平成13年5月20日
名鉄瀬戸線守山自衛隊前駅〜瑞穂ラグビー場(9.8km)
私のホームページの更新もしばらくご無沙汰した。
なにかと雑用が重なったため、予定の旧東海道の続きのウオーキングが
できなかった。
5月12日〜13日にかけて、旧東海道の関〜水口を歩いて、水口で一泊
(東海道ウオーキングでは初めての宿泊となるが)、次の日は水口〜草津まで
歩いておけば、あとは一日で京都までいける、京都までは5月に済ますことが
できると思っていたが、予定通りいかないものである。
一ヶ月伸びることになると思う。
さて、今日5月20日東西対抗ラグビーの早稲田・同志社戦が名古屋の瑞穂で
あるので、それを観戦に行ってきた。
自宅から瑞穂ラグビー場まで歩けば、20kmくらいである。最初そこまで直接歩いて
行くことも考えたが、何が何でもそんな馬鹿なことをすることもないと思って
途中から適当に歩くことにした。
入場券は当日が1500円、前売りだと1000円である。チケットはチケットぴあが
扱っているとのこと。名古屋にチケットぴあってあったかなと思いつつ、
チケットぴあのホームページを見ると、コンビニのファミリーマートで買えるらしい。
ファミリーマートへ行くと、Pコードというのが分からないと扱えないという。
仕方が無いから、チケットぴあの電話を調べて、Pコードを教えてもらった。
ファミリーマートの店頭で簡単にチケットが発行してくれた、
便利になったものだ。
毎日通勤しているルートの途中の名鉄瀬戸線の守山自衛隊前駅からだと南へ
真っ直ぐなので地図を持っていくことも無い。距離も9kmくらいで適当な距離だ。
試合は午後1時からなので、12時半くらいに着く予定から、逆算して
自宅を9時半過ぎに出た。
電車の中で、ついうとうとと居眠りしてしまい、2つ駅を乗り越した。
予定よりすこし遅れたが、自衛隊前駅を10時40分に歩き出す。
自衛隊と反対側の駅の南側は静かな住宅街である。
すこし歩いて、矢田川に出る。
堤防沿いに西へ歩き、大きな橋を渡る。
ここからは本当の一本道である。
矢田川河川敷
サイクリングをする人、ジョギングの人
大きいパラソルを差している家族連れなどを
みかける。
久しぶりにラジオを聞いた。
NHK第一の「日曜歌の散歩」を聞きながら歩く。
日陰のところは、そこそこ風もあり、涼しく爽やかであるが、広い幹線道路は
日陰が少ない。歩き出したときから、半そでのTシャツ1枚である。
特に記すべきことも無く、どんどん歩くのみ。
広い道でなく、裏道の方が歩きやすいかなと思いつつも、この南北に走る道の
両側を見ても、すこし小高いところが多く。
適当な道がないようだった。
浄水場の中の建物と思うが、すこし
変わった建物が目に付いたので
写真を撮る。
瑞穂公園が大分近づいたところで、缶ビールを買っておこうと思って、
ピザの配達の学生アルバイトらしい若者に、この辺にコンビにはないかと聞きと
どちらへ行くというので、瑞穂公園へ行くというと、そちら方面にはないから
ここから西の方へ行ったところに1軒あると教えてくれた。
この広い道ならいくらでもコンビにはあると思われるのにそうでもないらしい。
すこし遠回りになるような気もしたが、ビールを買うのが先決である。
バスで2停留所分くらい歩いたところにコンビニがあったが、酒類は売っていない。
この辺、ビール売ってないかと聞くと、すぐ向かいに酒屋があるという。
そこで缶ビールを1本買って、リュックに入れる。
この道を南に向かうと丁度瑞穂公園ということである。
この通りで何軒か、コンビニを見かけた。
コンビニは広い通りより、少し奥の通りにあるらしい。
瑞穂ラグビー場には予定よりすこし遅れたが、12時50分に着いた。
意外と沢山の人がぞろぞろラグビー場へ向かっている。親子連れや高校生などが
結構多い。早同戦の前にチビッコのラグビー戦があったらしいので、そのせいかも
しれない。
瑞穂でラグビーを見るのは、2回目である。前回はもう10年以上前に、早大1年だった長女と
年末の大学選手権を観戦にきた。そのときの相手は京産大で、会場もラグビー場ではなく、
大きい方の陸上競技場だったと思う。
それから明けて成人の日だったか、その前後の日曜日だったか、
今日対戦する同志社と学生選手権を争い、早稲田が勝った。更に云えば
社会人チャンピオンの東芝府中を破って、日本選手権を取った学生チームの
最後のチームとなったのだと思う。更に云えば今日の早大ラグビー部の監督を
している清宮が当時主将をしていたのではないかと思う。
随分以前の話である。私の記憶が二重三重に間違っているかもしれない。
さて、ラグビー場の中でもビールも売っていたし、学生アルバイトがスタンドまでビールを
売りにきていた。
わざわざ寄り道までして買ってくることも無かったが、350CCの缶ビールを
紙コップにいれたものを600円は高いな。
観客はどれくらいはよく分からないが
2〜3000人というところか、と思ったが
翌日の新聞によれば8000人とのこと。
そんなに入っていたのか。
こちら側のスタンドの人数を計算に
入れなかったかな。
スタンドに座り、缶ビールを飲み出すと間もなく1時に試合が始まった。、
すぐ同志社がトライを上げた。ノーホイッスルトライというものだ。
私はメインスタンドの反対側へ行ったが、こちらは同志社のフアンが多いらしい。
盛んに同志社を応援していた。
早稲田もすぐ取り返し、早稲田ペースの展開である。前半終わったところで
10点の点差で早稲田がリードしていたと思う(正確な数字は忘れた)。
春先の早稲田は滅茶苦茶弱い。今日は同志社に勝つとは思わなかったが
前半終わったところで、ひょっとするとこのまま勝つのでないかと期待が出てきた。
後半も最初に早稲田がトライを決め、その後も早稲田ペースである。
私の近くの人は同志社の卒業生か大声で応援するのが、うるさいくらいである。
結局、点差が広がる一方で早稲田が53対26で勝った。(と思ったが翌日の新聞に
よれば50対26になっていた。私の見間違いか)。
どちらにしても早稲田が勝って、わざわざ見に行った甲斐があったというものである。
試合の終了後、エールの交換があった。
まず、勝った早稲田から校歌の合唱があった。
その数、数百人の早稲田の卒業生と
思われる人達、老若男女がが立ち上がって
腕を振りながら、伴奏に合わせて、「都の西北」
を歌う。
「都の西北」はなかなかいい歌である。
私のような単なるフアンが聞いただけでも
じーんとくる。
卒業生なら尚更この瞬間はたまらないだろう
と思う。
校歌にあるように、心のふるさとを同じくする
もの同士が一つになれる時である。
早稲田の卒業生なら度々こういうチャンスに恵まれていることであろう。
それが、いわゆる名門大学に学んだものの特権ということか。
羨ましい思いで、この光景を見た。
「都の西北」の合唱を聞いた後、地下鉄の新瑞橋まで歩いて、栄へ出て、
名鉄瀬戸線に乗り継ぎ、4時に帰宅。
今日の歩数は、19,080歩だった。
以上