平成19年10月21日　　碧南市民図書館、碧南市街

産経新聞のコピーを取らせていただくため、碧南市民図書館へ行くことになった。
せっかく碧南市へいくのだから、ついでに街を見てこようと出かけた。

わたしが今こっている英語のクロスワードパズルの本も十数冊買ったが
ほとんどやってしまった。

新しい問題の入手として、読売新聞金曜日夕刊と産経新聞日曜版に出ている問題をコピーして
やっている。
読売新聞は、愛知県図書館で、読売新聞縮刷版をコピーしている。
産経新聞については、今年の3月まで、毎日曜日に出ていた。
産経新聞には、縮刷版がない。新聞本紙は愛知県図書館でも１年分しか保存されていない。
ところが、碧南市民図書館では、産経新聞を５年間保存されているそうである。

そこで、それをコピーするため、はるばる碧南市へ出かけたのである。

碧南市民図書館は、碧南の中心部よりやや北に離れたところにある。
図書館の横に、芸術文化ホールがある。

感じのいい図書館である。

産経新聞を１０か月分コピーしてきた。
意外に時間がかかるものである。２時間ほどかかった。

図書館の外観と内部の写真は以下のとおり

図書館の外観

この真ん中あたりが入り口

なお、この図書館は、碧南「市立」図書館ではなく
碧南「市民」図書館という。

いかにも市民のための図書館という姿勢が感じられて
好ましい印象を受ける。

県内の公立図書館で、「市民」と付くのは、ここだけである。

受付カウンター

開架書庫に座って本が読めるよう、椅子が各棚ごとに
置いてあるのには感心した。

このあたりにも、人に優しい図書館という感じがある。

図書館内部の壁に絵がかかっている。

内部の通路

なにか感じるところがあって写真を撮った。

新聞雑誌コーナー

ここも比較的ゆったりしたスペースで
落ち着いて、新聞雑誌がよめるようになっている。

新聞のコピーが終わったので、図書館の人に、碧南市で以前にぎやかだったが、今は寂れてしまっているところは
どこですかと聞くと、衣浦温泉街がそうではないかと教えてもらったので、そこへ行くことにした。

昼も過ぎ、おなかもすいたが、このあたり、うどん屋とかラーメン屋などの店のないところである。

衣浦温泉街は、冷泉が出ていて、かってはにぎやかだったが、今はまったくさびれてしまっているようである。

衣浦温泉街の一軒

今は営業はしていない様子

衣浦温泉街の一軒

看板は出ているが、営業をしているようにも見えないが。

元旅館の内部
ガラス越しに写す

ちゃんとスリッパを揃えてあって
今も営業中という感じもするが。

衣浦温泉街の写真を撮り、碧南の中心街へ行くため、近くの名鉄の駅へ向かう。
「新川町」駅から電車に乗って、２駅目の終点「碧南」で下車

このタバコ屋さんへお茶を買うため入る。

お茶を買い、このあたりでうどんやはないかと聞くと
隣がうどんやで、タバコ屋のおばさんのご主人が
やっておられるそうである。しかし、今日は日曜日で
休みということである。

今日家を出るとき、ハンカチを持ってくるのをうっかり
忘れた。
ハンカチは売ってないかと聞くと、ハンカチはない。
手ぬぐいでよければあげるよと言われた。
洗濯したおしぼりがあったので、これあげるわと
おしぼりをもらった。
おなかがすいているのなら、これもあげるといわれて
そこにあったバナナを一本くれた。
本当に親切なおばさんである。

しばらく雑談をした。この年代の人は、他人が困っていれば、助けてやりたいという気持ちが強いのだと思う。

おばさんにお礼を言って出る。

今日は、ちょうど、碧南市の秋のイベント「大浜てらまちウオーキング」が開催されていた。
この街に多いお寺を順番に回ってくるらしい。
それで、あちこちテントを張った案内所があるし、いろんなものを売っている。
たくさんの人出である。

大正通り

左の工場は、このあたりでは名の知れた味噌の工場である。

地図を見ながら、街を歩いてみる。

旧大浜警察署
大正１３年建造

なかなか感じのいい建物である。

今は、警察としては使用されていない。

米穀店の看板が残っているが、
たぶん営業はしていないと思われる。

この後、この路地を進む。

上記の米穀店の前で写真を頼んで
撮ってもらった。

さきほどの路地を歩いてきたところ

うどんを作っている製麺屋さん

この裏手に新しい工場があるようだった。

左側はお寺の壁

ここ碧南も市内にお寺の多いところである。

碧南の著名工場がこの九重味醂である。

これが本社らしい。

九重味醂大倉

登録有形文化財指定

宝永３年造
天明７年移築改造

３００年以上前の建物だそうである。

今でも立派に現業中である。

一とおり見て歩いて、碧南駅に戻り、帰路に着いた。

以上