Last Updated 2009-05-04    
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近頃我が家でオタクもの
パーソナルナビ トライウイン DTN−X500 編

車を換えてナビ無しカーライフを過ごしていた私の目に、飛び込んで来た某Ksデンキの広告(イニシャルになってない(汗))。

そこで見た物は「カーナビ19,800円」の文字。

久しぶりに開店前から並んでGetした「ポータブル」を超えた「パーソナル」ナビの実力や如何に?


写 真

解 説

これがトライウイン DTN−X500です。19,800円でGetした爆安(どうもこの言葉に弱くてね。。)ナビです。

主なスペックは以下の通りです。
画面サイズ 4.3インチ
SSD容量 2GB
ナビソフト インクリメントP
地図    2006年度版

まずは、ナビとしての機能から。

起動時に「ジャーン」とむやみやたらと大きな音が出ます。(仕様だそうです。)

ナビのソフトはWindowsCE5.0上で「インクリメントP」が動いています。
起動時に表示されるバージョンは1.3A、
地図は2006年版です。

<上の画像>

一般道のルート案内時の画面サンプル
(デモモード使用。それにしても、人に見せびらかす(自慢する)のに「デモモード」が非常に有効である事を初めて知りました^^;)

左側にあるのがガイドスケール(次のポインタまでの距離)、交差点時は地図が自動的に最大スケールまで拡大され、右側には案内表示が出て来ます。(レーンガイドも表示されます。)
もちろん、音声案内もあります。

<下の画像>

高速道のルート案内時の画面サンプル。

ここまで表示されれば充分でしょう。

小さい画面の中で非常に良く出来ています。

<その他の使い勝手>

検索速度
せっかちな人でなければ大丈夫。

自車位置表示の正確さ
計測→画面表示までタイムラグがあるようでほんの少し後ろを走ります。

精度
D−GPSやジャイロ、車速センサといった精度向上デバイスを一切積んでいない為、「それなり」といった所でしょう。最近のナビはこういったデバイスを当たり前の様に搭載し、ソフトウエア側でも計測→表示までのタイムラグを織り込んで表示されています。
したがって、当然こういうナビと比較すれば「それなり」の評価になる訳です。
ま、少なくとも郊外においてはめったな事では道を外しませんし、充分でしょう。
(昔のCDナビ時代を知っている人ならフィーリングがわかると思います。)

その他
・マップマッチはOFFに出来ません。電車の中で使った時に並行する道路を飛びまくっていたのには笑った。
(つーか電車の中とかで使うなよ。)

・画面表示モードは「昼」「夜」はありますが、自動切り替えは出来ません。

・電源はUSB(miniB)コネクタから取ります。専用のシガーソケットアダプタだけでなく普通のUSBケーブルからも充電が可能(これは便利)。なお、電源はシガーソケット連動ではないので、いちいち手動で電源のON・OFFをする必要があります。

・地図画面表示中に地図をスクロールすると自車位置表示が消えます(笑)。周辺を検索しようとすると、周辺どころか自分の位置がわからなくなります(爆笑)。ただし、ルート案内中に表示される自車→目的地までの線は消えないので、その根元を見ればOK。

・軌跡表示がされるのはルート案内中だけです。案内が終了すると軌跡も消えてしまいます。

車に取り付けた状態

車体側に吸盤ベースを取り付け、吸盤車載スタンドを本体にセットし、取り付けます。

なお、DTN−X500は背面上部にバッテリがある為えらく重心が高く、車載スタンドも長いため、パッケージ全体の重心がえらく不安定な所にあります。そのため、段差を乗り越えた時には相当盛大に画面が振られます(笑)。

FUN!

DTN−X500には、SDカードに記録した動画、音楽、写真を再生する機能があります。

ナビを終了するには「メニュー」「ナビ設定」下面右上の「終了」を押します。
(これはこれでかなりキテいる仕様ですが。。(^^;)

再生可能な形式、仕様は以下の通りです。

  • 音楽データ:「Music」フォルダ、ファイルの種類:MP3/WMA/WAV、最大ビットレート:320kbps、著作権保護(DRM)非対応
  • 動画データ:「Media」フォルダ、ファイルの種類:AVI/MPG/MOV/XVID/WMV、最大ビットレート:512kbps
  • 写真データ:「Photo」フォルダ、ファイルの種類:JPEG、最大ピクセル数:1024×768pixels
  • なお、最大ビットレートはこれを超えたら全然駄目、という訳ではなく、CPUパワーなどを考慮した目安のようです。音楽のPVをなるべく良い画質、音質で見たいので実験した結果、mp4形式で画像ビットレート512kbps(CBR)、音声128kbpsあたりが限界のようです。また、16:9ではコマ落ちが酷い為、もっとビットレートを下げる必要があります。

    再生リスト

    こういう感じでリスト表示されます。

    Youtubeから落としたFLVファイルをmp4もしくはaviに変換して入れています。

    動画ファイルの名前を見て笑わないで下さい。

    全て話題作りの為(ていうか見せびらかす為)です。あえて名前をぼかしにしないのも話題作りの為という事で(笑)。

    Jaaたけや(笑)

    この辺はぼかしを入れておくか(汗)

    ・中身はWindowsCEなのでActiveSyncをインストールすると中身が見えます。なんか面白い事出来ないかと思案中です。

    →これを使うとUSB経由でSDカードに転送出来ます。
    しかし、「変換」というプロセスが必要になる為、転送速度は激遅です。
    結局USBのカードリーダーを使うことにしました。

    <ちょっと研究>

    上に書いたように、かなり不思議な作りが多いDTN−X500ですが、この後、X700、V800、V001といった後継機が出ています。

    ここから取り扱い説明書がダウンロード出来るV001はこちら)ので、調べてみました。
    (X700はオートバックス専用モデルのため取説はアップされていません。)

    これらの新機種では、不思議な仕様は治っているのでしょうか。

    頭でっかちで、ものすごい不安定な重心位置  X700以降は出っ張りのないスリムな筐体に。バッテリの位置も下になった。 
    シガーソケットと電源が連動しない  V008でON,OFFに連動。何故かV001では電源ONには非連動。有機ELの寿命に自信が持てないのかな。 
    昼画面、夜画面の自動切り替えが出来ない  V800で対応。つーか普通最初から対応するだろ。
    ファイル転送はアクティブシンク経由 V800で直接転送可となった。
    電源投入時にむやみやたらと大きい音が出る 改善された。

    う〜ん、改良されているなぁ。。。(意味深に続く)

     

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