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時期・場所 1999年12月 アメリカ・サンフランシスコ空港
被害者 投稿者本人
手口 サンフランシスコでの事件簿が目立ってますが、
わたしも同様に寄付のボランティアを装って近づかれ、
見事にやられたことがあります。

他の方の事件簿にもありましたように、
「ひとり」で通りがかった「若目」の気の弱そうな「男の子」見られたのでしょうか。
まったく同じ手口でしたね。

そいつは表に日本語、裏に英語で書いたノートを持っていて、
なにやらよく目にする「世界の恵まれない子供たち」 の写真を貼っていました。
そこで、日本語のページの書き出しに、「われわれは世界が平和になり、
寄付された金銭のすべてが恵まれない どうたらこうたらーー
(4年ほど前なので内容は覚えてません。)」って書いてあり、
そいついわく「とりあえず署名なんだ、サインをくれないか」って言ってきました。
日本人の名前が5、6人あったので何の不信感もなくサインをしてしまいました。

すると、態度が豹変・・ 裏返して、そこには、、、英語で
「この署名は私たちが当方に$50を支払ったということを証明するものであります」
って書いてあったかな。 金額は覚えてませんが。

サインをしてしまうという大失態をやってしまい、途方にくれた僕は、
「んなもんもってへんわ」って英語で言い、すると そいつは
「近くにATMがあるから下ろしなさい。」ってナメたことを言いました。

しかしサインをしてしまった以上、不利になってしまったことは わかってました。
クチャクチャって消すことを試みた次の瞬間、
複写式という絶望感に浸ってしまい、「とにかく$5しか持ってへん!」って
英語で言って切り抜けました。


同様の手口・
注意する点
4年たっても記憶に残っているのは、手口が巧妙だったこと。

凄かったです。言い逃れとして「日本行きの便まで時間がないから諦めてくれ」 って
いうと「日本行きの便は今日はこの1本だけ。2時間半もあるよ。心配するな」って。

あれからかなぁ、アラビア系の人が大嫌いになって しまいました。
そういえば、そこを「時間がない!」って言って切り抜け、
$5を手渡して立ち去った後、やっぱり時間をもてあましてウロウロして いたら、
またそいつが声をかけてきて「おい、お金はできたか?」って言ってきましたね。
「お前は借金取りか!」って怒りました。

そのあと、ゲートに向かう途中でマジもんの赤十字のおばちゃんに出会い、
donation please」って言われて、生き残った小銭の一部を寄付しました。

当時にしては高い授業料やったと思われます。
それからというものの、見知らぬ人でも、日本人らしき人が捕まっていたら
怪しいけど、空港では助けてあげてます。

空港ももっと取り締まってほしいですね。