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☆低機能
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いきなり嫌な基準になるが、実はコレ、初心者には重要な用件である。というのは、低機能なものでまずそのソフトの『基本を抑える』ことがここでの最大の眼目だからだ。
基本的にどの種類のソフトでも、通底する操作や機能は似通っている。ある一つのソフトに習熟していれば他のソフトに乗り換えても、最初からある程度使いこなせるのだ。その通底する部分を身に着けるために、まず基本的な機能だけに絞られた低機能ソフトを試してみるのも手なのだ。低機能な分、覚えなければいけないことも少なく、なかなかイヤにならないと思われる。
パソコン初心者で、今でも何か操作する度におっかなびっくりなあなたは、迷わずこういったソフトを選ぶべきである。もっとも、一番最低限の機能だけのソフトは、得てしてOS添付のソフト(Windowsなら「メモ帳」)なのだが……。
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☆高機能
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上とまるで逆の基準である。ギャグではない。これもまた一つの手なのである。
高機能なエディターとは、つまり機能が多くて出来ることが多いということだ。まずこれを選ぶ利点は、その多彩な機能を使ってみて、どんな機能が自分に必要なのか、あるいはそうでないかが実感できるという点だ。本文で書いた『好みを知る』ということである。そうしてある程度自分の“好み”を知ったら、改めて本格的に使うためのソフトを探してみるといいだろう
ただし初心者がいきなりこれをやろうとすると、何をして良いのか分からなくなって混乱するのが目に見えている。こういったソフトの場合、ヘルプなども『ある程度パソコンのことが分かっているユーザー』を前提にして作られているので、初心者はうかつに手を出さない方が無難だ。よってこれはパソコン中級以上のユーザー向け。
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☆フリーウェア
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フリーウェアとは、別ページで解説しているが、その使用に際して料金・代価の支払いが生じない、つまりは無料で使っても良いソフトのことである。タダですぜ、タダ。これは、ともかくお金を使いたくない人が飛び付くべき(笑)選択基準である。
しかしフリーウェアというのは実はとっても数が多い。目がくらむほどである。そしてその中には、あまりの使えなさに目がくらむシロモノも多数存在している。単にフリーであるというだけでは、実のところ何も選択していないも同然なので、他の基準と組み合わせていくしかないだろう。
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☆ベンダー提供
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ベンダーとは『製造者』というような意味だが、パソコンの用語としては、要するにメーカー(製作・販売の会社)のことを指していると思って間違いない。ベンダー提供のソフトを選ぶということは、つまりメーカーが商業的に売り出しているソフトを選ぶ、ということである。
オンラインソフトの世界でも、数は多くないがこういった商業的ソフトが存在する。ベンダーソフトの中には、ずばり執筆者向けと銘打ち、原稿用紙の見た目をパソコン上で再現するソフトなどもあったりするのだが、そういうものに限って噛み付いてやりたくなるほど操作性が劣悪なのは何故だろうか。
ベンダーソフトを選ぶ利点は、動作に関する保証である(補償ではないので注意)。さすがに会社組織が売り出している、という関係上、派手にバグが発生するようなシロモノはあまりない。動作が安定している。実のところオンラインソフトは個人プログラマーが作っている場合が大半なので、動作の安定度は完璧とまでは言えないのだ。
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☆有名
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別にミーハー的に選べと言っているのではない。根拠はある。
有名なソフトはどうして有名なのかというと、それが『使えるソフト』だからである。とても便利で、有用で、しかも致命的なバグが起こったりはしないから広まり、有名になっていくのである。そうでもなければ人口に膾炙かいしゃするはずはない。
よって有名なソフトというのは、有名であるというだけで実は大したものなのだ。この辺り、ベストセラーを連発する作家の表面的特徴と似通ってはいないだろうか、どうでもいいことだが。
大手のダウンロードサイト(前述“窓の杜”や“Vector”)では、ソフトの紹介ページに『おすすめ』的なカテゴリがあって、これが、ここで言う有名であるということと繋がっている。有名であればおすすめ出来るのである。これらの紹介ページも是非参考にされたい。
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☆縦書き可能
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なんだかんだと書いてきたが、最後になってようやく具体的な基準が出てきた。やれやれである。
コンピューターというシロモノ、便利ではあるが欠点がある。ハードウェアもOSも、もともと英語圏で開発されて発展してきているため、『英語表示を基本にしている』点である。DOSの時代(CUIの時代)からエディターもワープロも横書き表示が多いのは、基礎となる部分が英語だから、技術的に縦書き表示が難しいからということが理由としてあったのだ。
しかし幸いにも、縦書きが可能なエディターやワープロが皆無なわけではない。どうしても原稿は縦書きでなければ、と勢い込んで公言する人は、是非とも縦書き可能なエディターを発掘していただきたい。
ただし、上の『ベンダー』のところでちらりと触れたが、ベンダー提供の縦書きエディターはやめといたほうがいい。あなたの身のためである。ベンダー提供の縦書きエディターは数種類発見しているが、揃いも揃って『こんなものに金が払えるか!』と怒りたくなるほど使い勝手が悪い(そう、シェアウェアなのである)。会社に乗り込んでいって開発者本人に、「お前がこれで四百枚書いてみろぉ!」と怒鳴りつけてやりたくなるほどだ。精神衛生上、非常によろしくない。却下である。
個人開発のオンラインソフトだと、何故かこういった使い勝手の悪さはない。不思議なものである。
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