Last Update 98-09-30

軽自動車で仙台ツアー

自慢のエブリイターボ4WDで行く仙台とまたまたのトラブル日記。


友人の結婚式に出席する為、仙台まで行って来ました。
家から仙台まで約350kmを軽自動車(スズキエブリイターボ4WD)で行って来たのですが、メチャメチャ疲れました。
エブリイターボはエンジンは良いのですが、ステレオなし、エアコンなしという素晴らしいスペックで、長距離を走るのは少し不安です。まあ、エアコンが効かないのは良いとして(結局、全然良くなかった)、ステレオがないのはどうしても我慢できず、PC用のスピーカーをインバーターでドライブし、ポータブルCDを使用してしのぎました。
また、自慢のカーナビですが、仙台付近の地図の切り出しを忘れてしまい、結局何の役にも立ちませんでした。(とほほ..)

帰り道、うだるような暑さの中(エアコンは勿論効かない)、吸気パイプが外れてしまうというトラブルに遭遇しました。
大矢バス停(よく渋滞の先頭になる所ですね)付近を走行中、突然、パワーがなくなりました。アクセルを踏んでもターボが効きません。耳をすませると、タービンの音がいつもより大きく、吸気系のトラブルであると予測出来ました。自慢のエブリイターボ4WDは、エブリイNA 4WDとなってしまったのです。
ターボの効かなくなったターボ車は悲惨な物です。過給がなくなればタダの低圧縮エンジンですからその動力性能はひどいものでした。更に、ターボの保護の為、アクセルも踏めません。下手にアクセルを踏むと、背圧が全くかかっていないターボが異常な高回転で回ってしまい、最悪焼き付いてしまいます。そんなわけで、ターボの音がしないようにアクセルをコントロールし、最高速を測定した結果、平地で90km/h、上り坂では50km/hしか出ませんでした。当然、上り坂では路肩走行です。そうこうしている間に一番近いPAに着きました。
アフタークールの間、一番不安だったのは「どこで吸気が漏れているか」です。エブリイはインタークーラー付の為、吸気パイプが長く、変な所から漏れている場合、修理にえらく時間がかかります。車にはきちんとした工具を揃えているため、工具の心配はありませんが(ガムテープ、SUS針金完備です)、シートを外している間不安でした。
エンジンルームを覗いてみると、幸いな事に、ターボに一番近いパイプが外れていました。パイプを止めているバンドもそのままです。結局、修理はドライバー一本で済み、かかった時間もわずかな物でした。

という訳で、何とか帰って来ましたが、やはり軽自動車で仙台はきつい。
今度行く事があったらタバコが吸えなくても、ATでつまらなくてもメインカーで行こうと思っています。

今回のツアーで良かったのは、やはり仙台でしょう。仙台はきれいな商店街が街を縦横に走っています。二次会の会費が男4500円、女4000円と信じられない程の安さだったし、女の子もきれい。結局、徹夜明けにも関わらずきっちり5次会までやってしまい、くたくたになってしまいましたが、ここまでメチャクチャやったのも久しぶりなので、結構充実した時間を過ごす事が出来ました。私は元々地方都市が好きですが、今回のツアーでその事を再確認しました。

最後に、TVでエガちゃんが電機屋のCMに出ていましたね。「こんなに安くてえーがしら」とか言って。あれ、なんていう店なんですか?東北地方の方、情報をお願いします。

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