平成21年10月6日

隔年開催の大学同期会が、今年は京都で開催された。
その前日、大学時代の仲間5人で京都見物した。

京都駅に集合して、小雨の中歩き出した。

渉成園を見学した。

渉成園は、池泉回遊式庭園をもつ東本願寺の飛び地境内地である。


渉成園の庭園




同じく

今日は小雨が降っており、平日の午後ということで
人影も少なかった。



渉成園を出て、次の東本願寺へ向かった。



東本願寺

山門を入ったところ




東本願寺本堂




同じく



東本願寺を出て西本願寺へ向かった。



途中の町屋

前を行く4人が仲間である。

写真を撮っていると、つい遅れがちになる。




途中で見かけた家の入り口? 路地?

面白いと思ってシャッターを押す。






西本願寺

わたしには、東より西本願寺の方に親しみを感じた。





同じく西本願寺本堂

見事なものである。




同じく西本願寺本堂の前の廊下



西本願寺を出て、隣の龍谷大学に寄った。


わたしは龍谷大学に来たのは初めてである。
すごいものだと思った。

本館をはじめ、これだけの建物が重要文化財になっているのである。

これだけのものをもつ大学って、ほかにないのでは。




同じく龍谷大学本館(重文)

夕方になると、この外灯がライトアップするか。
そうならばそんな写真を撮りたいものである。




同じく龍谷大学本館と?館




同じく龍谷大学

わたしは、こういう通路に心引かれて、写真を撮る。



龍谷大学の建物を見て写真を撮れたことによって、それだけで今日1日の成果があった気がした。


つぎの予定、島原へ向かった。



花街(かがい)・島原入り口の門

島原は遊郭ではなく、花街というそうである。




島原の揚屋・角屋(すみや) 重要文化財

大きな建物である。

入場料1000円、二階の座敷の見学料は別に800円

この角屋は、置屋ではなく、揚屋である。
揚屋は、料理を作っていたので、現在の料亭にあたる。





同じく角屋の中庭
立派な庭園である。




同じく角屋の座敷

2階の座敷は予約制で、ここの人が案内してくれる。
写真は撮るな、壁に触るなと事細かくうるさく言う。

案内とはいうものの、客が自由に2階にあがって、写真を撮ったり
壁に触ったされるのを防止するための監視である。


誠に感じが悪かった。

この写真は2階の座敷ではない。1階である。


揚屋というのは、単に酒を飲んで宴会をする場ではない。
お茶会をしたり、歌や俳句をよんだり、庭を鑑賞したりするサロンだったとか。
だから、ここに来る客はレベルの高い教養人だったそうな。
だれでも入れるところでない格式の高い店である。

新選組の組長芹沢鴨が暗殺された夜も、その直前までここで遊興していたという話だった。

揚屋としては、明治5年まで営業していた。
島原にあった大半の揚屋は、明治になって祇園へ移った。
この角屋は建物が大きすぎたため祇園にこれだけの建物を移築する場所がなかった。
それで、島原に残ったらしい。

そんな解説を聞いた。




角屋の近くにあった店
ここも大店である。
ここも由緒のある店のようである。
なにかこの店のことについて案内板が出ている。

ここは、今も料亭として使われていると聞いたように思う。



今日の京都見物の予定は終わったので、ホテルへ向かった。

以上