平成18年3月21日  旧東海道・京街道 伏見宿


この日は、高校卒業50年記念同窓会が、夕方から大阪のホテルである。
そのまで、時間があるので、京都・伏見を訪ねた。
旧東海道の別ルートが、大津から京都へ入らないで、
大津・追分から奈良街道を南下して、伏見、淀、枚方、守口の宿を経由して
大阪・高麗橋まで続いている街道が京街道である。

いつか、大阪・京橋から二日かけて、大津・追分まで歩きたいと思っている。
今日は、そのうちの伏見を訪ねた。
京阪電車の京橋から、出町柳行き特急に乗った。
昔は、京橋から京都・七条まで、特急は止まらなかったという記憶だが、
最近は、停車する駅が増えたようである。
伏見での京阪の駅は、中書島である。幸いここも特急が止まる。

駅員さんに、このあたりの、観光ガイドがありませんかと言うと、
こんなんがありますということで、簡単なガイドマップをくれた。
それと、持参の「京街道」という本を見ながら歩き出す。

街は、今昔混合というのか、
古い商家の横に、マンションも建っている。





駿河屋本店と出ている。
羊羹の駿河屋かどうか、よくわからない。
「いちご大福」「くさ餅」さくら餅」という紙が
ぶら下がっている。


寺田屋旅館
今でも旅館をしているようである。

幕末に、有名な「寺田屋騒動」があったところ。

新撰組が、勤王志士を斬ったのは、京都・池田屋騒動。

寺田屋は、薩摩藩主の命令で、勤王派の薩摩藩士を
斬った事件だった。(と思う)



こういう古い商家も残っている。



土蔵は、清酒「月桂冠」

日曜日には、この堀川に観光用船が出るということである。

ここは、写真、画の絶好のポイント。
写生している人が3人おられた。



向こうの白い建物が、月桂冠の本社ビル
手前が、昔の本店と思う。大倉という表札が
かかっている。立派な建物である。

大倉というのが、月桂冠の創業家である。



月桂冠大倉記念館

お酒のいろいろな資料、道具、設備などの展示が
あるようだった。



街道の面した商家



同上



京阪「伏見桃山」駅近くの商店街・大手筋通り





この後、京阪電車と平行に走っている南北の通りを北へ向かって歩く。
できれば、旧師団司令部の建物(現・聖母女学院)の写真を撮ってきたかったが
今日は、疲れてしまったので、それはあきらめて、「丹波橋」から京阪電車に
乗って、大阪へ戻った。

以上


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