平成12年4月16日
愛知環状鉄道中水野駅〜東海自然歩道〜労働者研修センター〜稚児橋〜白岩〜
岩屋堂〜赤津バス停 24.6km

今日は久しぶりに東海自然歩道を歩いてきた。
コースはいつものコースである。

昨夜の雨で今日の予定ははっきりしなかったが、朝起きると天気がいいので
久しぶりに東海自然歩道を歩くことにした。
8時15分に家を出る。
天気はいいが風はかなり強い。
近くの愛環の山口駅まで20分ほど歩く。

この駅は今注目の「海上の森」の最寄の駅なので、今日あたり随分ハイカーが
押し寄せるのではないか、高蔵寺方面から来る電車はハイカーで満員ではないかと
思っていたが、ハイカーらしき人は一人もいなかった。これには拍子抜けである。

高蔵寺方面行きの電車は、そこそこ乗客あり。
高校生が多い。

中水野で降り、いつもの道を歩き出す。8時50分。
殿様街道を通り、峠に向かって上り道を上がっていく。
20分ほど歩いてまた、自動車道に出る。

桜が丁度満開でいくつか写真を撮ったが、いいものなし。
桜の写真は、なにをどう撮るか、難しいように思う。
満開の木、山など全体を撮るのか、一枝を撮るのか。
今日は何枚か撮ったが、後で見ると、写りが全く悪い、変だった。

歩き出して1時閑弱で労働者研修センターに着く。
トイレを借りる。
高校生の合宿か、沢山見かけた。

東海自然歩道を歩くうちに、中高年男女3人組を追い抜く。
ビニールの袋を持っていたので、山菜でも取っていたのかもしれない。


しばらくして、休憩所で休んでいた夫婦連れと一緒になる。
どうやら私と同じ愛環できて、中水野から歩いてきたらしい。なかなか足が速い。
稚児橋まで行って往復するとのこと。
私が雲興寺まで行くというと、どれ位時間が掛かるかと聞かれた。
この辺りはよく歩いているようで、よく知っていた。

この道はつつじの花が多い。どこでも濃いピンクの色が見える。

歩き出して2時間して丁度休憩所があったので休憩する。
お茶を飲み、飴を一つ食べる。
その間、先ほどの夫婦連れが通り過ぎていかれた。
私も歩くのが早くはないが、この夫婦はそこそこ早いようだった。

歩き出してしばらくして、大きな青い網を持った女性に会う。
どうしたのかと聞くと、蝶々を取っているとう。
道で蝶々が来るのを待っているようだった。
しばらく歩いて宮刈峠へ着いたころ、また大きな網を持って歩いている
男性を見かけた。
その後、やはりもう一人見かけたので、なにか珍しい蝶々でもいるのかな。

ラジオを聞きながら歩いたが、「日曜討論」の後、久しぶりに「日曜歌の散歩」を
聞いた。この番組の2時間はあっという間に終わる感じである。
今日の歌の中では、青木光一(洸一だったか)の「都に花の散る夜は」という
歌が印象に残りました。都にあって故郷を歌う歌ですが
しみじみと私たちの年代のものには聞かせる歌でした。

稚児橋に近づき3組ほどグループに会う。
稚児橋まで車で来て、そこへ車を置いて、東海自然歩道を歩くという人でしょう。
稚児橋間近で先ほどの夫婦とすれ違った。すこし休憩して戻ってきたらしい。

稚児橋着、11時25分

そこからは、歩きにくい、岩と石ころだらけの、ごつごつした道を上って行く。
後は茶畑の横を通り、国道248の陸橋を越え、開けた平野部の端の道を
とにかく歩くのみ。

上半田川の部落を通りぬけ、また山に入る。
このあたりから白岩にかけてはいつもハイカーには会うことはない。

白岩の部落まで間、二組の夫婦連れらしき人に会ったが、いづれも
青い大きい網を持っていた。蝶々を探しているらしい。

白岩を通り、市道をしばらく歩いて、また山に入る。
ここから岩巣山へが、ちょっとした登りである。
谷川沿いの道をゆっくり上る。
1時ごろからは曇ってきてやや寒くなってきた。
岩巣山頂上付近の休憩所に1時20分に着く。しばし休憩。
お茶を飲み、バナナを一本食べる。
頂上から降りてきたらしい夫婦づれがきた。

しばらくやすんでまた歩き出す。
ここから岩屋堂に向かって下る一方の道だが、この間が意外と遠い。
そんな距離ではないと思うが、かなり時間がかかる感じがする。



岩巣山展望台から下界を
写す。
親子づれ二組がいた。
岩屋堂からここまでは
親子づれならちょうどいい散歩
になる。


ここからは岩と石の間の石の階段がうんざりするほどあるので、注意しながら下りていく。


岩屋堂着、14時15分
さすが花見客、ハイカーなど多い。
昼にはすこし遅いせいか、人影は少ない方だろう。
12時ごろは花見客で賑わっていたのではないかと思う。

川に掛かる橋の上から桜の写真を撮る。去年も初めてデジカメを買った日にここで写真を
撮ったなと思い出した。
風が強かったせいもあるか、写真はうまく撮れていなかった。今日は残念。

川沿いにしばらく歩いてからまた、ちょっときつい上り坂が続く。
上りはここまでという所に休憩所があり、14時45分すこし遅いが昼食にする。
前にも書いたが、歩いている時は、食べて食べれるが、食欲はわかないので
そのまま昼食なしでも済ませるが、おにぎりを持って帰ると妻に苦言をもらうので
ここで食べることにした。

昼食後、赤津バス停のバスが3時半ごろにあったなと思い出して、急ぐことにした。
途中で私よりすこし年輩の男性に会う。
瀬戸の人で車で岩屋堂まできて、この辺りを大分歩いてきたらしい。
向こうから話し掛けてきて、親切にいろいろ教えてくれる。
この辺りのこと、猿投山、物見山などいろいろ見所、近道など、地面に棒で図を
書きながら教えてくれるが、こちらはバスの時間が気になって落ち着いて聞いて
おれない。なかなか話好きのひとだった。

後、尾根道を歩き、どんどん沢を下っていった。
雲興寺の桜も見たかったが、久しぶりに歩いたせいか、膝もすこし痛みを
感じ出したので、雲興寺は諦め、バス停に直行した。
丁度、3時半のバスにぎりぎり間に合った。
赤津バス停着、15時30分、6時間40分、24.6km

瀬戸に着くと、今日は「陶祖まつり」という、秋の「瀬戸ものまつり」のミニ版のまつりで
混んでいた。
4時丁度帰宅。

一昨日妻に頼まれて写真を撮った庭のチューリップが二日でいっぺんに色づいて
花が開いたのでその写真を撮った。




以上