タイトル | : Re^3: 問題の神社は山田の六所神社でした。 |
投稿日 | : 2006/10/29(Sun) 01:34 |
投稿者 | : 管理人 <hasegawa@msb.biglobe.ne.jp> |
その後、パソコンによる精密な検討の結果、これまで書いてきた
謎の神社は必要なくなりました。これまで、東龍寺付近にあったは
ずの神社の位置を求めようとしていましたが、その位置を計算でき
ないで日にちが経過してしまいました。
しかし、ついに見つかりました。この神社の位置は、何と山田の
六所神社の位置でした。ここには現在、菅原道真を祭神とする神社
があり、比較的新しい神社と考えていたことが発見を遅らせてしま
いました。
比較的に解析の容易な佐渡の神社群の例から、それが正しいこと
がわかりました。その後の調査で、同様な神社群の構成は、佐渡、
見付(長岡を含む、小4群で構成)、上越周辺、十日町周辺にも見
つかりました。しかし、 田上の二つの神社を主とする神社群の構
成は、群を抜いて大きく、県下で最大の神社群を構成しています。
(神林村以北は検討中)
神社がそこに古くから存在したかどうかは、祭神や神社名、神社
の創建年度とは関係がないことがあるようです。六所神社かどうか
は別として、六所神社の位置に古代では県下で最も重要な意味を持
つ神社があったことは間違いありません。
この神社の位置は、福島の伊佐須美神社にまつわる神話に登場す
る、明神ガ岳-->御神楽岳を結んだ線の延長線上にあります。
しかも、今回新しく発見した六所神社の位置は古代の神社群の構
成要素を持っています、同様な構成を持つ神社群は羽生田の土生田
神社(旧位置)周辺にもありました。(古代の神社群構成とは、今回
発見した、決定的な神社群の構成要素で、四ヶ所の神社位置によっ
て特定の方位を示す神社群の構成です。)
これまでの調査で、現在人口の密集している町域を除いて、新潟
県下にあるほとんどすべての神社位置を理由をもって説明できるよ
うになりました。神社の位置は勝手に決めたものではなく、精密な
測量技術とシステム的な感覚で配置されたことは間違いありません。
まさに、古代に宇宙人がいたと思うほどの驚きです。