2013年10月26日

Kenkenパズル(宮本パズル)

元来、パズル好きのわたしは、いろいろなパズルをやってきた。
宮本哲也氏が考案された「Kenken」パズルもだいぶ根を詰めてやった。
しかし、その後「Killer sudoku」や「Ripple effect」(波及効果)に関心が移っていったので
「Kenken」パズルのことはすっかり忘れていた。

ところが、今年の9月中旬、偶然本屋の店頭でみた「宮本パズル ファーストクラス編」という本を手に取り、
中身を見てすぐ買った。

「エコノミークラス編」「ビジネスクラス編」と難易度が高くなり、この「ファー
ストクラス編」が一番難しい。

パズル好きで、パズルの得意なわたしでも手こずる。
無条件に面白い。
はまる。

この宮本パズルは、「KenKen」というパズルのことである。

7×7枠問題と8×8枠問題がそれぞれ30問ずつ、9×9枠問題が40問入っている。

数独と同じように、各行、各列には同じ数字が入らないように数字を埋めていくパズルである。
全体の枠のなかが、数十のブロックに分かれている。
ブロック内のマス目は2から十いくつまである。
その各ブロックの左肩の小さく数字が書かれている。
足し算、引き算、かけ算、割り算の計算の結果が、その数字になるように、数字を入れていくのである。

通常、このパズルの問題集は、各ブロック左肩の数字の横に、+、ー、×、÷の記号が付いている。
だから、どの演算をすのかわかるのである。答えは見つけやすい。

ところが、この本の問題には、演算子が書いていない。
そのため、この数字になるのは、足し算なのか、引き算なのか、かけ算なのか、割り算なのか、わからないのである。
それだから大変難しい。

人間の錯覚を巧みに利用しているところがある。
なかなかのものである。

通常の数独にもあきた。
面白いパズルはないかという方にはおすすめである。

わたしは、毎日1〜2問やっている。こんな面白いパズルはないとさえ思っている。

上記の本のうち、7×7枠問題と8×8枠問題をやってしまった。
9×9枠問題となると、段違いに難しくなる。

9×9枠問題に入る前に、やはり宮本氏の「Black Belt Kenken」という洋書を買ってあったので、
その中の8×8枠問題で、やはり演算子の書いていない問題(英語では、no-opという)をやっている。


わたしは、問題の答えを直接、本に書き込まない。
枠だけ作ったエクセルのシートを印刷しておいて
問題をその白紙の紙に書き写す。
その方が余白にメモを書くことができるので便利だと思う。

また、本を持ち運ばなくても、問題紙だけ持って行けばいいのである。
これだと軽いし、折りたためば小さくなる。




「Kenkenパズル問題の解答をスマホのカメラで撮ったもの。
なぜ、これが必要か。
Kenkenパズルの問題は難しい。
試行錯誤をしなければならない時もある。
しかし、余分な試行錯誤は時間のむだである。

だからいくつも分岐しているようなケースは、その部分の解答を
見てヒントにする。
その後のプロセスを楽しめばいいのだから。

スマホで撮った写真は、拡大できるので、必要な部分を大きくすればよい。
この点、スマホは便利である。

わたしは、バスの中とか、学校の待機時間とかに、Kenkenパズルを
することがある。そのため、スマホで解答の写真を撮っておく。



以上