オタク親父の教育方針(トヨタ「ヴォクシー」編)

トヨタ「ヴォクシー」（こう書かなければダメなようですｗ）のラジオＣＭをご存じでしょうか。
「俺には君をカッコ良くする義務がある」というテレビＣＭと同じテーマの作りとなっていますが、ここにあるように、「普通と違う」事を教える事が「カッコいい」ようです。
であれば、という事でHeiny-Meeder流にアレンジしてみました。

父親たちが、レンタルビデオ屋で子供が好きなアニメ映画を借りる頃、俺は借りてきた「クレヨンしんちゃん」に見事ハマッてしまい、「誰の為に借りたのよ！」と妻にイヤミを言われている。

父親たちが、子供を乗せて渋滞の高速道路を遊園地に向かう頃、俺は渋滞の高速道路で、車に付いている余計なメーターの解説をしている。そして、説明の途中で水温が急上昇。夏だというのに暖房を全開し、オーバーヒート時の対処方法を身をもって教えている。

父親たちが、ファミリーレストランで「好きなの頼んでいいぞ」と言っている頃、俺はメニューに書いてある「カロリー」「ビタミン」等の表記から、４大栄養素について語っている。そして、「よく勉強して、お父さんみたいにお腹が出ないようにしなくちゃね」と反面教師になっている。

父親たちが、毎月小遣いをやりくりして家族に内緒でパーツを購入し、一人で悦に入っている頃、俺は息子に「またＤＶＤドライブ変えたの？」と家族の面前で問われ、「それどういう事？」と問い詰められて立場がなくなっている。

父親たちが、父の日に息子の書いた自分の似顔絵に感激している頃、俺は似顔絵に感激するのは勿論、着ている服の模様やゴルフバッグのブランド名がきちんと描かれている事を褒めている。

父親たちが、留守の間に息子にＰＣを開かれ、こっそり見ていたアダルトサイトを妻に告げ口されている頃、俺はＰＣにパスワードをかけ、ＯＳをバージョンアップし、更に使い方を覚えた息子に対抗する為、「妻の為」と称して余ったパーツでＰＣを組んでいる。

俺は君にサービスしない。自分へのサービスはするけど。

俺は君を甘やかさない。自分は甘やかすけど。

俺には、君をオタクにする義務がある。

・・・

（さあ、ミラに出てくるオバサンみたいに）

ないわね．．．

p.s.

Google等で検索すると、「このCMカッコいい。私もこうありたい。」というブログをよく見ますねー。

ま、いいんですけど、他人と違う事をする事だけがカッコいいかというと、そうでもないと思うんですけどね。私が昨日実践した事↓(イヤミで本文に書けないです（笑)

父親たちが、部屋でテレビを見ている頃、俺は家の前の道路で雪かきをしながら、スコップを使う時の”腰の入れ方”を教えている。

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