平成12年5月21日
豊橋市・葦毛湿原〜岩崎自然歩道〜二川テレビ中継塔往復 7.8km

今日は妻と次女と一緒に豊橋市のはずれにある葦毛湿原というところへ行ってきた。

JRの今年の「さわやかウオーキング」の指定のコースに入っている写真を見ると
尾瀬沼を思わせるので、一度いってみることにした。
JRだと二川から歩くことになるが、私たちは車で行くことにした。

東名高速を豊川でおり、1号線で豊橋市内を通り抜け、道路地図を見ながら走る。
豊橋の中心街を通り過ぎ、殿田橋というところで1号線と別れて真東へ向かう。
地図を見ていて、国立療養所というのが目印にする。国立豊橋東病院となって
いる。多分、結核療養所だったのだろう。それだけ市街地からはずれた所である。

道は狭くなるが、そろそろこの辺りから奥へ入るはずだという所で案内標識があり、
迷うことなく9時15分に着いた。
第一、第二合わせて100台くらい停めれる駐車場がある。
私たちが行った時には数台停まっていた。
その後も続々車がやってくる。
支度をして歩き出す。

今日は昨日の雨とうって変わって快晴である。
駐車場から10分ほど歩いて湿原の入口に着く。
案内板を見ていると、年輩の男性が、この辺に「カゼグルマ」という花が綺麗に咲いていたと
教えてくれた。
湿地入口の標識に従って、湿地に入る。


こういう風な板の道が用意されて
いる。
「みずばしょう」は無いにしても
何か花が咲いていないかと期待して
いたが、花はなにもない。
これにはすこしがっかりした。

その代わりでもないが、下を見ると
おたまじゃくしが大繁生である。
これが全部蛙になったら、大変な
数だ。蛙の群生地となる。


10分余り歩くと湿地のはずれに着く。
ここから山に向かう自然歩道になる。
NHK中継塔まで1.6kmとあるので、そこまで登ることにした。
自然歩道らしい上り道が続く。
景色が変わるわけではなく、単調な上り道であり、面白みに欠ける。

途中、一息峠というところがあり、座るところがあり、休憩する。

そこからまた、同じような道が続く。
30分くらい歩いて尾根道に出た。
涼しい風が吹いている。気持ちのいい風である。


尾根道より下界を見る。

かなりの高さである。

また尾根道をしばらく歩く。




テレビ中継塔に着く。
ちょっとした建物がある。

ここからまだ自然歩道が続くが
今日は自然歩道を歩きにきた訳では
ないので、ここから引き返すことにする。


今来た道を引き返す。
やはり下りは楽だ。足元に注意しながら下りる。
上って来る人に沢山出会う。

地元の人のハイキングコースになっているのだと思う。

下りは早く、また湿原に出る。

別の道を通って歩くが、この葦毛湿原自体がそう大きいものではない。
少々別の道をあるいて大して歩けるものではない。


こういう道をたどりながら湿地の入り口に
ついてしまった。
先ほど教えてもらった「カザグルマ」という花を
見に行く。
下ばかり見ていて分からなかったが
随分高い木に花が咲いていた。
小さな花である。

案内板にはいろいろな花、植物の説明が
あるが、時期が悪いのか、全く花らしきものなし。

期待はずれというほかなし。


駐車場へ向かう途中、沢山の人に出会う。これから湿原に向かう人たちである。
子供を連れた家族連れ多し。他町内の子供会の一行らしきグループもいた。

歩き出して、2時間15分ほどで帰ってきた。

JRの「さわやかウオーキング」では豊橋の一つ向こうの二川から10kmほど歩いて
この葦毛湿原へ来て、バスで豊橋まで帰るコースになっていたが、やや期待はずれの
コースになるのでないかと思った。

後、豊橋の有名なそば屋の支店が豊川インターの近くにあったので、そこで昼食とした。
12時半くらいだったが、そば屋は大変混んでいた。

2時過ぎに帰宅する。