2013年12月1日

名古屋行き・写真展など


この日、パルティ瀬戸写真教室の仲間だった人から、
「名古屋東桜会館で開催中の絵画・写真作品展に出品しているのでの見に来ませんか」というお誘いを受けていた。
そこで、名古屋へ出かけた。
その会場に行くのに、少し時間があったので、中日文化センターへ寄った。
瀬戸市在住の80歳の洋画家の作品展が、中日文化センターギャラリーで開催中という新聞記事を読んだので
ついでに見てこようと思ったのである。
この画家は、中日文化センターの講師をしているらしく、生徒の作品展と同時に別室で画家自身の作品が展示されていた。
一目見て、がっかり、暗くて、薄汚いとしか感じられない画である。ろくに見ずにすぐ出てきた。
生徒の作品もいまいち。
前日見た水彩画の方がはるかによかったと思う。

いい時間になったので、新栄の東桜会館へ行った。
彼の作品は例によって、「天空の竹田城」である。いい写真と思った。
この作品展には、写真教室の仲間だった人が、彼を入れて4人出品していた。
しかもそのうち一人は、愛知県知事賞である。尾張旭の森林公園でカワセミが魚をくわえてジャンプしたところである。
見事な写真である。
後で聞いた説明によると、400ミリの単焦点望遠を使い、しかも標準機まで取り付けて、写真を撮るそうである。
そのタイミングを辛抱強い待つわけである。
とても普通の人間ではできないだろう。

その後、喫茶店を探して、そこで1時間ほどしゃべってきた。
今日は最終日のため、作品の撤収あるので、喫茶店を出たところで、彼と別れて、わたしは栄駅へ向かった。

途中、警察官が数人が立っているので、何事かと思ったら、そこの小公園での集会の警備?である。
今の「秘密保護法案」反対の集会である。
マイクでがなり立てている割に参加者はすくない。せいぜい40人前後か。
マイクの発言に対しても、拍手はパラパラ。これでは気勢が上がらない。

「秘密保護法案」反対の署名を呼びかけているのは、中年の女性2人である。
「あんたね。この法律の意味、わかってんか」と、その女性に聞いてみたかったが、
こんな連中を相手にするのも時間のムダと思って、先へ急いだ。

(余談 この集会の記事が翌日の中日新聞にどういう風に出るのか、楽しみにしていた。
参加者の数をどれだけ「鯖を読む」のか、知りたかったのである。
翌日の「中日」には、「秘密保護法案」反対のデモの写真と記事がでいた。
栄でデモがあったということである。この集会の参加者が、その後デモをしたのであろう。
その記事を読めば、参加者約120人とある。あれからそれだけに増えたとも思えないが、すこし水増ししたらしい。
デモの写真の撮り方に工夫がしてある。プラカードを高く上げさせ、いかにもたくさんのデモように見せている。
「秘密保護法案」大反対の「中日」の意図が透けて見える。)

地下鉄の栄駅に向かう途中で、いくつかスマホで写真を撮った。


広小路通り

暮れかかかってきたが、街路灯を撮る位置が悪く、うまく出ていないのが、残念。

これからも、この時間帯、ここを通ることはなさそうな気がする。

「暮れ誘う 明日(あした)もあらん 冬並木」






愛知県芸術文化センター前にて

ここでも、街路灯が後ろの建物の反射ガラスに重なって、うまく出ていない。
残念である。






栄公園でテレビ塔をみる。

名古屋の空は、やっぱりテレビ塔だよ。

すっきりした。

今日の締めはテレビ塔だ。

「冬空を 青々にして テレビ塔」



テレビ塔の写真が撮れて、気持ちよく帰えることができた。

以上