平成19年9月8日〜9日 瀬戸・せともの祭り その1

毎年、9月の第2土曜日と日曜日の二日間は、せともの祭りである。
瀬戸での最大のイベントである。
以前、土曜日の出校日になっていたときでも、瀬戸市内の小中学校は
せともの祭りの日は休みとなっていた。

以前は、名古屋市民が、名鉄電車で押し寄せ、電車は満員だった。
また、瀬戸市内のあちこちにもうけられた駐車場には、大型観光バスが
たくさん見られた。

最近は、同じようなイベントが、あちこちであるし、世の中の不景気もあるのか
やや、沈滞気味だった。

瀬戸市民は、祭りの露天、屋台などで、買い物をする。
瀬戸市外の人は、陶器屋さんで、陶器を買う。
というようなパターンのようである。

今年は、恒例の雨にもならず、人出も去年よりは、にぎやかなような感じはした。

2日間とも、午後4時過ぎより、自宅からぶらぶら歩いて、写真を撮りに行った。

写真の題材としては、陶器屋さんの店より、露天商の方が面白いと思った。

写真の枚数が多いので、露天商の写真とそれ以外とで、二つにわけることにした。

その1は、露天商以外のせともの祭りの様子である。

パルティ瀬戸前の混雑


疲れて休む人たち




この日のために用意した商品を並べる陶器屋さん
と買い物をする人




同じく




同じく

買い物を選ぶ人たち




この突き当たりが、深川神社

これだけ宮前通りに人が出るのは
さすがせともの祭りである。



今日は閉店の宮前通りの商店街
(上の写真の後ろ側)

この前の焼そば屋さんは、いつもお客が表に
行列をつくって待つほど、はやっている店だが、
せともの祭りのときは、前に露天商の店が出るためか
休業している。
絶好の稼ぎ時と思うが、店をやっておれないのか






今年のせともの祭りの目玉?

今どき珍しい三輪トラックが展示されている。

ぴかぴかに手入れされ、今でも現役で動いているそうである。




三輪トラックの背面

ちゃんとナンバーも付いている。

さすが、スピードは出ないのか
「遅い速度でご迷惑をかけています。お先にどうぞ」
と書かれている。


運転席

エンジンルームがむき出しになっているが
よくもこれだけ、きれいに手入れされたものである。

ハンドルも、丸ハンドルではなく、
角ハンドルと呼ばれたハンドルである。
(2輪車のハンドルのようなもの)

車を運転してきたらしい人に話を聞いた。

昭和31年製、当時48万円したそうである。
当時の大卒の初任給は5000円くらいだったか

それからすると、かなり高かったものである。
まだ、車も少なかった時代である。

この三輪トラックは、八百屋さんで10年くらい使われていたが
店主がなくなったので、そのまま納屋へ入れて、保管されていた。
その八百屋の後継者も、車好きで、このトラックをよく手入れされていた。

岐阜の卸売り市場が、この車を買い受けて、使っているとのことだった。




上記の三輪トラックの横に
同じくダイハツの軽トラック「ミゼット」が展示されていた。

こちらも、まだ現役で走っているらしい。

これにもびっくりした。




上記ミゼットの背面

ミゼットは、アクセサリーを売っているようだった。




夕暮れが近づき、提灯に明かりがともる



同じく




同じく




今年のせともの祭りも終わりに近い。

午後7時までですというアナウンスが流れている。





以上