(今日は、写真はありません)

平成13年8月19日
たいこう橋〜東海自然歩道〜稚児橋〜上半田川〜白岩〜岩巣山〜
岩屋堂〜赤津バス停(21.3km)

私の夏休み最後の一日を東海自然歩道の定番コースの一部を歩いてきた。
娘の車に途中まで乗せてもらった。
瀬戸から定光寺へ向かう県道が東海自然歩道の下を通る所で降ろしてもらった。
このコースを歩き時はいつも愛知環状鉄道の中水野駅から歩くが、そのことを思えば
40分くらいは楽ができた訳だ。

7時50分歩き出す。

歩き出すともう虫の歓迎である。小さい虫がつきまとう。
リュックから虫よけ除けを出してふりかけ、手や首筋にぬりつける。
それでも虫が恐れ入って退散するわけではないが、多少ましかなという程度である。

東海自然歩道は全く人影なし。
今日は曇っているので歩きやすい。

このコースは、殆どが(95%くらいか)は土の道である。
そして大半が日陰の道である。(両側林の中の道である)
適当なアップダウンがある道である。
全くといっていい程人が通らない道である。
静かな道である。
こんなすばらしい道を一人で、大自然を独占して歩くわけだ。
気分が悪いはずがない。
唯一の欠点はくもの巣である。
山道歩き用のスティックでくもの巣を払いながら歩く。

いつもはラジオを聞きながらのウオーキングだが、今時は高校野球なので
ラジオは聞かなかった。
ぼんやり考えるともなく考えつつ歩くのみである。

そこそこ上り下りもあるが苦になるほどでもない。

宮刈峠を過ぎ、稚児橋で旧155号線を越す。ここまではずーと下りだったが
ここまた、ガタガタ道を上っていく。

今日は家で水筒にお茶を入れてきたので、30分後とにお茶を飲む。
お茶を飲むと、またいっぺんに汗が出てくるが、それでも水分の補給の方が
大事である。

155号線の上にかかる橋を越え、見渡す限りの田畑の端の道を通り、
上半田川の部落に入った。いつもはここの酒屋でお茶を買うことが多いが
今日は十分持ってきたので、通り過ぎるだけである。
部落が切れた辺りからまた、山へ入っていく。
また、虫がつきまとう。林の中の起伏のある道をどんどん歩く。
休憩所にも今日は休んでいる人もいない。

歩き出して2時間余りで白岩の部落に着く。
ここを通り過ぎ、10分ほどで市道に出た。
このアスファルトの道をしばらく歩くと、また山道へ入っていく。
岩巣山への上りである。
また、汗が出てくる。額の汗が目に入るくらいである。
谷川の横の上り道をゆっくり上っていく。

上り詰めた所に休憩用のベンチがある。
ここまで来ると後は下る一方なので、私もよくここで休憩することがある。
中年男性が汗をいっぱいかいて休憩していた。
岩屋堂まで車できて、そこから登ってきたらしい。
どこから来たかと聞かれたので、瀬戸定光寺線が東海自然歩道を交差しているところからと
説明するのが面倒なので、定光寺から来たというとびっくりしておられた。
そんなに歩くというのが信じられないようであった。
しばし雑談してまた歩き出す。
展望台のところで親子連れ4人組に話し掛けられた。
どこから歩いてきたか聞かれたので、また定光寺から歩いてきたというとまた
びっくり。岩巣山へいきたいがどこかと聞くので、岩巣山は道から
すこし中へ入っているらしいので私はよく知らないが、この道を登っていけば
ベンチの休憩所があって、その側にその辺で一番高い所があり、景色もいいと
説明してあげた。
そのお父さんらしい人がガイドブックを出して、それはここに出ている「元岩巣」ですねと
聞かれたが、元岩巣というのは、私ははじめて知った。
その息子らしいのと、娘あるいは息子の嫁さんかはもう弁当広げて、ビールを飲んでいる。
そこから遠くは行くつもりがないらしい。そのお父さんとお母さんは元岩巣まで行くらしい。
岩屋堂から上がってきたらしいが、ここに展望台になっているけど、ここは頂上ではない、
岩巣山まではここからかなり登らないといけないから、ここまで来てやれやれと気を抜きと
後がえらいので上れないよと説教しておいてやった。

さて、そこから岩と石の階段道を一歩一歩足を滑らさないように気をつけながら
降りていく。

岩屋堂着、11時35分

岩屋堂はプールも川も水遊びの親子連れで大変な人出である。

私はベンチに座ってお茶を飲んだだけで、次の雲興寺目指して歩き出す。
ここからまたしんどい上りである。
上り道の入り口に、この道行き止まりの表示あり。前もあったなと思い出しつつ
無視して上りだす。するとロープが張ってあって「通行禁止」と紙がぶら下がっている。
前はその紙に「歩行者は気をつけてお通り下さい」と書いてあったと思ったが、
その表示がないのが気になったが、人間はどういう風にでも通れると、この注意書きも
無視して急な上り道を汗をぼたぼた垂らしながら上る。
これが今日最後の上りやと思いつつ上る。
確かに、道は真ん中でおおきくえぐられているので車は勿論登れないが、人間が歩く分には
なんら問題ない。自転車やバイクもオフロード向きの道ともいえる。

上り詰めた所に休憩所があり、ここで休憩や食事をしている人を必ずと言っていいほど
見かけたものだが、今日は人影なし。
ここでお茶を飲む。ここからは下り一方である。
急な階段道に注意しながら下りていく。

こんだけ上ってきたのかと不思議に思うくらい下り道が続く。
下りの時、膝が痛くなってきたので、嫌な予感がし出した。
スティックを先につけてなるべく足に負担をかけないようにして
下り道をゆっくり下る。

沢の中の道をとおり、キャンプ場の所に着いた。
雲興寺はここからまたうんざりするくらい階段道を上り、またそれだけ
下りるのだが、膝が心配なので雲興寺へ寄らず、バス停へ直行する。

赤津バス停着、12時45分 4時間55分 21.3km

なんぼ速乾性のTシャツだと言っても汗をひっきりなしにかけば
なかなか乾かない。見ればズボンの上半分が汗で濡れているのが
色が変わって見えるのでよく分かる。まあ、夏は汗をかくのは仕方がない。

10分ほどバスを待ち、名鉄バスJRバスを乗り継ぎ、1時半帰宅
今日の歩数 34,060歩

夏はこれくらい朝早めに出て、早めに終わるのがいい。
距離もこれくらいが適当と思う。

以上