タイトル | : Re^2: ポイ捨て |
記事No | : 752 |
投稿日 | : 2007/01/29(Mon) 10:56 |
投稿者 | : yyでrふhfcvbけg |
ダイオキシンは人類(じんるい)が生(う)み出(だ)したなかで、史上最悪(しじょうさいあく)っていわれる猛毒物質(もうどくぶっしつ)。ベトナム戦争(せんそう)のときにまかれた枯(か)れ葉剤(はざい)に入(はい)っていたことでも有名(ゆうめい)で、このときはベトナムの人達(ひとたち)のあいだに大(おお)きな被害(ひがい)をもたらしてしまった。 このダイオキシンが、最近(さいきん)では、さらにもっと悪(わる)い働(はたら)きをもっていることがわかってきたんだ。
1960年代(ねんだい)、アメリカで、ワシの80%がこどもを産(う)めなくなり、続(つづ)いて、1970年代(ねんだい)には、カナダのカモメのヒナの80%が死(し)んだり、大量(たいりょう)の奇形(きけい)が生(う)まれるといった異常(いじょう)が起(お)きていることが発見(はっけん)された。さらに、1980年代(ねんだい)になると、アメリカのフロリダでは、ワニが卵(たまご)からほとんどかえらなかったりということもおこったんだ。そのほかにも貝(かい)や魚(さかn)のメスがオスになってしまったり、いろいろな現象(げんしょう)が起(お)きてきた。 当時(とうじ)は原因(げんいん)がぜんぜんわからなかったんだ。でも、その後(ご)の研究(けんきゅう)でダイオキシンが原因(げんいん)だということがわかってきた。じつはダイオキシンはほんの少(すこ)しの量(りょう)でもこんなことを起(お)こすんだよ。たとえば、貝(かい)の例(れい)では50メートルプールに一滴(いってき)たらしたぐらいの量(りょう)でも、メスのオス化(か)がおこったんだ。 これは、ぼくたち人間(にんげん)も例外(れいがい)じゃない。いま男性(だんせい)の精子(せいし)の量(りょう)が20年前(ねんまえ)と比(くら)べて半分(はんぶん)に減(へ)っていて、これが進(すす)むと、ぼくたちは子孫(しそん)を残(のこ)せないってことになってしまう。「人類(じんるい)が滅亡(めつぼう)する」ということになってしまうかもしれないんだ。 ダイオキシンはどこから生(う)まれるんだろう。 まだ全部(ぜんぶ)わかっているわけじゃないんだけれど、ゴミを燃(も)やしたときの煙(けむり)や灰(はい)にたくさんふくまれているんだ。この煙(けむり)や灰(はい)が水(みず)や土(つち)を汚染(おせん)し、魚(さかな)や草木(くさき)や動物(どうぶつ)を汚染(おせん)して、そして最後(さいご)にぼくたちも汚染(おせん)されるのです。 しかし、日本(にほん)ではダイオキシンについての対策(たいさく)はほとんどされていないんだ。
(写真(しゃしん):グリーンピース・ジャパン提供(ていきょう))
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