平成21年(2009年)10月7日

大学同期会の当日、会は昼からなので、午前中、東山の名刹・建仁寺を訪ねた。
前日の5人に一人加わって6人のグループである。

建仁寺は、日本最古の禅宗の本山寺院、開祖は栄西禅師、開基は源頼家。


建仁寺正面


参拝の手続きをして、中へ入った。


中庭

きれいな砂の形である。




きれいに磨かれた広い廊下




方丈内の座敷

今日は、何か大法会があるのか、若い僧侶たちが
この座敷でそろっていた。
この写真が面白いと思った。
後でその写真を撮ろうと思って、別のところへ行って
戻ってくると、会合が始まったのか、誰もいない。

しまったと思いつつ、この座敷の写真を撮った。





安国寺恵瓊の首塚

下記説明によれば、
恵瓊は、生前このお寺の方丈の移転など、いろいろ援助をしたらしい。

恵瓊が関ヶ原合戦敗戦により、六条河原で斬首されたとき
このお寺の僧侶が首を密かに持ち帰り、方丈内の土地に埋めた。

安国寺恵瓊の墓といわないのは、徳川幕府をおもんばかってのことであろう。




同上首塚のいわれが書かれている。






方丈とは別の院の内部

天井の絵がすごい。




国宝・俵屋宗達 風神雷神図

展示してあるのは、もちろんレプリカである。

国宝をすぐ目の前でガラスケースもなしに
見られるわけがない。




こちらは、先ほどの石庭とは別の庭




庭の前で、神妙に座って写真を撮ってもらった。




今日の午前中に訪問したのは、この建仁寺だけだったが、それだけにゆっくり見学できたし、
休憩する時間もたっぷりあった。
よかったと思う。

そろそろいい時間となったので、大学同期会の会場へ向かった。

以上