平成19年4月3日

番外編 「今年はこれで勝負だ『英語クロスワード・パズル』第5弾

英語クロスワード・パズルの現状と展望


相変わらず、ずっとすっかり、これに、熱中してしまっています。

とにかく面白いです。

「ダイヤグラムレス」というやり方を知ってから、余計にはまりこんでいる
状態です。


(1)  現在の状況

 今、やっているのは、次の4冊です。これを平行してやってます。
1日3題くらいやります。

1 福井篤夫「英語クロスワード スーパー110」
2 山岡憲史「英語のクロスワード101」
3 大塚英太郎「英語クロスワード博士」
4 Trip Payne「Challenging Crosswords for Kids」

上のうち日本語の3冊は、解答用紙を隠し、各カギの番号も付箋を貼って、
隠してやるやり方(ダイヤグラムレスの応用)です。
英語版は、小学校上級生向けの問題集の3冊目です。
こちらは、普通のやり方でやっています。

1日平均3題というところですが、終わったら、自分で難易度をつけておきます。
A〜Cの3段階で、そのぞれ+、フラット、ーの3段階で考えています。

一番難しいのは、A+です。
これは、途中どうしてもわからないので、まず各キーの番号を隠している紙を
外してみる。
それでもわからないので、解答用紙を隠してある紙を半分取って、
上半分を見る。
それをやって、やっと解答できたというレベルです。今まで2回あります。

上記本についてのコメント

1 福井氏の本は、オーソドックスというか、標準的であり、問題もよくできており、
安心して、楽しめる本である。
問題のキー(ヒント)は、日本語表示と英語表示の2段になっている。
英語を見て、意味がわからないときは、日本語を見ればよい。
難易度は、A- から Bというところ

2の山岡氏の本は、「高校英語クロスワード」という本のリプリントであり、
英語の勉強中心の本である。
高校の英語教師だった人が作っているので、パズル作家から見ると、
パズルとして形式面でややこなれていないとの批判もあるかもしれない。

逆にいうと、英語クロスワードの問題としてそれだけ意外性があるとも言える。

そこで、ダイヤグラムレスでやると、解答用紙上の黒マスの配置など、意外なと
ころにあったりするので、逆になかなか難しい問題がある。

この本の問題は、普通のやり方でやると、易しすぎて、面白みにかけるが
ダイヤグラムレスでやってみると、ちょうど面白くなる。
意外と楽しめる本である。

この本の元の本が出版されて、だいぶ年数がたっているのでないかと思う。
英語の表現、例文などは、やや古い感じがする。

3の大塚氏の本は、やや古い(初版は20年前)。
この本は、どちらかというと、パズルとしての雑学重視の問題である。
よく略語が出てくる。
その雑学が20年前のものなので、今やると、やや時期的にずれているので、
わかりにくい。それで、やや難しくなっている。

福井氏、山岡氏の本は、9×9のマスに対して、大塚氏の本は10×10である。
1マス増えるだけであるが、それだけでもすこし難しくなるようである。

ただ、この本の問題、ヒントに、ややアダルト的なところがあり、ちょっと品が
ない感じして、そこが気になるところ。


4の英語版は、アメリカに関する事柄を別にすれば、児童向けの本であるだけ、
そんなに難しくはないので、わたしたちにとっても、いい問題集です。

アメリカに関する事柄は、まとめて、Googleで検索しておけば、たいがいのことは
解決します。

ここに出てくる英語は、現在アメリカで使われている英語である。
そういう意味では、生の英語に接することができる。

英語クロスワード独特の表現など、将来、アメリカのクロスワードをやるための
練習として、いい問題集だと思います。

(2) これからやる予定の本

買ってあって、上記の本が済めば、次やろうと思って、用意してある本

福井篤夫 「英語クロスワード108」
大塚英太郎「電車の中の英語クロスワード100」
中村徳次「モア英語のクロスワードパズル」
 同   「電車の中の英単語クロスワード 中級編」
 同   「   同                上級編」
Trip Payne「Awesome Crosswords for Kid」
The New York Times 「Crosswords for Teens」
  同           「A Cup of Tea and Crosswords」
などです。
前途有望、いくらでも楽しめそうです。

英語クロスワードは、過去一度やった問題でも
月日がたつと、ほとんど忘れてしまっていますから、
また、十分楽しめます。
特に「ダイヤグラムレス方式」がいいです。

上記の本のうち、福井氏の本は、今やっている「スーパー110」と
同形式です。
特にこの本の付録に「ダイヤグラムレス方式」の紹介・解説が
あります。
わたしは、この本で、「ダイヤグラムレス方式」のことを知りました。
これによって、いっぺんに英語クロスワードの面白さが広がり、
深みも増しました。この本に感謝したい思います。

さらに、その「ダイヤグラムレス方式」の一部を変更して
問題の各カギ(ヒント)に割り当てられている番号も隠して
解いてみたら、もっと難しくなり、面白みも増すのでないかと
思いついてやり出したのが、わたしのアイデアです。

従来の通常のやり方に対して、「ダイヤグラムレス方式」にすることにより、
英語クロスワードの面白みは50%アップしたと思います。
各キーの番号を隠すわたしのやり方も10%くらいは面白みアップに
貢献していると思っています。

中村氏の本も3冊もありますが、中村氏の問題は、
ほとんどの問題が、7×7のマスを使います。
この7マスというのが、ちょっと問題で、特に「ダイヤグラムレス方式」で
カギの番号を隠してやるやり方には、ちょっと合わないような感じがします。
実際やってみると、そうでもないかもわかりません。しかしながら
「ダイヤグラムレス方式」でカギの番号なしでやる場合は
白紙の紙に、その答えの英単語を、どこへ配置していくかというこも
その面白みの一つですが、マス目がすくないと、そんなことを考える
余地がないように思われます。

英語版の英語クロスワードも、何冊が揃いました。
Trip Payneの本はいい本だと思います。しかし3冊やれば十分では。
この後は、New York Timesの問題集に進みたいと思っています。
自分が今までやってきたことが、どこまで通じるか、楽しみです。


(3) 英語クロスワードは人生の写し絵

英語クロスワードをやっていて、どうしてもわからなくなったり、行き詰まった
ときは、それまでの自分の答えを疑って、一度リご破算にしてみる。
一度元へ戻ってみる。
解答用紙を、新しい白紙に変えてみる。

また、あるキーがわかったことにより、その後とんとん拍子で進んでいくことが
ある。

また、ある時点から、一気に、急展開して、ばたばたと埋まっていって、
収束に向かうことがある。

問題の中に、これがというポイントがあるものである。

行く詰まったときは、途中で発想を変えて、今までのものを、一度棚上げして、
逆に後ろから攻めてみると、意外にうまくいくこともある。

クロスワードの問題を解いているとき、
こんなことは、今までの自分の人生で、仕事上や趣味の世界で、
「なんども体験したことがあるよな」って思うことがある。

英語クロスワードをやっていると、自分のこれまでの人生のことが思い出す。
わが人生の写し絵のような感じがすることがある。

そんなことから、当分、ますます、英語クロスワードに熱を入れることになりそ
うです。

以上、わたしの勝手な思いこみにお付き合いいただき、感謝します。
ありがとうございました。