平成12年3月20日

自宅〜瀬戸赤津・万徳寺〜瀬戸東公園〜窯垣の小径〜瀬戸駅前〜文化センター〜自宅

今日は、去年の4月に歩いた時と同じコースを歩いてきた。

天気は良かったが、風は結構強い。
9時前に家を出て、30分ほど歩いて万徳寺に着く。
去年の11月か12月、ここで紅葉の写真を撮った。

春分の日ということで、お寺にお参りにくる老人達、家族連れの姿をみかける。
数枚の写真を撮り、歩き出す。
風が強くなり、ジャンパーをリュックから出す。
帽子を押さえておかないと吹き飛ばされるほど、風が強い。

瀬戸東公園に入り、散歩中の老人一人に会い、雑談しつつしばらく
一緒に歩く。この近くの人らしい。

公園を通り抜け、住宅街に出る。
比較的新しい住宅街である。
背に山が迫っている土地に建てられた分譲住宅である。

しばらく、ぶらぶら歩いて、「窯垣の小径」に出る。
瀬戸の一つの観光スポットである。
それなりにこの小道に面した家は塀、道など整備されている。


窯垣の小径

右側の家の塀はなかなか凝って作ってある。




同じく窯垣の小径

正面が「窯垣の小径資料館」

資料館には近所の老人が二人、案内役で
おられた。
ボランティアーでやっているらしい。

この横の道を山のほうへ上がっていくと
昔の登り窯があった所があり、写真のいい
ところもあると教えてももらった。

それで教えてもらったように山の方へ上がっていったが、よく分からないまま、また同じ道へ
出てしまった。
瀬戸市街地へ向かう。
途中、比較的大きなお寺があったので、中へ入る。この辺りでは由緒のあるお寺らしい。
瀬戸の窯業の有名な功労者の墓があるようだった。

3月ということであちこち道路工事をしている。

古い瀬戸の街を歩く。

いかにも古い街

手車を押して歩いている老婆と後方は
道路工事で車を誘導するガードマンの
アルバイトらしい女の子(茶髪だった)


瀬戸記念橋近くの商店街を歩く、昼近くそこそこ人が出ている。


こちらの商店街は祭日の昼だというのに
全く人出がない。



駅の側を通って自宅へ向かう。
途中、文化センターで「市制70周年」のイベントの一環として「昭和30年代の瀬戸の写真展」を
やっていたので、立ち寄る。
土門拳という写真家の弟子とかという写真家(名前は忘れた)の写真を展示していた。
白黒の写真である。
40年余り前の日本はこんな風だったかと衝撃を受けたくらい、貧しい、薄汚れた町の
風景写真である。
上半身裸で路地で遊んでいる子供その他、今の東南アジアでももっとましかと思われた。

よくもこれだけ、汚らしい写真を集めてきたなと、報道写真か何か知らないが、瀬戸という街に
対する悪意を感じたくらいである。
ざーと見て、すぐ出てきた。

12時過ぎ帰宅、13km

今日はデジカメではなく、普通のカメラで撮った写真をスキャナーで読み込んだものです。
スキャナーを通すので、写真はどうしてもぼけています。