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場所 イタリア・ローマのテルミニ駅周辺
被害者 旅人の話
手口
ローマのテルミニ駅周辺を歩いていた時
数人の子供が近づいてきた。
そのうちの一人が広げた新聞紙をいきなり被害者の顔に近づけた。
目隠しをされた状態のまま、あっけにとられていると、
囲まれた子供たちにポケットの中をあさられ、
財布などを持っていかれた。
そのうちの一人を捕まえたが、
そいつは財布を持っていなくて見つからずに終わった。
同様の手口・
注意する点

ローマのテルミニ駅周辺は治安のよくない場所の一つ。
駅周辺に限らず、イタリアの特にローマ市内は
スリ、引ったくりの被害が絶えない。

子供のグループはバックに大人がいて、
その指示によりチームプレイで行動をしている。
新聞紙で目隠しをする係、右のポケットをあさる係、
左のポケットをあさる係、盗んだものを受け取って逃げる係、
そしてわざと捕まる係。
ほぼ以上のように役割分担ができている。

さらに財布を狙うのではなく、
ポケットに入っている物ならとりあえず全て盗んでいく。
あとでいるものだけを盗み、あとは捨てる。

ポケットには極力、金目の物は入れないようにする。
また、観光地へ向うバスや地下鉄は
神業のテクニックを持ったスリの絶好の仕事場になっている。
7〜8人にグループの全員が財布をすられた話もあるので、
集団の場合は特に気を抜かないように。