平成19年5月3日

瀬戸市〜旭街道〜尾張旭市〜名古屋市守山区大森〜
瀬戸街道〜尾張瀬戸駅 19km

妻がホームセンターへ、畑に植える苗を買いに行くというので
その車に便乗して、ホームセンターから名古屋市に向かって
旭街道を歩き出す。
今日の予定は、4時間、20kmである。

旭街道をひたすら歩くと、ある工場の塀沿いに
ツツジが今を盛りに咲いていた。

これだけ、ずっと一面に
咲くツツジもみごとである。

ツツジは、赤、ピンク、白と
三色ある。





車がびゅんびゅん通る街道沿いに
貸し農園らしいのがあり、
年配の女性二人が仕事中である。

この三輪車に乗ってきたらしい。





真ん中に見えるランクルに乗ってきた男性が
畑の作業である。

車の中には、着替えがつってあった。

五月晴れ
ランクルで来て
畑おこす

という感じである。


道ばたの木の上に小屋がある。
なぜこんなところにこんなものがあるのか不明
ここで住んでいる人がいるわけではないと思うが。

ソロー「森の生活」
マーク・トウエン「ハックルベリー・フィンの冒険」
あるいはそれとも
スティーブンソン「宝島」

そんなことを思い出したりして、
まあ、関係ないか






旭街道をどんどん西へ歩き、東名高速道路をくぐったあたりから、名古屋市に入った。



ちょっと変わった感じの理髪店

理髪店をするのに、こういう店を造ったのか
元からあった建物を理髪店にしたのか

ちょっと面白いと思って写真を撮った。



旭街道を歩き出して、1時間半たったので、北へ向かって、瀬戸街道に出て
瀬戸へ戻ることにした。


名古屋市守山区大森

正面に見える建物は
金城学院大学
最近女子大も男女共学が増えたが、ここは、まだ女子大のはず

なかなかいい建物もあるようなので、
中へ入れるなら、写真を撮りに一度行ってみたい。


瀬戸街道を右へ、東へ歩く。





旧道らしいものを見つけた。

今まで、このあたりはなんども歩いているが、
この旧道には気がつかなかった。

この道がどこへつながっているのか
入ってみる。



旧道を進んで、写真を撮っていると、近所の方が
この道が瀬戸街道の旧道だと教えてくれた。
もう少し戻ると、旧瀬戸街道と旧殿様街道の分岐点に
「つんぼ石」というのがあって、その案内板もあるので
その写真を撮ってきたらと言ってくれた。
その好意には感謝しつつ、戻るのも嫌なので
そちらはまた次の機会にした。


旧道に面した家

昔の農家は、どこもこんな感じの家だった。
たぶん正面が母屋で
左が作業所、右が離れになっていたのでは
ないかと思った。



旧道に面した元何かの店屋さんの前で
この家のおばさんとしばらく雑談

なにを売っていた店かよくわからないが
古い看板にはパンと書いてあったようである。
オロナミンCとかキリンレモンの看板もあるので
元食料品屋さんだったか。

このおばさんの子ども時代には、
この道をバスが通っていたという話には
驚いた。
この道幅でも、バスが通っていたのか。
バスは、停留所があっても
どこでも手を挙げたらバスは停まって
くれたそうである。

このおばさんは、大正生まれとのことだが、わたしが今年の秋で70歳になるというと
「若い、若い。若く見える」としきりに言ってくれた。おばさんからは一回りは下だから
若くて当然でもある。


おばさんの店の前の新聞店

この家の左隣りに新しい新聞販売店が
あるので、その旧建物

タバコも扱っているのか
古いショーウインドーと自販機がある。



「おばさん、お元気でね」とお礼を言ってまた歩き出す。


道の分岐

道の分かれ道に、お祀り用の小さなほこらの
ようなものがあった。



尾張旭市指定の保存樹という表示がある。

「指定番号2 クロガネモチ」とあった。





この後は、ひたすら瀬戸街道を歩いた。

尾張瀬戸駅着、13時15分、3時間55分、19km
予定には少し足りないが、まあいいか。

駅の隣りのパルティ瀬戸の中のうどん屋で、すこし遅い昼食を食べる。


今日のメニューは、ざるうどん 420円

以前ならウオーキングの後は、缶ビールを飲むのが
楽しみだったが、今は歩いた後では飲まないようにしているので
ここでうどんを食べるのを楽しみで歩いてきたような
ものである。



以上