平成19年2月3日

今週の土日は、確定申告の準備などのため、自宅で勉強。

先週の散歩写真を張り出しました。

1月27日(土)

久しぶりに、自宅〜愛知医科大病院北側〜長久手高校南側〜
尾張旭図書館〜瀬戸街道〜尾張瀬戸駅 16km歩いた。

歩いている途中で、おばさんが急な坂道を上っていくのが
見えたので、写真を撮らせてもらおうと、追いかけていった。


坂道を上ってきて、急な階段を上り出す前に
どっこいしょと一服である。

わたしが、近づいてきたのが
わかったので、何事かと
ちょっと驚いた様子。


そこで、しばし雑談

この階段を上ったところに
自分の娘さんが住んでいる家があるそうである。

この階段を上らないと、だいぶ遠回りになるらしい。

このおばさん、お人柄なのか、
いい顔をなさっているなと思いました。




しばらくして、おばさん、杖をたよりに
一歩、一歩、急な階段を上がって行かれました。



このコースを歩くとき、必ず立ち寄る
ゴルフ練習場

日曜日には、たいがいわたしの知人が
練習にきているので、しばらく雑談する。
ついで、トイレを借りることにしている。

今日は、土曜日だけど、えらい空いている。
車が1台もないなと思って、中へはいる。



どうしたことか、客は一人もいないし、
電気工事屋らしく二人が、電線を
取り外している。

どうしたのかと聞くと
このゴルフ練習場は
先週末で閉鎖したとのこと。

「えっと」びっくり。



ネットも外してすっきりした打席から
正面を撮る。

日曜日には、そこそこ客が入っていたと思ったが
営業不振で廃業したとみえる。




これらの打席も、そのうちに取り壊しになるのか。

駐車場に、車が1台入ってきた。
閉鎖を知らずに、練習にやってきた客である。

事務所の入口にも、なにも書いていないので
様子が分からないらしく、びっくりした面持ちで
立っていた。

経営者も、ちゃんとした告知をしないと
知らない人は、戸惑うばかりである。



このあと、瀬戸駅まで歩いて、いつものうどん屋で、うどんを食べて帰宅。



同じ日の午後


写真教室の作品展(3月18日〜23日)に
出品する作品の選択会議



先生と生徒が、熱心に
写真とタイトル名をどれにするか
討論中


わたしも参加していたしたが、パルティ瀬戸・「一眼レフ写真教室」の生徒の作品発表展が
3月18日(日)から23日(金)まで、パルティ瀬戸(名鉄・瀬戸線尾張瀬戸駅隣り)の3階
フリースペースで開催されます。ぜひ一度お越しください。
駐車場は、地下にあります(1時間までは無料)。


以下は写真はありません。

最近、散歩していて、見聞きしたことをちょっと書きました。

ある日

「愛・地球博記念公園」へ散歩に出かけた途中の郵便局前で
バイクに乗りかけたおばさん、ヘルメットをかぶっているので
お年ははっきりとは分かりかねたが、結構なお年のようなので
ちょっと話しかける。
「おばさん、バイクに乗るんかね」
「はい」
「ホンダのカブやね。3段変速か」
「そうです」
「おばさん、元気やね」
「85歳になりますけど」
「85歳! へぇ びっくりしたな。それはお見それしました」
「以前は、このバイクであちこち、どこへでも行きよったが、
今は、このあたりちょこちょこと、乗りよるだけよ」
「それにしても、おばさん、元気やな」
「おかげさんでね」
「おばさん、バイクの運転、気をつけてな。元気でな」
「はい。ありがとう」

85歳のバイクおばさん、軽快に走って行かれた。

カメラも持っていたが、ショルダーバッグに入れたままで
写真を撮ることも思いつかなかった。
写真を撮られてもらえばよかった。
後で思いつくから、困るのだ。

「おばさん、こんどお会いできたら、格好良い写真、撮らせてもらうからね」


ある日

瀬戸駅からバスに乗ったときのこと
いつもガラガラのバスに女子高校生がたくさん乗っている。
また、例によって、近くにいた子に話しかける。
「君たち、どこの学校?」
「○○です」
「どこへ行くの?」
「○○へ行きます」
そこは、比較的高級だといわれる老人ホームである
「へぇ、あそこへ何しに行くの?介護の実習かなにか?」
「いえ、演奏です」
「あっ、慰問のための演奏か」
「そうです」
「なるほど。それはご苦労さまだね。
君たちの学校に、○○館という古い建物があるね」
「あります」
「登録文化財になっているね。この前写真撮りに行ったよ。
あの建物って、普段何に使われているのかな」
「講堂になっています」
そんな雑談をしていたら、わたしの降りる停留所がきたので
「じゃ、演奏、がんばってな」と言うと
そのあたりにいた女子高校生が一斉に
「ありがとうございます」と大声でこたえてくれた。
後まで、気持ちのいい一日であった。


ある日

午後3時過ぎ、比較的人通りの少ない道を歩いているとき
向こうから自転車を押した男子高校生と女子高校生が
もつれるようにして、歩いてくる。
その女子高校生が、思い詰めたように、猛烈に
男子高校生に、抗議している様子。
男子高校生の自転車のハンドルを握りしめ
進めさせないように、ハンドルを押して、倒そうとする。
男子高校生は、なにか、ぶつぶつ言いながら、なだめているようである。
それでも、女子高校生は、激しくなじっているようである。
おおかた、彼女がありながら、ほかの女の子にちょっかいを出したのが
わかって、怒っているのかもしれない。
(わたしは、学生時代も、その後も、女の子にもてた記憶がないので、
こんな想像しかできないが、こういう発想自体が古くさい?)
二人が、わたしのそばを通り抜け、しばらく行ったところで
その女の子が、とうとう自転車を倒してしまった。
その自転車をほかったまま、もう少し向こうへ行ったところで、
男子高校生も、我慢の限界にきたのか、女の子に強くくってかかっている。
ちょっと険悪な雰囲気である。
わたしは、20メートルくらい離れていたが、
「おーい、お前ら、やめとけ。自転車、ほかっていくのか」と
声をかけてやった。
「わかっちょる」とか、その男子高校生は、照れくさそうに言いながら、
ちょっと、わたしに頭を下げた。

わたしとしては、写真を撮りたいところだったが、こんなところを写真に撮ると
この二人は、わたしに怒りを向けてくる恐れもあり、写真は断念。

しかし、今の若者には、忍耐の限界が、そんなにあるわけではない。
こんなちょっとしたいさかいから、大ごとになることもあるのではと
懸念した次第であった。

以上

来週は、岩村から明智へ行って写真を撮ってくる予定。