ブラウザの「戻る」をご利用ください
時期・場所 | 1999年3月 パリ プランタン前 |
被害者 | 投稿者の家族 |
手口 | 夜9時半ごろ、細道のレストランから出てプランタン前あたりで 地下鉄の入口を探していました。家族4人(両親と20代の兄・妹)で少し きょろきょろしていると、突然”Cigar!Cigar!”と言いながら男の人(白人では ない)が2人走ってきて、父と兄にまとわりつき、”Sir,Cigar!Cigar!Sir!” と言いながらあつかましくも父と兄のコートのポケットに手を突っ込んできました。 父はすぐにスリと気づいてポケットを死守したのですが、兄は戸惑っている 間に内ポケットまで手を入れられていました。幸い財布には手が届かず、何も盗 られなかったのですが、嵐のようにやってきて嵐のようにポケットをあさり、 嵐のように去って行ったという印象でした。 |
同様の手口・ 注意する点 |
側にいた母と私には見向きもせずに父と兄を狙ったところを見ると、お金は男が 持っているとふんでやっているようです。 彼らが去って行ってから、たまたま居合わせて一部始終を見ていたおじいさんが、 フランス語でしきりに何かを話してくれたので、 おそらく「彼らはスリだったんだよ!ぼけっとしてちゃだめだろう!!」とか そんな内容だったのではないかと思います。 こういうときには周りの人も本当に見ているだけです。やはり自分の身と物は自 分で守るのが大前提だと思います。 また私は彼らがポケットをあさっている間、何度か「叫ぼうかな」と考えました が、もし相手が凶器を持っていたらと思うと怖くて叫べませんでした。 |