが、かなりきついので、杖は必需品である。
ころばぬ先の杖とは、よく言ったものである。


大きなきのこだが、多分毒きのこでしょう。

東海自然歩道の尾根道にて


下りは慎重に降りてきたせいか、登りと同じくらい時間が掛かったが無事に
11時5分に雲興寺に着いた。3時間45分、12.2km

帰りにお寺の境内により、本堂にお参りしてきた。
三組の中高年の夫婦連れらしき人が参拝したのみ。


雲興寺境内にて


11時半には帰宅して、シャワーを浴びる。
留守番をしていた娘の車で昼食を食べに出かけた。

以上