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時期・場所 | 2002年6月末 イタリア・ローマ |
被害者 | 投稿者本人 |
手口 | ローマについて初日、徒歩で有名な遺跡群を巡っていました。 お昼前にベルニーニの「4大河の噴水」で有名なナヴォーナ広場に行った時のことです。 素晴らしい彫刻や噴水をデジカメにおさめ、一緒に行っていた 奥さんが一瞬私から離れた時に奴らはやってきました。 私に近づいてきたイタリア人らしき男が、 日本語で「ナカタ、イナモト」と言いながらハイタッチを求めてきました。 イタリアで聞いた日本語が初めてだったので、 思わず反応してハイタッチしてしまいました。 その後、「ナカタ、イナモト、トモダチネー」と言いながら左手をつかまれて 薬指に紐を巻きはじめ「おいおい、頼んでないよー(英語)」と言ったのも 無視しど んどん編み上げて 結局抵抗するのもむなしく左手首にミサンガをまかれてしまいました。 その後、仲間らしき男が一人やってきて 「フィニット(終わった)、25euro、25euro」とお金を要求しているのです。 こんなの頼んでないよと騒いでも言っても後の祭り、 ここでトラブルに巻き込まれ (すでに巻き込まれているが・・。) 楽しい旅行が台無しになっても困ると思い、 勉強代として25euro払うと、更に「more 25euro」と言ってきたので 知るかボケ!と言って逃げようとすると、 もう一人の男が私の奥さんに「サービスネ」と言って ミサンガを巻きつけようとしたため、奥さんの手を握ってダッシュで逃げました。 |
同様の手口・ 注意する点 |
今考えると、この広場にいた日本人に 「怪しいミサンガ売りがいるから気をつけたほうがいいですよ」と言われていました。 しかし、そのイタリア人達がミサンガ職人とはわからなかったため、 安易な行動に出 てしまいました。 それから8日間イタリア各地を旅行しましたが、 日本語で話しかけてくる外国人に対しては完全無視。 同じくローマでのスペイン広場でも「ナカタ」と言ってきたので、 思いっきり睨み付けてやりました。 というころで、旬のネタを使って(しかも日本語で) 近づいてくる外国人には要注意 ということを 25euroの代償を払って勉強させてもらいました。 |