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時期・場所 モロッコ・ラバト 1996年3月
被害者 投稿者本人
手口
仲間3人で街を歩いている時に、
現地の男が日本語で親しげに話しかけてきた。
「スキヤキ」「ドラエモン」など日本の事で知っていそうな単語を連発する。
面白い外人だと思って、「他に何を知っている?」と聞くと、
「ジュードー、ジュードー」言うと同時にじゃれてきて、
冗談ぽく「オオウチガリ」とか柔道の技の名前を連呼しながら、
腰に手を回して、おふざけで技をかけてきた。
一緒になってしばらく柔道ゴッコをした後に、
男は去っていった。

その直後、後ろのポケットに入れていた財布を
盗まれているのに気がついた。

同様の手口・
注意する点

柔道の技をかけるフリをしながら、
実はポケットの財布を狙っている
まさに「技あり」な手口。

この他にも「カラテ、カラテ」と言いながら
組んで来たものもいると、情報を得た。

後ろのポケットに入っているものは
プロのスリは気が付かれないように、上手に持っていくので
海外では何もいれない事をお勧めします。