Last Update 00-03-20

Heiny Meedar's Yamada Denki Ad Collection

ヘイニー・メーダーのヤマダ電機広告コレクション

(プリンタ購入編)


・今週のおすすめ

まずはスペックから

画像
(直リンク)

[photo]
型 式 EPSON PM-760C CANON BJ-F300
価 格 \22,180- \23,500-
解像度 1440*720dpi 1440*720dpi
インクタンク 黒+カラー一体 黒+カラー独立
インク色数 B+Y,M,C,LC,LM B+Y+M+C
ノズル数 32+32*5 48*4
I/F USB、IEEE1284 USB、IEEE1284
重量 5.2kg 3.7kg

と、本当に一長一短。

PM-760Cの長所は6色インクによる写真画質、対するBJ-F300は48ドットによる高速印刷と言えるでしょう。

あれほど悩んでいた独立インクタンクですが、友人T、友人W、そして読者の鈴木さんからアドバイスをいただきました。以下、ざっと紹介します。

・友人T

>エプソンかいなよ!そしたら僕のPM-700Cと交換しようぜ。

却下!

ちなみに、彼のホームページ、1000アクセス間近です。1000カウント目を当てた人は彼にメールを出そう。何かくれるかも...。

 

・友人W

> ちみにホームページを見ていたら3ヶ月前の私と同じ
> 悩みを持っているようだったので全然役に立たない
> けど参考までに。
> 1999年の暮れにわたしもF300 VS 760Cで悩みました。
> 結論から言えば760Cを買いました。
>
> それまではBJ620というちょっとマイナーなのを
> 使っていたのですが使用頻度が低いのも手伝って
> すぐにインクがつまっちゃう & 給紙のミスる頻度が
> 高くなって来てUSB化したかったというついでもあって
> 買う事にしたのでした。

> 760Cに決めた理由は実際に店頭でのDEMOを見ると画質が
> このクラスではEPSONの方に軍配が上がる事。と

> #F610 VS 770C だと同点かなって思うんだけどね。

> その前までCANONを使っていたので今度はEPSONにして
> みようというつまらない理由でした。(後、買うと決めた
> ときに目の前に在庫があったのも大きいかも)

> で、買った印象は
> 印刷のスピードは結構速い。
> まずまずの画質である。
> USBはトラブルレスで満足。
> 安っぽくてうるさいメカの音がいまいち。

> です。但し当然ですがF300との比較ではなくてBJ620と比較して
> います。値段相応の性能は得られているので不満はないですが
> まぁあの動作音が許せれば760Cで特に不満はでないかも。
> 店だと音はあまり気にならないんだけどねぇ。
> ちなみに静粛性を求めるならHPが良いらしいです。(でも画質は..)

39、でもメールを読んだのは買った後だった。スペックの比較から見ても写真画質では760Cにはかなわないよね。

 

・鈴木さんからのメール

> はじめまして、ヤマダ電機FUNのリンクからきました、スズキと申します。

> 実はわたしもBJ-F300かPM-760Cの購入に悩みました。
> PM-750Cを持っていたのですが、ノズルの詰まりを気にBJ-F300を購入しました。
> BJ-F300を選んだ最大の理由はノズルの交換がインク台込みで\5.000前後だからです。
> EPSONプリンターははノズルが詰まった場合、メーカー修理で最低、\8.000で修理期間
> は2週間とEPSONに言われました。
> また、ソフマップの店員に聞いたのですがPM-760CはインクこそPM-770Cですがノズルは
> PM-750Cと同様だそうです。つまり、いま持っているPM-750Cと同じ2世代前の古いプリン
> ターとなりますよね。

> そんなわけで、わたしはBJ-F300を購入しました。

鈴木さん、どうもです。参考にさせていただきました。ちなみに、ヘッドが一世代前だという話はスペックシートからもわかりますね。新ヘッドは、ノズル数が48ですね。

友人Wと鈴木さん、買い換えの動機が両方ノズルの詰まりというのが面白いですね。(しかも全く逆のパターン)

インクジェットプリンタのノズルのつまりは、機構上やむを得ない物ですが、ここでの両メーカーの考え方の差は歴然としています。詰まりを抑える方向に走るEPSONと、ヘッド毎交換する機構とするCANON。方向性としては、どちらも正しいのでしょうね、きっと。

ちなみに、ノズルが詰まった場合、アルコールを薄めた液に浸して超音波洗浄でもすれば直るのではないかと考えていますがどうでしょう。誰か実験してみます?

みなさん、情報ありがとうございました。

 

さて、結局私はBJ-F300にしました。理由は、スペック比較においてF300の方が高速そうな事、独立タンクはやっぱり魅力的な事、また、写真画質にはあまりこだわりがなかった事などです。写真画質が必要ならば、EPSONにしていたと思います。

 

購入時にも面白い事がありました。ヤマダ電機まで行くのが面倒だったので実家の近くにあるLAOX川越店に行ってCanonのヘルパーさんと価格交渉を行いました(販売価格24,800円)が、全く取り合ってくれない。

私:ちょっと遠いのですが、F300を熊谷のヤマダ電機で23,500円で売っていました。合わせてもらえませんか?

店員:出来ません。

私:(何だこいつはと思いながら)USBケーブルは別売りですか?

店員:無料でつけますよ。

私:じゃあ、同じじゃなくてもいいから24,000でどうですか?

店員:出来ません。

という事で交渉決裂。

えらく態度の悪い店員でした、が、自分のなりを見て気付いた。そのとき私は、「Hewlett-Packard」のシャツを着ていたのです。このシャツはHPに勤めている身内からもらった物で、もちろん非売品です。ははは..。どうりで店員が胸元をちらちら見るわけだ。プリンタにおけるライバルメーカのシャツを着て価格交渉するわけだから、うまくいくはずがないよね。(しかし、よく見てるなぁ)

で、ヤマダ電機で買いました。USBケーブルを付けてくれるとの事で交渉らしい交渉はナシ。あっという間に交渉成立でした。

 

さて、使ってみての感想ですが

・早くてうるさい(まさにキヤノン・サウンドですね、この音は。)
・軽い
・標準カラータンクでの画像出力は「こんなもんか」って感じ

 

やはり予想通りの結果となりました。

画像出力については最初から期待していませんでしたが、もう一歩のクオリティが欲しいというのが正直な所です。「新ドロップ変調技術」には期待していたのですが..。

 

最後に、私からのアドバイス。

・当たり前だが、割り切りが大切

今回は写真画質vs独立インクタンクのせめぎ合いでした。割り切れなかったら、迷わず最高級機をどうぞ。

・F300は、写真画質にする為にはあと5,000円必要

知ってた?

・F610は、隠れた名機?

6色インク+独立タンクが出来る最低ライン(実は迷った)。本体27,800+ヘッド5,100=32,900円です。

#ちなみに、あと4千円出せばF850が買えちゃいます。(だから割り切りが大切なんです)

・静粛性なら断然Hewlett-Packard(NEC)、この静かさは驚異的。(会社で体験済み)

PICTYも選択枝に入れておくべきだったかな..。

 

という事で、友人のみなさま、来年の年賀状、期待して下さい(笑)。