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時期・場所 ハンガリー、ブタペスト
被害者 旅人の話し(「ウイーンの森の散歩道」より)
手口
 場所はブダペストの地下鉄M1 Bajcsy-Zs.utの近く、
歩き方に載っているレストランBohemtanya(ここに行こうとした)の近く、日曜の昼でした。
 まず、1人の若造が「英語、話せる? ハイアットに行くにはどうしたらいい?」と聞いてきます。
いつもは無視するのですが、旅の疲れあるいは、風呂上りだったためか、間が差し、相手をしてしまいました。
 と、その時、2人連れの男が身分証明書みたいなものを見せつけ、
「警察だ! パスポート、チェック! 金を見せろ! ここで、大量に外貨が盗まれている!」と言いながら、
裏道に僕達を追いやります。
「言うことを聞かないと、ポリスに連れていくぞ!」と言うし、
抵抗したら、恐い!と思い、従ってしまいました。ここまで来たらどうしようもありません。。。

財布の中身を盛んにチェックしてきました。1回目は確かめることは出来ましたが、
2回目のチェックの時に、ドル、マルク、円をすったようでした。
手口が鮮やかだったので、この時は気がつかず、
後で財布を確かめたら、フォリント以外なくなっていました。
(フォリント札は非常に大きく、外貨が隠れてしまいます) 
同様の手口・
注意する点
パスポート、カードなどは無事で、被害も2万円と、多額でも、小額でもない金額でしたので、
今回はいい経験ができたという感じかな??

 この晩、歩き方にも載っている日本レストランJAPANに行った所、
聞き上手な店長さんのお話しでは、ここに来店する皆さんが被害に遭っているとか? 
店長さん自信も6回経験があるそうです(もう、慣れてきたとか?)
ちょうど来ていた2人連れの女の子もカード入りの財布ごとすられちゃった様でした。
このお店でも、客の振りをして店に入って、鞄を持っていくそうです。

 あっ、そうそう、このレストランに行く途中でも、背後に気配を感じて振り向いたら、
わざとらしく、靴の紐を結んでいる男がいました。

 ハンガリーの日本語情報誌「パプリカ通信」にも、
すり、スキンヘッド(有色人種を襲うそうです)に注意してくださいと書いてありました。
2000人が活動しているとか?
 その中には要注意レストラン、バーも書いてありました。
店の名前は、
   Muskatli Espresso,
   Fontana Cabaret,
   Aranybarany Restaurant,
   Tropical Bar,
   Pigalle Bar,
   Dreher Halaszcsarda,
   Labirintus,
   Mephisto,
   Piccolo Bar,
   Mizrah Cafe,
   Waikiki Restaurant,
   La Luna Ba です。

 ブダペストはいい町で、ハンガリー人もいい人達ですが、治安は良くないようです。皆さん、注意しましょう。