2014年8月31日

瀬戸・商店街 

瀬戸には、二つの商店街がある。
末広通商店街と銀座通商店街である。この商店街が、瀬戸川を挟んで東西につながっている。
どことも同じく、いろいろ対策を講じてはいるが、商店街の状況は厳しい。
今回、この二つの商店街のアーケードの改修ができたのを機会に、その完成を祝うイベントを
8月30日(土)〜31日(日)の二日間開催した。
瀬戸での最大のイベント・瀬戸もの祭りを2週間後に控え、この期にイベントを開催するとは
商店街の意欲を買いたいと思った。

31日に商店街を歩いてきた。

まず末広商店街から


上のアーケードも綺麗になって、明るくなった。

さすが今日はお客も出ている。

いつもの静かな商店街とは違う。




商店街はこれくらい活気がないと話にならない。

この呉服屋さんの店先に、お客の買い気を誘う商品を
並べているようである。




商店街のはずれ近くなると、やや客足は寂しい。

これは電器屋の店先のようだが、この人は何をしているのか不明。



末広通商店街と次の銀座通商店との間に、これらの商店街と平行ではなく、交差する方向に
宮前商店街がある。深川神社の参道に面した商店街である。


鰻屋の店先で

この宮前商店街の中でよく客が入っているのが
この鰻屋の数軒先にある焼きそば屋とこの鰻屋である。

この人は、鰻を家族で食べるため、予約するのに
予約票に書き入れるところらしい。




予約票を見ると、まだ11時だというのに
もう十組くらいの記載がある。

鰻を食べる人が多いのだ。

今日のイベントに家族連れできて、昼食はここで鰻を
食べていこうという人が多いらしい。




銀座通商店街

こちらの商店街は今度のイベントを
「銀こいまつり」と言うらしい。

この商店街は、もう一つの末広通商店街よりも
普段からいろいろ振興対策を取っている。

そのせいもあるのか、こちらの方が賑やかで、人でも多い。
華やいで見える。





子ども向けの催し

金魚すくいではないが、そのようなもの。

専門の業者ではなく、この商店街の人かアルバイトが
やっているのだと思う。



出し物のひとつ、似顔絵

扇子とか団扇とか色紙に似顔絵を描いてくれるようである。

描いている人は、よく見かける人である。
わたしと同じ団地の住民である。
いつもベレー帽をかぶっておられるのも、
画を描くのが仕事なのか、趣味なのだろう。




廃業したらしい元電器店の店先に小物を並べ
アコーディオンを持っている人がいたので話しかけてみた。

「だいぶ長くアコーディオンをやっておられるんですか」
「いや、まだやり始めですよ。2,3年ですよ」
「アコーディオンって、高いでしょう」
「いや、ネットで買ったので安かった。3万円か5万円か、
そんなものですよ」

もちろんプロが使う本格的なものではない。
たぶん中古品かと思うが、それくらいの値段で買えるのはいい。

楽譜を広げて、何か演奏し始める様子だった。

わたしは、先を急いだので、失礼した。

アコーディオンもギターもピアノもエレクトンも
両手、両指を使わなければならないので
脳の活性化によい。

しかし、不器用なわたしには、同時に両手を使う演奏というのは
夢の夢のような気がする。



浴衣を着た女児が、結構たくさんいた。

祭りはこうでなくっては。


一句

浴衣着て 風船持つ子や 招き猫



以上