平成12年11月26日
京都西山めぐり 南春日町バス停〜東海自然歩道、金蔵寺〜善峰寺〜十輪寺〜
灰方バス停 13.2km

今日は大学同期生(大阪市大経済学部昭和35年卒)のハイキング会に
参加した。
ハイキング会は第7回目であるが、集合場所によっては愛知県から参加するには
ちょっと遠すぎて参加できないこともあり、先回から参加している。

阪急京都線・東向日駅に9時20分集合に間に合わせるため、自宅を6時半に出る。
名古屋発博多行きの新幹線はほぼ満席である。特に禁煙席でやっと空席を見つけ
座ることができた。
両隣は若い女性で、携帯電話を器用に片手の指で操ってメールのやりとりをしていた。

居眠りをするまもなく京都に着き、地下鉄、阪急を乗り継ぎ、東向日に着く。
バスはハイカーで超満員である。

竹林を開発した新興住宅街の中をバスは走っていく。
住宅の間に竹やぶがあちこちに残っている。

私は運転手の横に立っていたが道は狭く、カーブが多く、上り下りの多い道である。
また車がすれ違いも大変である。
こういうところのバスの運転も楽ではないと思った。

終点の一つ手前で、一人のハイカーが降りたが、その他はスタート駅から終点まで
通常の路線バスなのに、途中一人の乗降客もないという、全くのハイキング専用の
バスであった。
20分ほどで終点、南春日町に着く。

そこから東海自然歩道を上って行く。
ここに東海自然歩道が通っているとは知らなかった。
いつか、愛知県から大阪まで東海自然歩道を通して歩きたいと思うが、
ここをまた、そのうち歩く日があるかもしれない。

だんだん上り道がきつくなっていく。
上のコートは電車の中で脱ぎ、リュックに入れてあったが、上り道になり、
上の長袖のシャツも脱ぎ、長袖のTシャツ1枚になって、ゆっくり歩くが、
それでも汗をかく。

かなり勾配の上り道を上がった所が、金蔵寺(こんぞうじ)の駐車場になっていた。
「こののぼりを上がってくるのは大変ですな」と私に話し掛ける人がいた。
見れば、カメラを持って人が、RV車に三脚などを片付けかけている人である。
「姫路ナンバー?、お宅も姫路から写真を撮りに来られた?」と聞くと
「そうです。私ら、毎年ここへ来てますよ」
「紅葉はどうですか」「丁度、最高でっせ」
「そうですか」と言って、駐車場の上の紅葉を写真に撮り掛かったら、
「もうちょっと上にいきなはれ、もっとええとこありまっせ」ということなので
山門まで行った。一面紅葉で見事なものである。


金蔵寺、山門前で写す




山門をくぐり、階段を上って行くと
階段で三脚を構えてカメラマンが数人いた。
振り返ると、確かに写真を撮りたくなるような
紅葉である。


金蔵寺、境内にて

朝、早かったので、昼には少し早いが
昼食となった。

デジカメに興味を持っている友人と
デジカメの話などをしている内に
出発時間となった。


金蔵寺を発つ時
ふと横を見て、その景色が
印象的だったので、1枚写す。


紅葉、真っ盛りでカメラマンも
たくさんいた。


また、東海自然歩道を歩き出す。
しばらく、上る道を歩く。いかにも東海自然歩道らしい道である。土の道で、気持ちがいい
程度の上り下りがある。


いかにも東海自然歩道らしい道を
歩く。



山道を別れてアスファルトの下り一方の道をどんどん下りる。こんなに上ってきたのかと
思わせるくらいの下り道である。

1時間くらい歩いて善峰寺(よしみねでら)という大きいお寺に着く。
ここも紅葉も名所らしく、カメラを持った人が多い。

西国20番札所、桂昌院(徳川綱吉の母堂)ゆかりとかでその遺品展示あり。
境内は、馬鹿でかい、中を一周するのに小一時間かかる。


数人のカメラマンが群がっている
のに混じって私も1枚撮る。



1時間ほどこのお寺にいて、また歩き出す。
十輪寺というところに寄ったが、中へははいらず。

休憩所でしばらく休憩して、更に紅葉で有名な光明寺へ行くものと、行かないで
帰るものと別れた。
光明寺というのは、春のハイキング会の時寄った、あの大きいお寺のことらしい。
そういえば、紅葉で有名と聞いた。

私は、そちらへ寄らず、直行組に入り、バス停へ向かう。
20分くらい歩いてバス停に着く。幸い、すぐバスがあり、阪急電車、京都地下鉄、新幹線などを
乗り継ぎを6時半ごろ帰宅した。

以上