平成19年5月20日

名古屋市西区円頓寺商店街


円頓寺商店街は、名古屋駅から東北へ約700メートルのところから
真東へ1キロ弱続いているアーケード商店街である。

円頓寺商店街といえば、名古屋では、大須商店街と並ぶ
有力商店街だったのではないかと思う。

円頓寺という名前は、この商店街の中ほどに
円頓寺という古いお寺がある。
そこからこの商店街の名前となったのだと思われる。

円頓寺商店街を西の入口から、商店街を東へ進むことにした。

朝9時すぎ、商店街の西側入口から
商店街へ

まだ、すこし早いのか、店は
そろそろ準備中というところである。

商店街入口に
赤提灯が歓迎してくれた?






商店街へ入ってすぐの
洋服店の前に
その店のおばさんがおられたので
すこし雑談。

洋服店となっているが
洋服の仕立てなどは
だいぶ前にやめたそうである。

2代続いた洋服店も、おばさんの
ご主人の代で廃業
昔は住み込みの若い職人さんも
いたそうであるが、今はそんな人も
いなくなった。


今は、洋服というより、雑貨を
すこし店頭に並べているようだった。
店の一部右側が、隣りのパチンコ店の
景品買い取り窓口になっているようである。

昔からの隣り付き合いなので
というおばさんの話である。

今は、こちらの方が本業なのかも
しれない。



前を若者が、おばあさんの手を引いて
歩いていく。

おばあさんが昔懐かしいへ
円頓寺商店街へきたのかもしれない。

若者は、熱心におばあさんに
話しかけていた。
面倒見のいい青年なのかもしれない。

そのお連れの左側のお二人も
手をつないで歩いていく。







商店街の店

準備中の店もあるが、
やはり閉店した店も
かなり目に付く

2〜3割程度の店は
閉店廃業しているような
感じがした。

いずこも同じである。



このスーパーは、賑わっている。

自転車でやってくる年配の人が
多い。

不思議と若い人はいないものである。





このスポーツ用品店は
景気がいいのか、商品を
道に、あふれるばかり、
出している。




元店舗と思われる駐車場

昔は店だったところと思われるが
だいぶ以前に廃業したのでは






真ん中の店の看板は
喫茶店であるが、
廃業したらしく
その後に、さきほどの
スポーツ用品店の
店が入っている模様





文房具店

店の中をのぞくと
確かに、古そうな帳簿など
文房具が雑多に積んである
ようである。

しかし、ほとんど文房具店としては
機能していないような感じである。

春まき用の植物のたねを並べていた。

子ども向けの「がじゃがじゃ」の器械も
わびしそうである。




廃業した元店舗も
けっこう目に付く




円頓寺商店街の名前の元となった?
お寺

案内によれば
1654年創建とあるから、ずいぶん
古いお寺である。

ここに安置されている
鬼子母神像(名古屋城天守閣余材で
刻まれた)は毎月18日に公開されているとか

この立派な山門の中には
現在的な本堂か、お寺の建物がある。




「温暖化を止めよう」と書いたスローガンを
もった人形

先の方にも、こういうものが
ぶら下がっている。




この店は、なかなか変わったものを並べている。

金魚鉢、風鈴、わらじなど

こういうものも買う人がいるのでしょうかね。




喫茶店の床掃除にきていた人に
話しかけて、しばらく雑談

この「西アサヒ」という喫茶店は
大変有名な喫茶店だそうである。

中日ドラゴンズの選手、相撲力士など
この店をひいきにした有名人は
多いそうである。

たしかに店の中は、ちょっと
レトロな感じではある。




椅子もたしかに、レトロな感じがする。

今、こういう喫茶店もすくないのでは

日曜日は休みのため
コーヒーは飲めなかった。

ここのたまごサンドが名物だとか

ここのおかみさんらしき女性が
うちのたまごサンドを食べると
よそのものは食べられないとか




円頓寺商店街の1本入ったところにある
飲み屋街

円頓寺銀座街というらしい。




円頓寺商店街の東側の入口

こちらの方は、裏口になるのか

人の通りも少なく、
閉まっている店も多いようである。




この後、円頓寺商店街のすぐ横の「西区那古野一丁目」、四間道へ行った。


以上