2014年1月19日

パルティ瀬戸から生活交流館

名鉄・尾張瀬戸駅の隣にある、瀬戸市の公共施設「パルティ瀬戸」の中にある図書館分室へ本を返却にいった。
本は、浅田次郎「黒書院の六兵衛」上・下2巻である。
この小説は、日経新聞朝刊に連載されていたものである。
連載中、毎日楽しみにして読んでいた。
それが単行本になったので、あらためて読みたいと思っていた。
図書館で予約したら、かなりの数の、たぶん20人以上の予約待ちだった。
その番がやっと、わたしの回ってきた。
その後、待っている人が十数人いるので、急いで読んだ。
本の内容は、連載の話のままである。特に加筆も修正もないようだった。
その六兵衛という謎の人物は、謎のままだった。
面白いアイデアの筋書きである。
しかし、結局作者は何を言いたかったのか、よくわからないままだった。
悪くいえば、作者の空想に付き合っただけと言えるかもしれない。


パルティ瀬戸3階の公共スペース

土日は、ここで中・高校生がグループでよく勉強している。


この後、近くのショッピングセンターで用事を済ませ、自宅へ。

途中、瀬戸市文化センター別館の生活交流館へ寄った。
ここは、ほぼ毎週、瀬戸市民などの写真展、絵画展、書道展、陶器展などが開催されている。
表を通った時は、大概ちょっと中を覗いてみることが多い。


水彩画展をやっていた。

この水彩画の会は覚えがある。
去年の11月末、この会館を1階から3階まで使って
作品展をしていた。
そのとき、話した会員の方の話では
会員が150人もいる会だそうである。

今回の作品展は、その一部の会員の作品展のようである。
20人くらいの水彩画が展示されていた。

水彩画は油絵や日本画と比べて、わかりやすいのがいい。
水彩画には、抽象画はないし、人物像も少ない。
ここに出ているのには、静物画もない。
全体として、風景画である。
それも、街の画が多い。
わたしの好きな画である。

ざっと見てきた。

ついでに、今日はほかのどんな催しがあるのか、会場案内を見た。


ここの5つの会議室を借りて
「全国児童・中学生英語検定試験」の会場になっていた。

こんな英語検定があることは、初めて知った。
あの「英検」の向こうを張って新しくできた試験なのかもしれない。
参加者を集めるため、地方都市にまで試験会場を
設定しているのかなという感じがした。



以上