2013年12月16日

名古屋・学校生物実験室


学校へ行く前に、年賀状を投函するため、郵便局へ寄った。
今年は、12月11日には印刷完了して、一言コメントも書き終わった。
例年より10日くらい早く終わった。
例年の年賀状に入れる写真をやめて文章だけになったので、早く印刷できたこともあるのかもしれない。
例年どおり家族に不幸があって喪中の人の他に、年賀状をやりとりしていたご本人が3人なくなったり
後期高齢者になったので年賀状は失礼したいという人がいたりして、年賀状を出す人が減る一方である。
そこで、親しい間柄であるが、今まで年賀状を出していなかった人にも出すことにした。

「賀状書く 増やしてみたり 三四枚」

学校も今週で冬休みである。
各科目、年内は最後の授業になる。

月曜日の「科学と人間生活」の授業は、生物実験室である。

最初の45分は通常の授業とその関連の実験(硝酸アンモニュウム)を水に入れて
急激に温度が下がる実験だった。

後半の45分はケーキ作りである。


牛乳の紙パックを切断したものに、粉とミルクを入れ
ステンレスの薄い板に電気を流して、ケーキをつくる実験である。
20アンペアだったと思う。

この実験を見て思い出したことがある。
終戦直後の食糧不足のとき、各家庭が木の箱を作り、
それに鉄板を両端に入れて電気を流し、パンを作っていた。
今思うときわめて危険な話である。
感電や漏電事故も、数多くあったのではないだろうか。




そうこうするうちに、15分ほどして、ケーキはできあがった。
ふっくらと焼き上がったようである。

電気を切って、紙パックからケーキを出して
3つに切った。
3人で1班である。




切ったケーキ

それぞれ好みに応じて、チョコレートとかシロップとかで味付けした。
ちょうどおなかがすいていたし、なかなか美味しかった。

面白い実験もあるものである。



以上