平成14年7月7日 パソコンの設定作業


妻のパソコンのディスプレーが映らなくなった。
パソコンそのものを買い替えることになった。
それで新しいパソコンの設定と古いパソコンからのデータなどの移動を私が
することになった。
古いパソコンは、富士通のFMV、OSはWindows98である。
新しいパソコンは、ソニーのVAIOで、OSはWindowsXPである。

1 FMVでのLANボード取りつけ

データ移し換えはLANケーブルでやるのが一番楽である。今まで何回かやった
ことがある。
FNVにはLANボードがない。そこでまずLANボードを買ってきて取りつけた。
富士通のマニュアルはわかりやすく書いてある。
LANのドライバーのインストールでちょっと手間取った。
ドライバーソフトのマニュアルをよく見ないでやりだしたら失敗した。
ドライバーの入っているフロッピーのドライブ(Aドライブ)のみ指定したが、
OS毎にサブフォルダーに分かれているらしい。
これにはじめ気が付かなかった。途中おかしくなったのでインストール作業を
キャンセルした。
しかし通常、再起動すれば、「新しいハードウエアを認識しました。ドライバーを
探しています」というメッセージがでるはずなのに、これが出ない。
「コントロールパネル」「システム」「デバイスマネージャ」を見ると、
「不明のデバイス」にこのドライバーがインストールされたようになっている。
「なるほど、このドライバーのせいで、新しいハードウエアを認識しました」という
メッセージが出ないのか」と納得。
このドライバーを削除して再起動すると、例のメッセージが出た。
そこでAドライブのサブフォルダーまで指定してやると、スムーズにLANのドライバーが
インストールできた。FMVと手持ちのノーとパソコンとLANケーブルで結んでみると
お互いのファイルが読み書きできる。テストはOKである。

2 VAIOの組みたて

7月7日は雨でウオーキングを中止したので、VAIOの設定作業をした。
本体とディスプレーその他の結線などは問題なかった。

3 無線LANカードの設定とインターネットの接続

我が家では、前から無線LANでつないでいる。
ルーターにパソコンが3台つながっている。このFMVはカードスロットがないので
USBタイプの無線LANカードである。この無線LANがうまくVAIOに使えるかが、
第一の問題である。
メーカーのホームページからXP用のドライバーをダウンロードしてフロッピーに入れて
おいた。
FMVではこの無線LANカードのドライバーの他に、クライアントマネージャー
というソフトも必要だったが、今度のXPでは「クライアントマネージャー」は不要と
いうことである。これには少なからず驚いた。このソフトなしでどうして動くのか
疑問だった。それに見合うソフトが、VAIOでは元々インストールされているのであろう。
VAIOが立ち上がると、「新しいデバイスが認識れました」とメッセージが出て、
よくわからないままにこのドライバーが無事インストールされたようである。
無線LANカードのメーカーの説明では、このドライバーがインストールされると、
無線ネットワークにこのメーカーの機種の名前が出ると書いてある。
しかし、どうみてもこの名前がない。
また失敗したかとがっかりしたが、そこにあるVAIOの無線ネットワークの名前を
クリックすると、無線LANがつながったではないか。
インターネットのホームページが見れたし、成功である。
一番やっかいだと思っていた問題が終わってやれやれである。

4 メールの設定

次にメールがやりとりできれば、まず今日の作業の大半は済むことになる。
FMVでは「Outlook Express]を使っていた。
アドレス帳の移管は、「OE」の「アドレス帳」の「ファイル」「エクスポート」で
フロッピーに打ち出して、新しいパソコンで「OE]を立ち上げ、同様の「インポート」で、
新しいパソコンにコピーできる。
問題は、メールのアカウントの設定である。妻はプロバイダーのパスワードを忘
れてしまったというので、困った。
しかし意外に簡単な方法があった。
「OE」の「ツール」「アカウント」でエキスポートすれば、パスワードを含めて、
アカウントの全部の情報がコピーできる。後は新しいパソコンにインポートすれば
いいのである。このことは覚えておかれる価値があることだと思う。
これで、メールのやりとりもできた。

5 データの移管

写真、文章、年賀状データなどのデータ移管はLANケーブルを直接
つないでやった。
はじめ、VAIOの方で「LAN接続ができていません」という意味の表示
になっていて何故そうなるのか、分からなかった。
LANカードがあっても、相手のパソコンとケーブルをつなぎ、相手のパソコンの
電源を入れてないとダメなのかもしれないと思った。
そこでFMVの電源を入れると。うまくつながった。(この辺り私の誤解かも知れない。)
またつながっても、FMVからはVAIOを認識するが、VAIO側からFMVを認識しない
一方通行である。
データを移すのは、それでも差し支えないので、簡単に移管は完了した。

6 プリンタードライバー

プリンタードライバーはダウンロードして、フロッピーに保存してあったが、
うまく読み込めなかった。
パソコンのハードディスクに入っている、このプリンター用のドライバーを
インストールした。この辺り、私もよく知らないが、ハードディスクに入っていると
したらどこに入っているのだろう。
関係ない機種の分までハードディスクに入っているのは全くの無駄のように思う。

7 テレビの設定

このVAIOはテレビを見れる、録画できる機種なので、そのための設定もした。
添付の同軸ケーブルは、差し込み口の保護ゴムがじゃまになって自宅の部屋の
テレビ端子に入らないので、近くのコジマへ行って同軸ケーブルを買ってきた。
テレビは見られるようになったが、画質は悪くはないが、ブースターをセットした
ほうがいいようである。
パソコンを使った録画のテストはしていない。

以上で一ととおりのことは終わったので、後はアプリケーションプログラムを
必要都度インストールしていけばいいということである。

しかし、これだけのことで半日以上かかった。

ほんとにパソコン初めて人が、インターネットメールの設定まで、なにもかもを
自分でやるのはたいへんなことだと、改めて痛感した次第。