平成12年12月2日
自宅〜長久手町〜日進市〜東郷町〜名古屋市緑区・名鉄有松駅(25.5km)
今日は久しぶりに長距離を歩いてきた。
これだけの距離を歩くのは5ヶ月半ぶりくらいである。
どこへ行こうかと考えて、以前自宅から東と西へ行ったので、南へ歩くとするとして
国道155線沿いに南へ豊田、岡崎へ行っても面白みがないので、帰りの交通の便の
ことも考え、西南へ行くことにして、名鉄の適当な駅までと思った。
名鉄名古屋本線の有松というのが、目に付き、ここは有松絞りで有名なところだが、
町並み保存でも有名なので、それを見に行くことにした。
道路地図を見て、コースを決め、地図をコピーして持っていく。
朝、8時20分家を出る。
天気は快晴である。ウインドーブレカーは初めからリュックの中に入れて、長袖のシャツ2枚
なので、すこし寒い。歩いていると丁度よくなるだろう。
団地を出て、南へ愛知青少年公園方面へ向かう。途中までは私の定番コースである。
右ひざに少し痛みを感じるので、最後まで歩けるか不安もあるが、とにかく歩く。
瀬戸窯業技術センターというところで車のよく通る道から、林の中の道へ入る。
林の中の道からまた、アスファルトの道にでるが、車の通行の殆どない道を歩く。
こういく感じの道をしばらく歩く。
片側は林、片側は土砂の採石場とか置き場が
ある。
やがて瀬戸市から長久手町に入り、部落を通り過ぎる。その辺りからいつも青少年公園へ
向かうが、今日はまっすぐ南へ歩く。
やがてグリーンロードへ出て、テニスクラブへ寄ってトイレを借りる。
聞いているラジオの話では、今日は本当の小春日和というらいい。
歩いている内に汗をかいてくる。
グリーンロードをおり、下の国道233号線を歩く。
今日は日曜日でないので、車の通行が多い。特にダンプカー、大型貨物が多い。
この道は車道と人道が区別されていないので、歩きにくい。
30cmくらいのところにラインが引かれているだけである。
通学路になっていない道は、こうなっているのかと思い、気をつけながら歩く。
ところが、隣の日進市に入ると、同じ道が車道と人道の間に安全ガードが設置され、
しかも道が2mくらい拡張されている。道脇の田畑を買収して、道を拡張したのでは
ないかと思うが、市町村が変われば変わるものである。
歩いていると、よくわかる。
日進市北新田の三叉路から真南へ向かい、東名高速道路をくぐり、岩藤の交差点を
もうすこし南下して、斜めに入って日進市役所へ近道をする。
町の案内板を見て、私のよく知っている人の家がこの辺かとおもいつつ、急ぐ。
県道?58号線に出て、今度は西に向かう。
野方というところで近道をするため、南へ小高くなっている坂道を上がる。
以前、ヤマダ電機ができたとき、どうせ駐車場は満車だろうと思って日進市役所へ
車を停めて歩いて行った時の道を思い出しつつ歩く。あの時は畑の中へ入り込んで
道が分からなくなったことがある。
同じ道と通り、日進西高の前を通り、また南へ歩く。
広い国道153を渡り、和合ゴルフ場の横を通り、すこし上り道を上り、東郷町のごく
一部をかすめて、名古屋市緑区に入る、12時丁度、17.2km。
西南に真っ直ぐに伸びる道を少し歩いて、すぐ南にある扇川という川沿いにある
遊歩道を一目散に歩く。ただ歩くのみである。
扇川沿いに遊歩道がずーとまっすぐに
伸びている。
徳重というところに青山ダイソーという百円均一ショッピが目に付いたので、
立ち寄った。青山商事に洋服店を百円ショップに変えて店らしい。いろんな商品が
あるが、時間があまりないので、適当にして出る。
平手というところを過ぎたところより、有松駅へ近道をするため、その川沿いの道とわかれて
南へ住宅街の中の道に入る。
住宅街に近いところに一山残っている感じで、土地整理中とかで、地図の道がわからず
すこし時間をロスする。
目標としていた中学校を確認して、やれやれあとは一本道とわかったとき、そろそろ
どこかで昼飯をとるかと思いつく。
歩いている時は、空腹を感じないものである。
食べて食べれるが、おなかはすいたという感じはしないことが多い。
弁当を持っていっているときでも、コースの山をこえ、めどがたってから
昼食を取ることが多いので、比較的遅くなる。2時ごろが多い。
昼食をとってからも、真剣に歩かないといけないようなことは避けたいと思うだけである。
今日はどこでも食べれるから、勿論弁当を持ってきていない。
食べるなら、すこしビールを飲んで、そばでも食べたいところである。
どこでたべるかなと思いつつ、1時50分有松に着く。
旧東海道に面して、昔風の街が部分的に残っている。
ただ、旧東海道といえば主要道路だから当然といえば当然であるが、
狭い道にしては驚くほど車の通行が多い。
とても落ち着いて写真が撮っておれない。
旧東海道に面する街並み
有松山車会館に入る。
入館料200円
別に入るつもりもなかったが
トイレを借りるのをかねて入館した。
もう一組親子連れと見える男女がいた。
「有松の祭り」というビデオをしていた
ので、見る。
10月の祭りの時は3台の山車が
出るそうである。
ここの山車は、ご覧のとおり「からくり
人形」を積んだ山車である。祭りの時は
3台の山車を出しこのからくりの競演を
するらしい。どちらにしても見事なものである。この写真は1階から撮ったが、2階からも見れる。
2階からガラス越しに写真を撮ったが、真っ白になっている。どうしたのかとよく見るとガラスに
補強の格子が入っている。人間の目にはよく見えないが、カメラにはよく反射するらしい。
山車会館を出て、町並みを歩く。
車が通らないときをみて、写真を撮る。
山車会館近くにそば屋があった。
わざわざこんなところへ入る必要も
ないと思って入らず。
左の商家は「服部家」という県指定文化財。
井筒屋という屋号で今も有松絞りの
商売をしている。
大きな屋敷である。
写真を撮りつつ、名鉄有松駅に着く。午後2時40分、自宅から歩き出して25.5km
地下鉄の野並駅まで歩くつもりだったが、さらにここから6kmくらいあるので、
その案はギブアップ、名鉄電車に乗って名古屋へ向かう。
結局、昼飯を食べそびれて、午後4時半帰宅、帰宅までの今日の歩数は39,740歩だった。
以上