平成19年2月8日

今年は、これで勝負だ!「英語クロスワード・パズル」

今、本屋へ行くと、脳活性化の本、クロスワードパズル、漢字パズル、
数独、ナンプレそのた、こういう本が山積みされている。

そんなブームに、あおられたわけではないが、去年12月初めから
たまたま英語クロスワードをやり始めた。

そのうちの1冊(下記写真)に作者の英語クロスワードに対する
熱意に、意気に感じて、わたしなりに、宣伝して、ちょっとでも
その普及の役に立ちたいと思った。
それで、メール仲間に、メールでお願いをしつつ、
せっかくホームページを持っていることでもあるから
ここででも書かせてもらった。

ぜひ、英語クロスワード・パズルフアンの仲間に入っていただきたいと
念願する次第です。

まず、英語クロスワード・パズル(以下、
英クロと略します)を始めるにあたっては、
この本をお薦めします。
この本を買ってください。

安藤雅彦著
「クロスワード・パズルで覚える英単語らくらく勉強法」
(PHP研究所、04年4月刊 945円)

英単語勉強法と書いてありますが、英クロの
本です。

アマゾンでも新刊の在庫なし、出版社のPHP
研究所のホームページでも品切れ重版未定と
なっていますが、著者に問い合わせたところ、
出版社に200冊程度あるそうです。
直接注文でもよく、書店経由で取り寄せも可能です。

まず、英クロはこの本からスタートしましょう。

この本は、英クロの解き方からはじめ、各問ごとに
親切な解説があり、初心者もその解説を
読みながらやさしい問題から始めていけば、
自然に英クロの解き方のコツが分かるように
なっています。


さらに、この本を卒業すれば、次のステップに進むためにどうすればよいかということまで、
具体的に説明されている。

ぜひ、この本の英クロを解きつつ、英クロの醍醐味を味わって欲しいと思います。


英クロの道具

シャープペンシル(0.9ミリと太めで、芯はBと柔らかめ)
消しゴム

シャープは、わたしはずっと以前から、0.9ミリの太いシャープを使っています。少々力を入れて書いても
芯が折れません。芯はBと柔らかめを使うのは、濃くなるのと消しやすいためです。
0.9ミリのシャープは、100円均一ショップでは、売っていないところがほとんどですが、
「ダイソー」にはあります。わたしは、「ダイソー」でまとめて買っておきます。芯もここで買います。

消しゴムは、よく使うので、100円均一ショップで、なるべくよいもの(日本製)を買います。


英クロ3点セット

ウイズダム英和辞典は、いい英和辞典と
思います。
今年になって改訂版が出たようですね。
別にこの英和辞典でなくても、いいわけです。
中辞典以上のものがある方がいいです。

英語の「Crossword Dictionary」は、絶対
必要です。
この辞典をアマゾンで買いましたが、
ハードカバーで800ページ以上あって
1230円ほどでした。むちゃくちゃ安いと
思います。

日本語の羊に対する英語は「sheep」ですが
「Sheep」は羊の総称であって、
雄、雌、子羊、英語ではそれぞれ違います。
この「Crossword Dictionary」で
「Sheep」を見ますと、そういうことから
羊の肉の名前まで、すべて出ていますので
非常に便利です。
また、この辞典は、ある単語を引くと、それに
関係ある単語が、文字数の短い順に網羅されて
いますので見やすいです。


左の電子辞書は、セイコーインスツルメンツのものです。
電子辞書を使うのは、あくまでも最後の手段です。
たとえば、4文字の単語のうち、3文字まで分かったが、後の1文字がどうしてもわからない。
アルファベットのAから順番に当てはめていって、最後の1字を見つけるというような場合は、
電子辞書を使うと、非常に効率的です。

以前は、「英語逆引辞典」をよく使いましたが、最近出番は少なくなりました。

それから、インターネットで「Google」をよく使います。特にアメリカ発行の英クロの本では、生活慣習の違いもあるし、
アメリカ映画、テレビ、歌、小説ほかのタイトル、作者、出演者、歌の歌詞など、まったくわたしでは手も足も出ません。
そこで、インターネット「Google」で、関連キーワードを入れて、検索します。
これで、ほとんどケースは分かります。

クロスワードもIT時代です。インターネットがなければ、英クロを楽しむのは、たいへん限られてくると思います。


今まで、買った英クロの問題集

ほかにも、注文中のものがあります。

これらの本は、まだやりかけのものも
ありますし、全然手をつけていないものも
あります。

下記で、簡単に説明します。


以下、発行年月日の新しい順に簡単に紹介します。

1 原田康雄 「頭を柔らかくする英単語クロスワード・パズル」(06年3月 KKベストブック刊 1155円)
         7×7から始まって11×11の問題になる。全部で問題数は50問
         内容的に、可もなく不可もなしというところ。印象が薄い。
2 山岡憲史 「英語のクロスワード101」(05年12月 大修館書店刊 1260円)
         もともと「高校英語クロスワード」のリプリント版、高校生向けの英語学習目的。
         わたしは、ほとんどやっていません。易しすぎると思います。
3 ニコリ   「厳選英語クロスワード」(05年4月 ニコリ刊 900円)
         読売新聞夕刊に掲載されていたものの単行本。
         難語(アメリカ人でもこんな単語は知らないだろうと思われる単語)がかなり出てくる。
         そのために巻末に2ページにわたって、難語のリストがある。
         そんな難しい単語は使うべきではないと思う。
4 黒須和土 「チャレンジ! 英語のクロスワード」(03年12月 ジャパンタイムス刊 1029円)
         ジャパンタイムス発行の「週刊ST」に連載されていたもの。
         バランスのとれたいい本だと思います。手応えがあります。
5 福井篤夫 「英語クロスワードスーパー110」(00年2月 創元社刊 1260円)
         まだ少ししかやっていません。ヒント(カギという)が、バイリンガルとうたって
         いるように、全問日本語と英語のヒントが両方書いてある。
         わたしは、英語のヒントだけを見ながら、2〜3問やってみただけですが
         手応えがあります。ほいほいとはいきません。
6 岩村圭南ほか「日常会話をモノにする英語クロスワード」(97年5月 第三書房刊 945円)
          問題数は22しかありません。いずれも面白い問題だと思いました。
          たとえば、上記3のニコリの本などに出てくる英単語は、現在は使われていない
          ような単語が、パズルの位置合わせに出てきます。まったく覚える必要のない単語
          です。
          この点、この「日常会話」の方は、今生きてる英語だけが出てくると言えるでしょう。
7 中村徳次 「モア英語のクロスワード」(92年3月 研究社出版刊 1121円)
          この本も易しい問題から難しい問題になっていく構成です。
          巻末に便利なワードリストとか逆引き配列とか出ていて、親切な本です。
          全部で77問あって、最後の5問が難しい問題のようです。
          そこの問題はまだやっていませんが、それ以外の問題はやや易しいと思います。


ほか、アメリカ発行の英クロの本も3冊買ってあります。
そのうちの1冊、
「Children's Word Games and CrossWord Puzzles」というのを、毎日やっています。
9歳以上の子ども向けのクロスワードパズルの本です。
なかなか難しいです。小学校上級生向けの本の内容は、上記の日本の英クロの本の
上級クラスにほぼ匹敵するように思います。


以上、簡単に紹介しました。

まず、安藤雅彦「英単語らくらく勉強法」をじっくりやってください。
それで、英クロのおもしろさ、解くコツがわかったら、
次のステップとして、上記の4、5、6、7に進まれるといいと思います。

では、みなさんのご参加を期待しております。


以上