Last Update 98-10-23

最近のカラオケについて

私、Heiny-Meederのブームでもあるカラオケについて。

今日、カラオケに行って来たので調子がいいんですよ。


この表をご覧下さい。

Help Me 岡本 真夜
Frisbee Moon Child
ルビーの指輪 寺尾 総


何だかわかりますか?これは、私、Heiny-Meederの「今カラオケで歌いたい曲」をリストアップした物です。

Help Meはアルバム「Hello」の中の曲で、なんか気に入っています。バックグラウンドで流れているOL呟きや、のよく聴くと、意外と奥の深そうな歌詞もGoodな一曲。仙台での結婚式の二次会でこれを歌ったところ、曲自体がマイナーな上にキーがオリジナルより下がっていて非常に歌いにくく、場の雰囲気を思いっきり盛り下げてしまいました。
この曲に関してもうひとこと言わせてもらえば本当は私はコーラスパートを歌いたい。歌の方は20代の女性(主人公になりきれる人がベスト)に任せてバックコーラスをやりたいんですよね。逆に、バックの声だけやってくれてもいいな..。なんてね。前述した通り、この曲は非常にマイナーなので知っている人探すだけでも一苦労です。ましてや歌える人なんて..。「♪どっかにそんな(ステキな)人、落っこちてませんか?♪」
ちなみに、このような「コーラスパート・レパートリー」としては、森高千里「この街」、「一人暮らし」や、松田聖子「さよならの瞬間」などがあります。う〜、一度でいいから「コーラスカラオケ」やってみたいぜ。


Frisbeeはサザンの「勝手にシンドバット」を彷彿とさせる投げやりな歌い方がイイ。キーが高く、チャレンジブルな一曲。

ルビーの指輪は、この前車で出張に行った時にFMで、「カラオケでルビーの指輪を歌う」という話を聞いて歌いたくなりました。私が小学生の頃の曲ですが、試しに
くぅ〜っもぉ〜っりぃ〜っがぁ〜らっむぅぅこっおぉはぁぁかぁぁっぜっんのまっち(皆さんも歌ってみて下さい)
と歌ってみたところ、意外とイケる。思わずアカペラでフルコーラスいっちゃいましたよ。おまけに「Habana Express」「渚のカンパリソーダ」もやってみましたがこれはちょっと無理でした。

最近、生活にカラオケが足りない。そのせいか、何か調子が出ないんですよね。飲みには行くのですが、カラオケ屋が満員だったりしてどうもタイミングが合わない。

最後にカラオケに行ったのは仙台に行った時ですが、この時はFrisbeeがありませんでした。Joysoundでしたが、新曲が出て二ヶ月近くなるのに入っていない。通信カラオケで一世を風靡したJoysoundも、最近は元気がないですね。

まあ、それはいいとして、実際、カラオケって最近あんまり流行らないですよね。
ちょっと前までは「猫も杓子も」カラオケだったけど、最近はどうも敬遠するムードが強いようです。私、Heiny-Meederの周りにも「カラオケは絶対に歌わせないでくれ」という依頼をする人や、「カラオケに行く」と聞いただけで帰ってしまう人もいるという話を聞いて(ちなみに私は逆です)、最近のカラオケの衰退ぶりを実感している次第であります。また、カラオケボックスが犯罪(少年犯罪や性犯罪)の温床となっているという報道もあり、特に若い女性はカラオケを敬遠しているようです。

私、Heiny-Meederは特に言いたい。
歌を歌うという事は精神的にも肉体的にも体に良い事です。


カラオケボックスにも言いたい。カラオケボックスの換気設備は貧弱すぎます。一般的なカラオケボックスの排気設備は家庭用の換気扇が大多数です。これがまた全然効かない。 大体、BOXにいるメンバーの半数がタバコを吸うと、二時間後には体中タバコ臭くなってしまいます。カラオケから帰ると、うちのかみさんなんか「カラオケの臭いがする」と言って絶対近付いてくれません。せめて、焼肉屋の無煙ロースター程度の排煙装置を設置して欲しい物です。
また、カラオケボックスの窓を塞ぐなんて論外の行為を行ってしまう所の責任はもっと重い。黙ってても人が来るのをいい事にメチャクチャやって、イメージを悪化させた責任は非常に重い。業界は責任を持って空気と悪質な店の浄化をすべきです。

最後に音楽業界。最近の曲はみんなキーが高いです。 Moon Childはギリギリ、ラルクなんかもう全然だめ(もっとも、歌うつもりはないけど)。最近のカラオケを見ても、上記の岡本真夜のように歌いやすいように最初からキーが下がっている曲が多い。これはこれで非常に不快な事なんだけど、そういう歌しか最近出てないってのもちょっと考え物です。最近は、男の歌を歌うより一段下げてMisiaでも歌う方がラクなくらいです。

Misiaについて言わせてもらえば、よく音楽雑誌などで「5オクターブの歌声」が売れた原因みたいに書かれているけど、これおかしいですよ。「だったら、6オクターブあればもっと売れるワケ?」とイチャモンの一つもつけたくなります。
私、Heiny-Meederが考えるに、Misiaが売れた理由は、Misiaの曲は、「歌」だからでしょう。TKは言うに及ばず、最近の曲はみんなうるさくて早い「もういい加減にして、もう少しゆっくり、もう少し静かな曲が欲しい。」というニーズに合致したのがMisiaではないかと。実際、Misiaの歌はボーカルがバックに沈まない。気がついて見たら、こういうの最近珍しいんですよ。

高すぎるキー、歌ってもバックに沈んでしまう「シャカシャカ・アレンジ」、カラオケ全体のイメージダウンもあり、カラオケは今後厳しい状況になるでしょう。

しかーし、カラオケが生き残る道はあります。それは、「リズムとの融合」です。

「BEAT MIX」を知っていますか?ゲームセンターにあるリズムに合わせて3〜5個のボタンを押すアレです。
これがメチャメチャ面白い。しかし、曲が私には合わない。事実、客のほとんどは高校生です。「これで、BOOWYとか選べたら最高なのに。」と思うのは私だけではないはず。そこで、カラオケとの融合がある訳です。具体的には、カラオケボックスに「BEAT MIX」のコンソールを置き、カラオケかリズム(か両方)を出来るようにすればいい。これが実現すればカラオケに飽きた人達を引き戻せるのは勿論、「声が小さい」などの理由でカラオケを敬遠していた層の取り込みも可能です。また、歌+リズムで二人ならば、他の人が聴いてなくても気にならないでしょう。

通信カラオケのソースはMIDIだから対応はそんなに難しくないと考えていますが、どうなんでしょ、そのへん。 最近元気のないエクシングあたりやってくれないかな。

以上、最近のカラオケについて書いてみたら、こんなに長くなってしまいました。10/11現在、まだ予定がありません。今度行ったらここで報告しようかと思います。

 

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