タイトル | : 田上の神社について |
投稿日 | : 2006/09/15(Fri) 07:49 |
投稿者 | : 管理人 <hasegawa@msb.biglobe.ne.jp> |
田上には羽生田にある土生田神社が927年に作成された延喜式
の内社に指定されています。小学校近くの神社ではなく、線路の近
く諏訪にある明神社の位置にあった神社です。
一つは消滅してしまいましたが、橋田にも、同じ式内社、中山神
社と宇都良波志神社の二つがありますが、専門家はその神社を延喜
式内社と比定したことに疑念を持つ意見もありました。その疑念を
払う目的で調査した結果は私も驚く結果が出ました。
田上周辺にある神社は橋田にある二つの神社と関係が深く、山岳
宗教の古い影響を受けていることや、無造作に見える神社位置のほ
とんどに理由をつけて説明できるようになりました。(古い神社
に限る)
また、現在東竜寺脇にある小社「金刀比羅神宮」の位置にあった
神社は、古代では土生田神社よりも重要な位置を占める時期があっ
たことも明確になりました。さらに、千狩にある神社も、重要な役
目をしていたのです。それらの神社は蒲原平野の広い範囲に渡って
影響を与えていたのです。
詳細は後にホームページで紹介する予定ですが、神社の位置は過
去の歴史を語る動かしてはならない重要な文化遺産と考えています。
後世までそれが大切に保存されることを望んでいます。
また、この意見に対する皆様のご意見をお待ちしています。